ウクライナは負けない

米国の軍事専門家デビット・ペトレイアス氏が「ロシアはウクライナに勝てない」と言っている。たとえキエフの首都を陥落させることができたとしても、維持することはできない。そのために必要なロシア軍の兵数が足りないと言うのだ。
確かに、首都攻撃にしても遅々として進んでいない。
正義のない侵略に反対するものは多けれど協力するものなどいないのだ。ロシア兵も騙されてきていることが暴露されている。戦意が上がるはずがない。
だから接近戦なとはとてもできない。ミサイルなどの飛び道具に頼っているのだ。

もし首都が陥落してもウクライナ政府や兵士たちはゲリラ戦に入るだろう。そうなると戦闘はずっと続き、終わることはない。
世界各国から1万6000人余の志願者が続々集まっているという。ウクライナ側の戦意は高いのだ。
長期戦になったらプーチンは困る。長引けば長引く程プーチンは追いつめられるだろう。
気軽に侵略を始めたのかもしれないが、当初の計画通りには行っていない。誤算は大きい。
プーチンはその泥沼から容易に抜けられなくなっている。
手を出したことを必ず後悔するだろうが、今さら後悔しても遅いよ。滅亡まで行きなさい。

市民を避難させるための「人道回廊」を設けることに合意したはずにもかかわらず、ロシア側が攻撃を止めない。
ロシア側はウクライナ政府を追いつめるために民間人を盾に取っているのだ。まったく卑怯な話である。
この戦争（売られた戦争だが）は間違いなく長期化する。そうなれば、ロシア経済は悪化し、全世界からも非難を受けるだろう。ロシア国民には得るものは何にもない戦争なのである。
ロシアの滅亡かプーチンの滅亡かの二者択一だ。
どう生きていくかはあなたたちロシア国民の手の中にあるんだよ。