苦闘する大谷翔平

昨日（8日）の朝、エンジェルスのマドン監督解任というニュースが飛び込んできた。34年ぶりの12連敗の責任を取らされた形である。
今さらながら大リーグの非情さを思い知らされた気がする。
このことについて大谷翔平は、成績不振は「監督だけのせいじゃない」として、「申し訳ない」というコメントをしている。
大谷翔平らしいね。
大谷翔平もなかなか調子が出ない。このままでは大谷翔平すら安泰とは言えないかもしれない。
昨シーズンの活躍は予想外の活躍だったが、今の不振の姿も予想外のことではないだろうか。

最近、審判のストライクの判定に「ノー、ノー、ノー」と不満を表すシーンが多くみられ。
いつだったか、二刀流で登板した時だ。
審判に低めのボールをストライクと判定されて三振になった。その裏、ピッチャーに立つと「これがストライクか！？」とでもいうように執拗に低めのボールを投げていた。
相手チームの選手と戦わず、審判と喧嘩をしていたのだ。
結局、調子が狂って途中降板となった。

大谷翔平の現在の「マンダラート」には審判へのリスペクトというのは無くなったのだろうか？
高校時代の「マンダラート」にはそれはあったはずだ。
ボールの判定にビデオ判定はない。たとえ誤審だったとしても覆ることはないのだ。
それなら無駄に戦わないで欲しい。
大谷翔平にフィジカルトレーナーはいっぱい付いているようだが、メンタルトレーナーも必要だと思う。
打席に臨んだ時の心理や、スランプ時の対応など、メンタル面でのアドバイスが欲しいと思う。

大谷翔平が打てないと元気がなくなる。ピッチャーで勝てないと食事もまずい。日々がつまらない。
能力があることは十分証明されているのだ。ただ、スランプ脱出のきっかけをどう掴むかだけだろう。
苦闘する大谷翔平に寄り添って、今しばらくわれわれも苦悩しようか。