この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

資源を無駄にしてませんよ

2021-12-23 12:35:05 | SDGsかな?
ビールや酎ハイの空き缶がたまったのでカミさんが「いつ行くの」と聞いてきた。
曙町に三和金属というアルミ缶を引き取る会社がある。ベランダが一杯になったのでそこに行って欲しいということだ。

昔アルミ缶は当たり前に資源ごみに出していた。
すると皺くちゃのばあさんが近所に網を張っていて、アルミ缶が出るとかき集めて、後で息子らしき男が車で回収に来るのをよく見かけた。この辺一帯を縄張りにしているようだった。
ある日カミさんが出しに行ったら、「姉さん、くまんかい(こっちに)」と、そのばあさんに言われたらしい。
気の弱い彼女は資源ごみの抜き取りは違法だと怒りきれず、言われるままに渡したらしい。
それがよほど悔しかったのかプンプンしながら帰って来てわたしに怒りをぶちまけていた。

その後スクラップに持っていくことにした。カミさんも一緒に何度か行った。
ところが、新型コロナの蔓延でアルミ缶の買い取り価格が安くなっていた。中国経済の事情らしかった。
2020年6月17日に行ったのが最後で、90円/kgと一番安くなっていた。
面倒だし体裁も悪いのでまた資源ごみに出すようになった。もちろんわたしが出しに行くしかない。
資源ごみの日は市の清掃業者も抜き取りを警戒して早めに来るが、あまり早く出すと抜き取られる恐れがあるから7時40分頃ぎりぎりに持って行くようにした。
やはりその頃から採算が合わなくなったのか、それとも自衛する家庭が増えたためか、資源ごみ抜き取り集団を見かけなくなっていた。

そんな日が続いていたが、息子から自分が持って行くからと言い出してきた。
確かに彼はひと晩に6、7本の酎ハイ等を飲んでいてその数は半端じゃなかった。一週間で450ℓのポリ袋がアルミ缶で一杯になっていたんじゃないだろうか?
今回たくさん溜まったが一向に息子に行く気配がない。ベランダがいっぱいになってカミさんの機嫌が悪くなったので、仕方なくわたしが行くことにしたのだ。

車の後部座席を倒して積み込み、助手席にも大きな一袋置いて合計8袋になった。10時半ごろに着いたが、ホームレスのおっちゃんたちは見かけなかった。そのかわりPTAの関係者と思われる人がいた。
スクラップ価は210円/kg。高騰していていい値段だった。15kg3,150円をわたしの小遣いにすることにした。

めでたく息子アルミ缶出す人、わたし小遣いもらう人となった。

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