学長のひやかし

本(もと)はみな たれもの晒しの白木綿 
染めつよこれつ 末はいろいろ

伊勢崎駅改札分離のその後・・・

2010年03月26日 | Gunma


 ちょうど群馬中央バスの駐車場の裏手付近にできた東武の仮駅舎。仮駅舎ながら自動改札や券売機を新調。(伊勢崎線の自動改札は太田駅が最北端だった。)



 歴史ある駅舎全景。張り紙と自動音声にて新しい乗り換え口の案内がしきりにされている。

 ここで上毛新聞より駅舎の歴史についての記事をを引用

 伊勢崎駅の歴史は、高崎線と東北線の間にある両毛地域の生糸、織物産地を結ぶため、1889(明治22)年に開通した両毛線(前橋-小山駅)の歴史と重なる。当初の木造平屋建ての和風駅舎を、織物の輸出増加に伴って1934(昭和9)年に現在の洋風駅舎に増改築し、2階には貴賓室も設けた。両毛線の主な駅舎は昭和初期に相次いで改築されたが、当時のまま現存するのは伊勢崎、足利の両駅。

 伊勢崎駅周辺の連続立体交差事業は、5月末に両毛線が高架化された後、駅舎が夏ごろに解体され、東武伊勢崎線が高架化される。2014年度の完成を目指している。
(2010.3.23 上毛新聞[伊勢崎駅舎の記憶いつまでも]より) 

 まさに両毛線は日本のシルクロードとして重要な位置づけだったようだ。




 駅舎内。右端をご覧いただくと東武の路線図が撤去されているのがお分かりいただけるだろうか。



 3/25で閉店となった立ち食いそば屋さん。地元の方を中心に、味には定評があった。栃木駅のように高架化後も場所移して営業しないのか?

 はじめて訪れてからもう10年近くたつだろうか。当時はとても遠い印象があったのだが、まさかこんな身近な存在の駅になるとは思わなかった。歴史ある建造物がなくなるのはやはりさびしいが、高架後の発展に更なる期待をもってこれからも見守れればと思う。