WORKS LIFE

KZWORKS わーくす主の日常を徒然なるままに・・・
マグロ、GT、ヒラマサを獲る為に特化したハンドメイドルアー日記

玄海灘の巨魚①

2016年11月30日 | 釣行日記

遡る事4年前・・・。

 

人生で二回目の九州に足を踏み入れた。

 

親父が長崎空港の建設に携わってたので

 

4歳まで長崎に住んでいたことがあるが


ほとんど記憶はない・・・。


4年前にマングローブスタジオの上屋敷さんの玄界灘釣行に


ひょんなことから参加をしたが


三日間爆風で只々飲み歩きに観光と化した釣行だった。


その模様はこちらから・・・こんな模様はどうでもいいか(笑)。


今回、満を持して再挑戦の玄界灘釣行。


船宿さんも自力で探し唐津から一番近い「武尊」さんを選定しました。


事前の船長との打ち合わせで海況にもよるが


対馬周りも視野に2泊3日の遠征ヒラマサTOPゲームをリクエストしました。


前日の夕方に福岡入り。


夕方の本州横断は陸地が眼下に見えて楽しいっす。


いつも沖縄行きの飛行機からは海しか見えないので


陸地がずっと見えるのは新鮮。


途中琵琶湖が見えてつづら尾崎や竹生島が見えて


バス釣りやってたころを思い出しました。

着陸直前、福岡の町が見えてきました。


ヤフードームが見えます。



福岡でのミッション第一弾はまず腹ごしらえ・・・。


以前から気になっていたここに行ってみました。

おいしいと噂の目的のもつ鍋を・・・

あっさりなのに旨みがあり、めっちゃうまいっす。


締めは黒ごま雑炊。


噂どおりのおいしさでした。


腹も満たされたのでレンタカーに乗り込んで一路唐津を目指す。


途中24時間営業の「釣り具のまるきん福岡糸島店」に寄って


商品リサーチと足りないものを買い足し。


新しい店舗のようで綺麗で商品も豊富でしたね。


この日は日付けが変わる寸前にホテルにチェックイン。


翌朝の出船に備えて早々に就寝です。


翌朝早朝・・・。


港に着くとすでに船長が待っていて


挨拶もそこそこに早速準備をして出港です。


キャビンの中も快適で速くて揺れも少ない船。

朝一、船長の選定したポイントに到着。


当然投げるのはTOP。


自分はシュリガーラ115小平商店オリカラを付けてゲーム開始。


流し方を何回か変えて船長がマイクでそろそろ熱いポイントですよ!!


とアナウンスが入ると自分のルアーに


「ざっぱーーーーん」


と、ものすごい捕食音でヒラマサが出ました。


GTやってるときでも聞いたことない音。


その瞬間、一気にドラグを引き出していった。


開始早々のヒット。


冷静に合わせを入れてフッキングを決めたが


そんなことは関係ない感じでフルスピードで


走っていくヒラマサ。


船長がもっとドラグを絞めろと船室から出てきてフォローしてくれます。


実は事前にドラグの調整もレクチャーされてたのですが


まったく締めが足りないようでした。


船長曰くフルロック状態、手で回しても回らない位に締めないとダメだと・・・。


ドラグノブをフルに締めてファイトするがそれでもドラグを出していく。


想像以上の引きで完全にノされる状態・・・。


自分一人ではロッドが立てられない。


見かねた船長がロッドを支えるがそれでも


ドラグをガンガン出していく。


セカンドラン、サードランと全く力が衰えないヒラマサ。


ここまでラインを出されると完全に私の負け。


根ズレでラインブレイク・・・。


しばし放心状態。何が起こったのかと呆然としてしまいました。


船長も今のは大きかったなぁ・・・。


たぶん20kgは軽く超えてるヤツだなと・・・。


完全に舐めてました。


ある程度GTをやっていたので自信がありましたが


まったく次元が違う引きに次掛けるのが怖くなるくらいでした。


ドラグガチガチでのファイトは経験したことがなかったとはいえ


まったく歯が立たない引きにどう対処しようか考えてしまいました。


とにかく頭をこちらに向かせないと走りを止められないと・・・。


一度根に向かわれたら獲るのは難しい。


開始早々の手荒い挨拶に呆然自失っす。


その後何度か攻め直しましたが、結局ここではこの一本のみしか出ず船は次のポイントに・・・。


その②に続く・・・。