宮沢賢治の美しい文章は
じっくりと日本語を味わうように
わらべ歌や囃し言葉、
ひとや狐の子の会話は、英語を交えて
ラボライブラリーの音楽を背景に読みました。
お客様の中に琴奏者の方がいらしていました。
その近くに親子連れのお客様がいらして、お子さんは2歳くらいの男の子。小さなひとは、とても率直に感じたことを声で身体で表します。
琴演奏家のかたのご感想を抜粋します。
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大人にとっても時間が巻き戻るような懐かしい、いい時間でした。「雪渡り」のとき、隣の小さい男の子にとってはまだ言葉的に難しい物語りだったのでしょうけれども、「しみゆきしんこ、かたゆきかんこ」(だったかな?)のところでは小さい手をウニウニしながら拍子をとっていて、あー、こうやって少しずつ新しい言葉を刻み込んでいくんだな~と思った次第です。
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ほかのお話は聞くのが少し大変だったけれど、
一番長い、30分はかかった、宮沢賢治の『雪渡り』を聞けたようだったのです。
拍子をとって手をウニウニ。
素敵だなあ。
囃し言葉やわらべ歌が、この子の気持ちを掴んで、耕したかもしれません。
そんな素直な様子を安らかに見守りながら参加してくださるお母様や
親子さんの間近で、心を動かして下さる大人のかたも素敵。
どちらも輝いている。
こんな時間をまた作りたいと思っています。
さてさて、わらべ歌囃しうたは、英語ではナーサリィライム、マザーグースといいます。
ラボ・パーティでは、絵本とマザーグースをたっぷり楽しみますよ。
来月2月22日(金)猫の日 から3日間。
鴻巣駅前カフェ箱庭さんで「猫の文化祭」があります。
ラボ石井あつこは
猫の英語絵本カフェをしますよ。
マザーグースを歌って遊びます。
2月22日 11:30 〜 12:30. カフェ箱庭2階
お問い合わせはコメントで。