学長のひやかし

本(もと)はみな たれもの晒しの白木綿 
染めつよこれつ 末はいろいろ

哀れな女たち

2004年07月18日 | boyaki
最近はお祭りでは、よりおしゃれで身近になったせいか浴衣を着てくる女が増えてきたと思う。それはそれで個性的で風流なことでいいのだが、ろくに着こなしも出来ないくせに着るからかっこ悪い奴がかなりいる。本人は男の目を気にしているのだか何だか知らないが、一人で出来ないのなら着ないほうがましだろう。子供がスーツ着て会社に行っているようなもんだ。

 もう一つ似たような現象で、とある田舎電車の中で派手目の若い女がいた。ブランドバックを身に着け、背中が大きく開いた本人の中ではおしゃれだと思っているような格好であったが、そいつの背中の汚いこと。そこらじゅうシミだらけだし、かばんのひものような跡がついている。見せられる他人にはたまったもんじゃない光景だった。

 いずれの現象も、おしゃれな格好をする(流行にのる)ことだけに頭が一杯で、単なる自己満足に酔い、他人の目をさほど気にしてないから起こる現象だろう。電車の中で平気で携帯で話したり、化粧が出来る世代であるゆえ分からなくもないが、そのおかしさを指摘してもらえない
薄っぺらい恋愛関係や友情関係しか持ちえていないことが逆にかわいそうだ。関係が壊れるのが恐いゆえ、悪いことを悪いと言ってあげられないのは関係が薄い証拠。良いことも悪いこともお互いに指摘しあって、クリエイティブな(創造的、共に創っていく)関係を共に創っていくのが本当の恋愛関係や友情関係だと思う。

  

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