あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。そして、見つけたら、喜んでその羊を担いで、家に帰り、友達や近所の人々を呼び集めて、『見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください』と言うであろう。(ルカ 15:4〜6)
出会いって、いいものだなと思います。
朝、今日はどんな出会いがあるのかな?と、期待して一日が始まります。
夜、今日はどんな出会いがあったかな?と、一日を振り返ります。そして、出会いがひとつもなかったと感じる一日であれば、とても寂しいですし、むなしさを覚えます。
私にとって出会いは、とても大切なものです。それが人生の目的であり、生きている証でもあります。
人は、一度の出会いで傷つくと求めることを恐れてしまいます。けれども、求め続けていくもの、それが出会いではないでしょうか。傷ついても、傷つけられても、求め続けていかなければなりません。それが出会いです。救いは、いつも出会いから始まるからです。
イエス様は、出会いを求めて捜し回られる方です。イエス様は、見失った一匹を見つけるまで捜し続けられます。そして、必ず見つけ出してくださいます(ルカ15:4〜6)。
出会いの中には、すばらしい出会いもありますが、もうこの人とは会いたくないという出会いもあります。けれども、求め続けていきたいと思います。もうこりごりだと思うときこそ、出会いを求めて祈ります。イエス様は、必ず、見つけ出してくださいます。
山口 平賀和弘
(No.64.08,09,13.防府教会牧師室便りより)