この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

「のようなもの」

2022-11-03 08:47:47 | 酒よ!
痛風「のようなもの」になった。以前から「痛風様」と表現しているやつだ。
普通、痛風の発作は右足の拇指が真っ赤に腫れて、風が吹いても痛いというのが一般的である。
わたしの場合は尿酸値も低い(はずだ)し、腫れて痛む場所が違うので、痛風とは思わないようにしている。
お盆のウークイ(送り火)のあたりからである。左足が痛み、ほどなく右足に移った。土踏まずが痛み出し、かかとに広がり、やがて足首まで腫れてきた。
8月25日になると限界を超えたので禁酒した。痛みがほぼ消えたので10月2日に解禁した。

振り返ってみれば、昨年11月の中旬から「のようなもの」に罹り、11月26日から寝たきりになっている。幸い4、5日で床上げできたが、10日間は外出できなかった。
また、一昨年の2020年にも、8月初めごろから「のようなもの」になって、8日から10日までの3日間寝たきりになっている。
ということは、ビタミンCやタマネギを食べていながらも、毎年のように「のようなもの」を発症しているのだ。
その度に少なくとも1ヶ月。長くて3カ月はお酒を止めざるを得ないところに追い込まれる。

今回の闘病中に、「横山やすし夢のなごり」(古川嘉一郎著)を再読した。
天才漫才師と評された横山やすしを綴ったものだが、実像以上にうまく描けているように思える。(本人とは全く面識はない)この本を下敷きにしたTV番組が最近放送されていたから、ご覧になった方も多いだろう。
酒を止められず、飲んでは何度も不始末を起こす。結局、吉本興業をクビになり、とうとうアルコール性肝硬変で亡くなった。享年51。

取り上げたのはその中身についてではない。
この横山やすしが痛風になったという記述がどこにもないことである。おそらく痛風に罹ったことはないのだろう。
人によって痛風に罹る人と罹らない人がいるのかもしれない。
わたしは前者の方らしい。しかし、わたしが横山やすしのようだったら、同じように肝臓を悪くしていたに違いない。痛いから酒を止める。その間、肝臓が休まる。依存症にもならない。
一病息災のひとつと考えよう。

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