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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「中央分離帯のサルスベリも開花」

2024-07-29 06:40:18 | 日記・エッセイ・コラム

サルスベリの季節です。名古屋の都心を貫く大通りの1本ひとつで、愛知芸術文化センターや中部電力ビルなどがある錦通の中央分離帯に植えられたサルスベリも開花を始めました。

最初に咲き始めた赤に続いて、白が追いかけるように開花。サルスベリを「百日紅」と書く通り、秋になってもドライバーやビジネスマンらを癒します。

中電ビル前にある花壇でも、障害のある人達が育てた草花が満開。今年はマリーゴールドとペンタス、センニチソウで「波紋」をデザインしてあります。

 

 


楽書き雑記「夏本番を楽しむコダチフヨウとブッソウゲ」

2024-07-22 06:27:02 | 日記・エッセイ・コラム

ともに高さ2㍍ほどの木に鮮やかな赤と大きな花弁。同じアオイ科の1日花。夏本番を楽しむ姉妹のようなコダチフヨウとブッソウゲが、名古屋・鶴舞公園緑化センターの庭と温室で咲いています。

庭に咲くコダチフヨウは、フヨウとアメリカフヨウを交配した園芸種。10月上旬まで毎日新しい顔を見せてくれます。
ブッソウゲは温室で。熱帯アフリカのモーリシャスなどの原産で、ご存知の通り沖縄ではハイビスカスの名で親しまれています。

(コダチフヨウ)

 

(ブッソウゲ)

 

 


楽書き雑記「名古屋市農業センターの寄せ植え花壇」

2024-07-18 06:56:55 | 日記・エッセイ・コラム

強い日差しにげんなりするどころか、楽しむかのように咲き誇る草花たち。ここは名古屋市農業センターの正門脇にある花壇です。

開花真っ盛りの夏の花、蕾を膨らませている秋の花。扇形を組み合わせ、やや傾斜のある庭にカンナなど色とりどりの草花が寄せ植えされています。

 

 


楽書き雑記「日陰を照らすように咲く花」

2024-07-16 07:03:21 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターの雑木と竹林の半日陰で、比較的大きな白い花が点々と咲く樹高3㍍ほどの立木が目に止まりました。センターヘは何度も訪れているのに、この風景に出会ったのは初めてです。

アオイ科フヨウ属の仲間でしょう。あまり日の当たらないところで、明かりのように咲く花もいいものですね。

 

 


楽書き雑記「鶴舞公園のハスが満開」

2024-07-14 06:54:59 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋が梅雨のひと休みとなった13日、鶴舞公園に出かけると胡蝶が池のハスが一番いい時を迎えていました。

20年ほど前、この池ではハスの芽がカメやコイに食べられて開花する花が激減。網を張る食害防止作戦などを進めたものですが、今や遠い昔話になりました。花数が増えただけでなく、花茎も背高くなったように見えます。

 

 


楽書き雑記「青紫の花穂を満載するセイヨウニンジンボク」

2024-07-12 07:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターの農業指導館前の庭と売店前の花壇で、南欧や西アジアが原産のシソ科の落葉低木「セイヨウニンジンボク(西洋人参木)」が咲き誇っています。

低木といっても2~3㍍あり、勢いよく伸びた枝の先に円錐形の爽やかな青紫の花穂を満載。花期が長く次々と新しい花を秋になるまで咲かせます。

西洋人参木の名前は葉が朝鮮人参の葉に似ている(僕は朝鮮人参の葉は見たことはありません)ことと、草ではなく木であることからだそうです。

 

 


楽書き雑記「セッコクの木製鉢を新調」

2024-07-12 06:53:05 | 日記・エッセイ・コラム

自宅の庭に吊るしたセッコク(石斛)の木製鉢を新しくしてやりました。植え替えに適した時期ではありませんが、ボロボロになった木枠を見ておれなかったからです。

セッコクの鉢は素焼き鉢が一般的ですが、親戚からこのセッコクを貰った際に木製の手づくり鉢だったので、10年後に植え替えた鉢もホームセンターで買った細い角棒を組み合わせて作りました。
ただ今回は組み合わせる棒も庭で株立ちした直径1㌢前後のナンテンを選び、
ひと回り大きな鉢になるよう前回より3㌢長い18㌢の棒約20本を用意。両端にキリであけた穴に針金を通して組み合わせ、底の部分には棒を多めに置きました。

セッコクの根はできるだけ落とさず、水草と腐葉土、鹿沼土をすき込むように鉢へ。気温の上昇と強い日差しを避けるため、半日陰で風通しのよい植木の枝に吊るして完了です。

 

 


楽書き雑記「聖火の白い炎フロックス」

2024-07-10 07:14:37 | 日記・エッセイ・コラム

連日の猛暑にげんなりした草花が多い中で、真っ白い花を快活に咲かせる花もあります。名古屋市農業センターの宿根草園に咲くフロックスもそのひとつです。

 フロックスはギリシャ語で炎を意味するとか。67種あるといい宿根草園の花は80㌢ほどの花茎の頭に、聖火ランナーが手にするトーチの「白い炎」を思わせる花を咲かせています。

 

 


楽書き雑記「猛暑に強いリアトリス」

2024-07-08 07:35:39 | 日記・エッセイ・コラム

80~100㌢の草丈の半分近くを占めるのが、真っすぐに伸びる赤紫の花穂。名古屋市農業センター宿根草園の夏を彩るリアトリスです。

北米原産のキク科ユリアザミ属。赤紫のほかピンクや白もあるそうです。耐寒性、耐暑性は十分ですが、多湿はやや苦手だとか。花言葉は「燃える思い」「長すぎた恋愛」など。

 

 


楽書き雑記「ユリにそっくり・ヘメロカリス」

2024-07-03 06:42:23 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターの宿根草園で、ユリの花?と思って近づくと「ヘメロカリス」と表示されていました。黄、オレンジ、赤い花が今を盛りと咲いています。

中国や日本などアジア東部が原産。世界には何と3万種もあるとか。朝に咲き夕方には萎む1日花で、ユウスゲの別名があります。表示には「ススキノ科(旧ユリ科)」とあり、ユリ?と思ったのは仕方がないですね。
有毒植物。とりわけ猫に対しては、強い毒性があるそうです。

 

 


楽書き雑記「花壇の優等生・ルドベキアマキシマ」

2024-07-01 06:36:24 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターの宿根草園に咲くスマートで巨大な花のひとつ、ルドベキアマキシマです。暑さや寒さ、乾燥や湿気にも強い花壇の優等生。花期も結構長いです。

北米原産のキク科。すっくと伸びた180250㌢の花茎の頂点に、ヒマワリのような黄色い花。花弁の真ん中に突き出すこげ茶色の太い花芯、足元のシルバーグリーンの葉も魅力的です。花言葉は「立派」「公平」など。

 

 


楽書き雑記「晩秋まで咲き続けるガウラ」

2024-06-28 07:22:32 | 日記・エッセイ・コラム

猛烈な暑さを涼し気に乗り切り、晩秋まで花壇を彩るガウラが、名古屋市農業センターの宿根草園でも咲き始めました。

北米の原産。明治期に渡来、1㍍前後の草丈に白やピンクの小花を休むことなく咲き続ける長い花期が歓迎され、宿根草園でもあちらこちらに咲いています。
花弁が一見5枚のように思うことがありますが、数えると4枚。垂れ気味に開き、花弁の付け根の一枚分が空いているように見えます。この方が長い雄しべの花粉を有効に飛ばせるのでしょうか。

花言葉は「清楚」などの他に、「負けず嫌い」なんてのも。他の草花と競い合うように長い間咲き続けるからでしょう。

 

 


楽書き雑記「ハンゲショウとタイサンボク」

2024-06-26 07:36:48 | 日記・エッセイ・コラム

やはり僕のコンパクトカメラでは難しいかなと思いつつ、2つの純白の花を撮ってきました。ハンゲショウ(半夏生)とタイサンボク(泰山木)です。

半夏生が咲いているのは散歩道にある小さな沼。夏至から11日目の半夏生の頃に咲くことから、そのまま名前になったようです。花そのものは白い花穂で、これが咲くと同時に周りの葉の半分ほどが白くなり、花が終われば葉も元通りに緑に戻るという摩訶不思議な植物です。

近づけばコンパクトカメラでも簡単に撮れますが、安全と自然保護のため沼はロープで囲ってあり、結局画像を引き延ばすことでしのぎました。

タイサンボクがあるのは農業センターの花木園。手のひらの何倍かある花ですが、なにせタイサンボクの樹高は10㍍を超えるほど。白い花が点々と10輪ほど見えますが、僕のコンパクトカメラでは、後で画像を拡大するしかありませんでした。

 

 

 

 


楽書き雑記「スモークツリー(和名・煙の木」

2024-06-24 07:17:14 | 日記・エッセイ・コラム

鶴舞公園にある緑化センターの立木の中に、綿菓子を幾つも付けたような木が目に止まりました。スモークツリー(和名・煙の木)です。

南欧から中国にかけての原産で、雌雄異株の落葉樹。初夏に細い糸のような枝を編んだみたいな長さ20㌢、太さ15㌢ほどの楕円球に小さな花を咲かせます。

この花柄が、ふんわりとした綿菓子か煙がくすぶっているように見えるのだとか。幾つかある花言葉のひとつは「煙に巻く」。なるほど。

 

 


楽書き雑記「鶴舞公園の踊り子花壇が一番いい時期」

2024-06-21 06:59:52 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋の鶴舞公園に幾つかある花壇の中で、この時期に最も目を惹いているのは「踊り子花壇」でしょう。公園の中央にあって、イタリアの彫刻家、ヴェナンツオ・クロチェッティによる踊り子像を喝采するかのように花々が咲いています。

特に今は、夏の花と遅くまで元気に咲き続けてきた春の花が集うという一番いい時期。バラを中心に多彩な色や華やかな姿を楽しめます。