この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

ペットを助けられなかった日航機事故

2024-01-08 13:50:00 | 意見がありますけど
日航機と海上保安庁の双発機の事故で、日航機の乗客は無事に避難できたが、預けられたペットの命は救えなかったという報道があった。
これに対して、フリーアナの笠井信輔が海外の航空会社ではペット同伴可能な会社もあるとして、《始発便の最後列・数例のみ1人分の追加料金徴収など条件を定めて、日本でも試験的に始めてみては、どうでしょうか?》と投稿したことに対し、女優の石田ゆり子の投稿が炎上しているという。
なんで?と思った。

FLASHの記事を読んでみると、
彼女は、《いろんな意見があると思いつつも家族同然の動物たちを機内に乗せる時、ケージに入れて機内に持ち込めることを許して欲しいです。災害時、非常時には、モノとしてではなく家族として、最善を尽くす権利を…。生きている命をモノとして扱うことが私にはどうしても解せないのです。》と述べた。

それに対し、《JALの職員さんたちの努力に泥を塗らないで》《動物が苦手、アレルギーがある人のことを分かっててのその発言ですかね》《貨物室とはいえスーツケースと一緒のところではありません》との批判が殺到したらしい。
そのことについて、石田ゆり子は《ものすごくびっくりしました》と述べ、《でも、私はそれでもいいと思ってます。人命より動物が大切なのかといわれたり、アレルギーが、と言われてもその点も考慮しながら少しずつ、解決していけたらとほんとに思っているのです》《自分の意見を通そうなんてぜんぜん思っていません。どうかそんなに怒らないで。考えを書いているだけ》と改めて自分のインスタグラムに載せた。
すると、それに対して、《今この状況で飛行機に乗せるペットについて発信し議論する必要性があるんですか?》《少なくとも反対意見を怒りとみなすのは情緒的でしょう》《私もペット飼ってますが、この意見には賛同できません》などと厳しい声が集まったようだ。

べつに頼まれたわけではないが、批判コメントに対して、ちょっと異見を述べさせてもらおう。
まず、《JALの職員さんたちの努力に泥を塗らないで》は意味プーだ。JAL職員にどんな泥を塗ったというのか?

《動物が苦手、アレルギーがある人のことを分かっててのその発言ですかね》という人は、社会生活の中や飛行機の中でペットを金輪際拒絶していこうというのか?逆エゴを感じる。

《貨物室とはいえスーツケースと一緒のところではありません》というは知らなかった。
調べてみると、貨物室とは違うバルク室というのがあるらしい。そこは客室と同じ湿度・室温に維持されているという。しかし、今回のように緊急事態になったら、助けられない。
石田ゆり子さんは近くに置いていざというときに一緒に逃げたいと望んでいるのだ。
それなら昔あった喫煙席と禁煙席のようにペット同行者席というのを作ってもいいんじゃない?

《今この状況で飛行機に乗せるペットについて発信し議論する必要性があるんですか?》は勘違いも甚だしい。
今回の事故で、乗客は無事だったがペットは助けられなかった。この問題をいつ言うの?
今でしょ!?

《少なくとも反対意見を怒りとみなすのは情緒的でしょう》というのは何の意見?
「怒り」と見なすのは間違いと言っているのではなく「情緒的」と言っているのなら、情緒的の何が悪いの?情緒的と言って批判しているつもりなら、そっちもかなり情緒的じゃない?

《私もペット飼ってますが、この意見には賛同できません》とは、ペットが死んでもいいと言っているのだろうか?もし、そうだとしたらペットを飼う資格はないね。

だいたいコメントする人は、藤井聡太たちの棋士のように脳に汗をかくようなところまで考えてコメントしているわけじゃない。ただ付和雷同(深い考えもなく他人の説に同調する)や付和反動(わたしの造語:深い考えもなく他人の説に反対する)ものばかりであるから、まじめに反応しないことだ。

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