この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

その体験にどういう価値があると言うのか?

2011-06-14 18:51:46 | つれづれ記
やはりAKB48のことを話そう。
このたびAKB48の総選挙が終わった。今回3回目だが、前田のあっちゃんが1位に復活して、大島なんとかちゃんが2位に落ちたという。
また、板野ともみちゃんが7位から8位へ落ちたらしいが、基本的にはどうでもいい話だと思っている。
いや、むしろ困った現象ではないかと、もの申したいところである。

今回の総選挙でTBSだったかが街頭インタビューを行っていた。
答えた若者が、一見10代に見えたのだが、内容からはもう少し年配だったはずだ。
彼が、今回のAKB48の総選挙で、CDを二百枚の買ったと答えていた。
一枚1600円だから、合計32万円という途方もない金額になったことは本人も語っていたが、これまでにAKBにどれだけお金を使ったか?という質問に、「小さなマンションを買えるくらいかな」と返事をしたのには驚いた。

人の趣味にとやかく言えないというのは師匠からの教えだが、しかしこれはちょっと黙っていられない。絶対に彼らは、秋元康に、もしくは商ビジネスに、踊らされている。
もちろん本人は今、これでいいと思っているのかもしれない。それはそれでいい。しかし、遠からず後悔することは目に見えている。もしずっと後悔しなかったとしても、それは彼の人生の問題だ。

今、CDがインターネットの普及で売り上げが伸びず、業界は四苦八苦していることは誰でも知っている。その挽回のための秘策だし、アイデアとしてはなかなかのものだ。
前田のあっちゃんが1位になろうが、2位になろうが、彼らには、根本的になんのメリットもない。にもかかわらず、「あっちゃん命」と、のめりこむ気持ちがまったくわからない。
どうでもいいような容姿の、どうでもいい子たちではないか。
「蓼食う虫も好き好き」と言うから、じゃあ、おまえの奥さんはどうなのかと言われては困るので、深く追求しないが、もっとお金は大事に使いなさいと諌めるだけである。

ピンクレディーが復活コンサートを行って、8000人だかが集まったという話だが、インタビューを受けていた50過ぎのおじさんたちが衣装まで合わせて嬉々としていたり、ダンスを覚えているのを自慢しているのを見て、おまえたちの人生は止まってしまったのかと言いたかった。
この幼児性はある時期に脱皮しなければならないはずのものだと思うし、逆にそれを自慢しているようでは、世も末ではないか。
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