学長のひやかし

本(もと)はみな たれもの晒しの白木綿 
染めつよこれつ 末はいろいろ

暗黒の暴走半島

2004年09月11日 | boyaki
 電車内マナーの悪い学生の発祥は千葉にあるというがまさにそれをうらずける事件を目撃した。

 さざなみ1号・・・東京から君津間は特急であるが、君津~館山は普通列車になる。君津着は朝が早いので、平日になると近隣の学生やサラリーマンが大量に乗り込む。この列車は、2号車以外は禁煙であるが
禁煙車に乗った学生はトイレに行き一服。それだけでも許せないのだが、喫煙車にいってさらに目を丸くした。なんとデッキで女子高生の集団が、平然とタバコをふかしているではないか。車掌が巡回するわけでもなく、周りの大人(私も同様)も見て見ぬふり。まさにスラム街のような光景だった。
車内全体は見まわせなかったが、おそらく車内ですっている奴もいたのではなかろうか。これらの問題児集団は上総湊で下車したが高校はほったらかしなのだろうか。

 その後も車内トイレでの喫煙を何度となく目撃、普通列車で土足のままボックスシートに足を投げ出し化粧に励む奴や飲食物のゴミの車内放置、携帯電話にいたってはあたりまえのように使っている奴を多数見た。

 これは当事者たちの責任ではない。個性尊重や自由放任をしてきた大人たちの責任である。つまり彼らは、廻りの大人から、それ相応の愛情を受けて育たなかったかわいそうな生物(もはや人間ではない。)なのだ。何をしようと、もう物事の分かる歳なのだからその生物たちの勝手だ。タバコだって、若いうちから吸おうと自分の体を壊すだけだし、国に税金がたまるだけなので構わない。ただし、そのバイキン的価値観をまともな人間に繁殖させるのだけは勘弁願いたい。

 ここ数年東京非常識な格好や、行動をして世間から注目を浴びる若者がいる。これは東京近辺の
カッペ学生が、バイキン的価値観を都会に持ち込んだ結果だろう。バイキンは繁殖しやすく、吸着しやすい。日本はバイキンだらけの国になる日も近いかもしれない・・・。

 最後に一言。外房線、内房線で出かける人はぜひ心においといてもらいたい、蘇我より先は暗黒地帯(スラム街)であるということを。

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