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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「リニア・鉄道館のスケッチ取材②」

2022-01-30 07:57:37 | 日記・エッセイ・コラム

水彩画教室のスケッチ取材で訪ねた、名古屋・金城ふ頭のJR東海「リニア・鉄道館」では、前回掲載した写真の他にも、何枚かカメラに収めてきました。

国鉄が初めてバス輸送を開始した時に走っていた、1930年製のバスもその1つ。バスは愛知県岡崎市=岐阜県多治見市と、愛知県の春日井市高蔵寺=瀬戸市記念橋の2つの路線を走っていたそうです。
大正時代に岐阜県の東濃鉄道で使われていた蒸気機関車は、おとぎの国などで走っていそうな姿です。

ジオラマは幅33㍍、奥行き8㍍で、バス6台が入れる広さ。国内最大級のスケールです。中央に名古屋市街、左に京阪神、右に関東が配置され、新幹線や在来線が走っており、子どものようにワクワクしました。

もう1つ、訪れるたびに感慨深く足を止めるのは、冒頭の写真にある、車両に赤い帯が走り、真ん中にⅢのマークが入った客車。国鉄の客車が、1等から3等まで3段階に分けられていた時代の客車です。

運賃や座席の素材、足元の広さなどが違い、田舎の街から距離のある県庁所在地の高校へ進学した僕が、夏休みなどで帰郷するたびに乗ったのは、もちろん3等車でした。
3等級制は1960年に廃止され、1等と2等の2等級制に。東京の大学から帰郷した僕が駅で降りる際に貰った2等切符を見た妹は、等級の変更を知らずに、母親に「兄さんが、2等なんかに乗ってきたよ」と告げたものです。



以下はリニア・鉄道館近くのふ頭の風景です

 

 



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