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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「旅して描く定年後。今年も個展(喜寿展を兼ねて)=愛知県日進市の筒井さん」

2019-11-06 06:31:32 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

 

「旅をして絵筆を走らせ、年に一度の個展を開く」
定年後にこんな目標を掲げて実践している愛知県日進市在住の筒井敏彦さんの個展が、名古屋市民ギャラリー栄で喜寿展を兼ねて開かれています。10日(日)まで。

「絵は初心者だった」という筒井さんが目標を持ったのは65歳の時。
「ブラブラしていたら駄目になってしまう」が動機だったとか。

教室に通うことなく、絵画教本などで学習。スケッチブックとサインペン、顔彩を手に、地元だけでなく国内各地、時には海外へ。
描きたい風景に出会うとペンを走らせ、彩色までそこに座り続けます。絵が完成しなければ、出直します。写真をもとに、ということはしないそうです。

この姿勢は海外へ出かけても変わりません。今年もこの1年間の成果として、はがき大から6号大までの40点余が並びます。

2週間をかけて旅したというイタリア南部をはじめ、北海道や京都、飛騨、名古屋と近郊の風景、それに花の絵も。
作品を使って作った来年のカレンダーも展示してあります。

描かれた風景は、海外は別としてほとんどが僕も1度や2度は出かけたことがあり「描いてみたいな」と思ったところです。でも、描き方が違うとはいえ筒井さんの作品のような見る人がホッとする絵にはできません。

 

 


楽書き雑記「やや小柄だけど早咲きのハイブリッド皇帝ダリア=名古屋市農業センターで開花中」

2019-11-04 06:33:09 | 日記・エッセイ・コラム

 

名古屋市農業センターの宿根草園で、皇帝ダリアがピンクの花を咲かせています。
同センターには温室の外側にも皇帝ダリアがありますが、そちらの開花はまだまだ。宿根草園の皇帝ダリアの紹介プレートには「ハイブリッド ガッツェリアピンク」とあり、温室側にある皇帝ダリアより小柄で、開花は一足早いのが特徴のようです。

実は我が家の庭ではかつて皇帝ダリアを植えて、花の無い晩冬から初冬への庭を飾っていました。
しかし、草丈が34㍍にもなり2階のベランダに届くほど。株数も増えて狭い庭が占領されたため、やむなく全て取り除いたものです。

ハイブリッドの皇帝ダリアは草丈が2㍍ほど。開花も10月と早く色も鮮やか。周りの草花とも協調して秋の庭を飾っています。





楽書き雑記「鉢植えのフジバカマが咲いています」

2019-11-02 06:34:32 | 日記・エッセイ・コラム

 

我が家の庭に新顔が咲いています。
鉢植えの赤と白のフジバカマ。花芽がほぼ育ったのを花屋で見かけて買ったのには、ちょっとした訳があります。

というのは、秋の七草であるフジバカマは、海を渡るチョウ「アサギマダラ」が休息と補給のために立ち寄る花でも知られます。その様子を見ようと昨年秋、アサギマダラの休息地づくりをしている名古屋近郊の東海市加木屋緑地にあるフジバカマ園に出かけてきました。

期待通り、園内では南西諸島を目指して南下中のアサギマダラが舞い、満開のフジバカマの蜜を吸う様子があちこちに。
撮った写真の中に、アサギマダラ生態研究のマーキング調査に協力して羽にマークが書かれたアサギマダラが写っているのを見つけ喜んだものです。

鉢植えのフジバカマは加木屋緑地で咲いていたよりも小柄ですが、株分けや挿し木で増やせそうです。

でも、狭い庭で露地植え場所を確保できるかどうか。実現すれば、アサギマダラが名古屋の我が家のミニミニガーデンにも立ち寄ってくれるかもしれませんが・・・。まさか。


 

昨年10月、東海市加木屋緑地で。羽にマーキングが。