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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「池に咲くミズカンナ」

2021-07-22 06:31:10 | 日記・エッセイ・コラム


名古屋・鶴舞公園の奥にある「秋の池」で、カンナのような大きな葉をつけて湖面から立つ花に出会いました。その名も、ミズカンナ。地味ですが、時おり湖面をなでる風に揺れる姿は印象的です。

原産地はアメリカ。昭和初期に湖沼の水質改善などのために導入され、多くが野生化したようです。水面からヨシのように茎が2㍍近く伸び、頭部に紫色の小さなハナを咲かせています。でも、植物分類では、ヨシのようなイネ科や、葉がそっくりなカンナ科ではなく、日本には自生しない熱帯、亜熱帯性植物のクズウコン科だそうです。