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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「東山動物園で初めて『ヤブイヌ』と出会いました」

2020-06-17 06:02:37 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋・東山動物園の仲間たちは約500種いるそうですが、年に何度も訪ねているのに目にしたことがない仲間が結構います。梅雨の晴れ間に出かけ、偶然、その仲間に出会いました。

「ヤブイヌ」です。
オオアリクイを見ようと足を止めた時、オオアリクイ舎に隣接した柵の中の草むらを一瞬、何かが走ったのに気づきました。ネコ?タヌキ? 
そこは比較的面積があるのに草に覆われており、動物がいるのを見たことがなかったので、てっきり「空き家」だと思ってプレート板を見ることもなく通り過ぎていました。


「もし、あれが動物園の外から入ってきた動物だとしたらニュースだ」と思いつつ、プレート板を見ると「ヤブイヌ」の文字。そうか、小柄なイヌだったらこんなに草が茂っていては見えないはずだと合点した次第です。

ヤブイヌの原産地は南アメリカ北部。「最も原始的なイヌ科の1種で、森林や沼地に家族単位で生息。胴長、短足の体・・・」と説明してありました。庭の背の高い草が伸び放題になっているのは、外敵から襲われにくい草藪こそヤブイヌの生息にはうってつけということでしょう。


「動物園にネコはいるが、イヌもいるとは知らなかったな」とカメラを構えて待つことしばし。再び草むらから現れ、ボールを転がす様子まで見せてくれました。

帰宅して東山動物園のオフィシャルブログなどを開くと、以前は姉妹で暮らしていましが、今はこの「あんこ」だけのようです。汗ばむ暑さの中、動物園を訪ねた甲斐がありました。



 

 



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