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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「名古屋の大型量販店での買い物で快かった接客対応②」

2018-09-18 06:16:04 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

前日に続いて名古屋駅界隈の量販店で受けた従業員の快い接客対応の話です。

欲しかった品物のひとつは、スマホの落下防止用ストラップをつなぐ小さなパーツ。ストラップが伸び縮みするスパイラル部分はまだ大丈夫だけど、スマホに取り付ける細い紐がほころびているので取り換えようとしたのです。

アイデア商品や生活雑貨で欲しいものは必ず見つかることで人気の量販店へ行き、スマホ関連グッズのコーナーに向かいました。しかし、見当たりません。「新しいストラップを買うしかないか」と考えた時、男性従業員が目に止まりました。

ズボンからスマホを外して「この部分だけはありませんか」と僕。
「ありますよ。2つ下の階ですからご案内します」と従業員はエスカレーターへ向かおうとします。「いいですよ。自分で行きますから」と言いかけて止めました。かえって失礼だと思ったからです。

アクセサリーパーツのコーナーにありました。僕が手にしたのは160円。安いものだな、と思うと同時に、160円の商品のためにここまで案内してくれたことに申し訳ない思いになりました。 

もうひとつ探していたのは、野外スケッチ用の絵の具箱が鞄の中で簡単に開かないように巻くバンドです。

女性従業員を呼び止め、箱の形や大きさを説明して「幅広のゴムバンドみたいなものでいいのですが」と僕。
「お弁当箱が開かないように止めるバンドはいかがでしょう」
「それ良さそうですね」
「売り場までご案内します」。今度も大きな店内を案内されて目的が果たせました。

前回の電化製品、今回の生活雑貨の大型量販店での体験。
その接客応対には、丁寧で骨身を惜しまず、客と一緒に考え、客のニーズに応えようとする姿勢を強く感じました。

このような体験を話すと「それは高齢者だったからだよ」と冷やかし半分の反応がよくあります。それを全面否定するつもりはありませんが、ちょっと寂しい見方だと思います。

接客対応は一朝一夕で身に付くものではなく、例えば敬老週間だけにできるものではないと考えるからです。
同様の接客対応を受けても「こちらは客だから当たり前」と受け止め、気に入らない対応には一方的に批判する客を見聞きしたことは少なくありません。

また、今回取り上げた2つの店だけのこととも思いません。何故なら、他店でも素晴らしい接客を味わったことは1度や2度ではありませんから。

 

 



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