
11月6日(日)の早朝5時。私は眠い目をこすりながら車を運転して相模湖に向かった。朝の7時からライフセービングの練習会があったからだ。到着するとすでに練習が始まっていた。クロールなんて小学校以来まったくしていない。息継ぎに失敗して水を飲んでからというもの、恐くてもう二度とやらないと決めていた。そんな自分がいまプールに入っている!正直とても恐かったが、「いま目の前でもし人が溺れていたら・・・」という思いが自分を押し出し、25m×30本の目標を達成することができた。
ライフセービングとの出会いは、先月、研修でオーストラリアに行ったときだった。安息日の午後ビーチに行くと、そこにライフセーバーの像がたっていたのだ。beehiveミニストリーのチャプレンとして働き始めてから1年半。若者の心に響く、明瞭なコンセプトを探していた。この日、神の導きによって、私の中に一条の光が差し込んだのだ。
帰国するなり、ライフセーバーを目指す人を応援するグループを見つけ、説明会に行き感動した。
「ライフセービングは誰もが参加できる活動である。たとえ泳げなかったり身体的ハンディーキャップがあろうとも、社会奉仕と博愛の精神に基づき、人命救助の為に活動すること、すなわちそれがライフセービングである。 」(日本ライフセービング協会 SURF LIFESAVING TEXTBOOK より引用 )
「泳げなくてもいいの?!」とまずびっくりした。そう、ライフセービングは必ずしも泳ぎの得意な人だけがやるものではなかったのだ。海岸のゴミを拾ったり、迷子の子供を保護したり、強風で飛ばされたパラソルやシートをキャッチしたり・・。というように、“それぞれの賜物を活かして”人命救助のために活動すること。それがライフセービングだったのである。
そしてさらに、
「ライフセーバーは、とっさの時に100%の力を発揮できるよう、健康管理に気をつけます。暴飲暴食、喫煙、飲酒も控えます・・・。」
どこかで聞いたことある言葉ばかり・・・分野は違っても、コンセプトは同じではないか!!
先ほどの練習会の続きだが、実は土日と二日間にわたって行われていたのだが、前日は25mを100本も泳がされたとか・・・。それを聞いて青ざめた。彼らの情熱はどこからくるのか。それは、「目の前で溺れている人の命を救う!」というただ一つの目的から。この明確な目的が、彼らに過酷な訓練を乗り越える力、節制の力、そして理性をも与えている。
聖書はわたしたちクリスチャンも、日々トレーニングを怠ることの無いようにと言っている。
「あなたがたの抱いている希望について説明を要求する人には、いつでも弁明できるように備えていなさい。」(1ペテロ3:15)
そのための原動力、情熱はどこから得られるか。それは、「人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」(ルカ19:10)という、確固たるイエス・キリストの目的だ。
“SAVE”という言葉には、「罪から救い出す」という意味がある。それゆえに、我々は救い主、イエス・キリストのことを“SAVIOR”と呼ぶ。
究極の“SAVIOR”はイエス・キリスト。
私たちはそこへ導く “Lifesaver”(人命救助者)なのだ!
自分に与えられている賜物を磨くことを怠らないようにしよう!
なぜなら、目の前にいる人の命がかかっているからです!!
「あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。」(1ペテロ4:10)
東京 柴田 寛
ライフセービングとの出会いは、先月、研修でオーストラリアに行ったときだった。安息日の午後ビーチに行くと、そこにライフセーバーの像がたっていたのだ。beehiveミニストリーのチャプレンとして働き始めてから1年半。若者の心に響く、明瞭なコンセプトを探していた。この日、神の導きによって、私の中に一条の光が差し込んだのだ。
帰国するなり、ライフセーバーを目指す人を応援するグループを見つけ、説明会に行き感動した。
「ライフセービングは誰もが参加できる活動である。たとえ泳げなかったり身体的ハンディーキャップがあろうとも、社会奉仕と博愛の精神に基づき、人命救助の為に活動すること、すなわちそれがライフセービングである。 」(日本ライフセービング協会 SURF LIFESAVING TEXTBOOK より引用 )
「泳げなくてもいいの?!」とまずびっくりした。そう、ライフセービングは必ずしも泳ぎの得意な人だけがやるものではなかったのだ。海岸のゴミを拾ったり、迷子の子供を保護したり、強風で飛ばされたパラソルやシートをキャッチしたり・・。というように、“それぞれの賜物を活かして”人命救助のために活動すること。それがライフセービングだったのである。
そしてさらに、
「ライフセーバーは、とっさの時に100%の力を発揮できるよう、健康管理に気をつけます。暴飲暴食、喫煙、飲酒も控えます・・・。」
どこかで聞いたことある言葉ばかり・・・分野は違っても、コンセプトは同じではないか!!
先ほどの練習会の続きだが、実は土日と二日間にわたって行われていたのだが、前日は25mを100本も泳がされたとか・・・。それを聞いて青ざめた。彼らの情熱はどこからくるのか。それは、「目の前で溺れている人の命を救う!」というただ一つの目的から。この明確な目的が、彼らに過酷な訓練を乗り越える力、節制の力、そして理性をも与えている。
聖書はわたしたちクリスチャンも、日々トレーニングを怠ることの無いようにと言っている。
「あなたがたの抱いている希望について説明を要求する人には、いつでも弁明できるように備えていなさい。」(1ペテロ3:15)
そのための原動力、情熱はどこから得られるか。それは、「人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」(ルカ19:10)という、確固たるイエス・キリストの目的だ。
“SAVE”という言葉には、「罪から救い出す」という意味がある。それゆえに、我々は救い主、イエス・キリストのことを“SAVIOR”と呼ぶ。
究極の“SAVIOR”はイエス・キリスト。
私たちはそこへ導く “Lifesaver”(人命救助者)なのだ!
自分に与えられている賜物を磨くことを怠らないようにしよう!
なぜなら、目の前にいる人の命がかかっているからです!!
「あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。」(1ペテロ4:10)
東京 柴田 寛