学長のひやかし

本(もと)はみな たれもの晒しの白木綿 
染めつよこれつ 末はいろいろ

秋葉流マーケティング

2004年04月26日 | boyaki
 私は何もすることがないとき、図書館や本屋など本があるところに行くことにしている。本のタイトルを見ながら歩いていても、現代の流行や現代人の関心が自然と見えてくる。
 この日発見したのは、秋葉流マーケティングとうたった本。秋葉さんが書いた本ではなく、オタクを対象にした商売についてのお話だ。そんなもんあるんかいなと感心したが、考えてみれば身近に存在したのに気づく。
 確かにオタク対象の商売は金になる。オタクは几帳面で、収集癖もあるので、はまらせればいいお客になる。ただし生半可なものだとすぐにばれ、あきられてしまう。最近のいい例が電車でGOだ。PS2になってからモーター音など手抜き部分が多く、すぐにそれがオタクにばれ、まったく売れない作品となった。模型、フィギュアなんかも細かい点まで神経を配らなければ、すぐにダメ商品扱いされてしまう。商品を提供する側もオタク以上の知識、熱意がないと生き残れない厳しい業界でもある。
 考えてみれば、廻りにはいろいろなタイプの顧客がいる。ひとくくりにお客として見ないで、細分化してそのカテゴリの特性を見極めることも大事だということが分かった。

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