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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「29日から日本水彩名古屋支部展」

2022-11-21 07:38:19 | アート・文化

第65回日本水彩名古屋支部展が29日(火)から12月4日(日)まで、名古屋・栄の愛知県美術館ギャリー8階のE・F室で開催されます。」
風景、静物、人物など20号サイズの透明水彩画が会場を埋めます。

 

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           「風の游子展へのご来場ありがとうございました」

名古屋市民ギャラリーで開いていたグループ展「第14回風の游子展}は20日、無事終了しました。比較的好天に恵まれながらも、コロナの新たな広がりもあって、来場者は平常時の半分以下と寂しい結果でしたが、さまざまなご評価をいただき、ありがとうございました。

80代中心のグループであることを感じさせない、目の付け所がいい、もっと生活や時代を感じるテーマにも挑んで欲しい・・・。グループ一同、これらのお言葉を胸に刻み、コロナの収束を願いつつ創作に励みます。

 

 


楽描き水彩画「風の游子展の展示作品から30点を掲載」

2022-11-18 06:49:44 | アート・文化

名古屋市民センターで開催している水彩画のグループ展「風の游子展」もあと3日。展示しているグループ6人の8号から80号までの作品約50点の中から各自5点ずつ合わせて30点を掲載します。

【小野秀史】

【川井隆】

【塚原徹也】

【藤墳富弥】

【村上元彦】

【古川幾男】

 

 


楽描き水彩画「風の游子展が開幕」

2022-11-16 06:38:38 | アート・文化

水彩画仲間のグループ展「第14回風の游子展」が15日、名古屋栄の市民ギャラリーで開幕しました。20(日)までです。

メンバーは朝日カルチャーセンター(名古屋教室)にある水彩画教室のひとつで学ぶ生徒の有志たち。ほとんどが15年~20年以上前に勤め仕事を終え、水彩画を趣味にしました。グループ名は「我々は、残りの人生を風まかせに歩く游子(ゆうし=旅人)」である、とやや気取って名付けたものです。

展示作品は8号から80号まで約50点。自画自賛する一方で、「どうすれば、もっといい表現が・・・」と課題や壁にぶつかっています。ご指導、ご評価をお願いします。
なお、次回のこのブログで展示作品の中から約30点を掲載します。

 

 


楽描き水彩画「夕焼けの名港工業地帯」

2022-11-13 06:26:45 | アート・文化

名古屋市:名古屋港(市政情報)

名古屋港(名港)は、国内最大級の港です。自動車を中心に、年間の貨物取扱量、貿易輸出額とも日本一。この港を囲むように、中京工業地帯が広がります。

描いたのは夕焼けの風景。海面の鮮やかな夕日の波模様を彩色するのは、大変ですが面白いですね。10号です。

※グループ展「風の游子展」を、15日から20日まで名古屋市民ギャラリー栄で開きます。天候は概ね良好のようです。ご来場をお待ちします。

 

 


楽描き水彩画「魚をさばく」

2022-11-09 06:32:48 | アート・文化

子どものころ、故郷の祭りや結婚式などの日の勝手場では、朝早くからこんな風景がありました。
おばやんがすし飯を炊き、おんちゃんが一本買いしてきたカツオやブリをさばく。三枚におろしたり短冊切りしたパック全盛のいま、ほとんどの家庭から消えた風景のひとつでしょう。

でも、スーパーや市場に出かけると、ガラス越しに調理師の見事な手さばきに見とれることがあります。この絵も、そんな1枚。10号です。

 

 


楽描き水彩画「コロナ防衛大賞」

2022-11-05 06:32:58 | アート・文化

世界中をパンデミックに陥れたコロナ禍の3年間。医師を中心とする医療従事者らの献身的な活躍とともに、マスクは一日として手放さなかった分身のような存在でした。

思いつくままマスクを並べ、周りにWHOや世界中の感染症研究機関などが解説用に発表している、いろんなコロナ株の姿を漂わせてみました。
全て白いマスクにするか、黒やピンクなどおしゃれなマスクも入れるか。いろいろある形をどうするか。

結局、一番目につく形の白いマスクに。その1つひとつに、テレビ塔などに灯されたコロナ発生情報のカラーネオンを入れてみました。さらに、マスクに感謝を込めて金のメダルを添え、「コロナ防衛大賞」としました。
「遊びだね。絵じゃないね」と言われそうですが、50号のキャンバスに描くのは、結構面白かったです。

 

 


楽描き水彩画「船着き場の大きな係船柱と鎖」

2022-11-01 06:06:28 | アート・文化

瀬戸内の島の船着場で見た、大きなボラード(係船柱)と鎖の風景です。

ボラードには金属や石、丸太など、形も円錐形や四角形、さらに大砲の玉、上部が鎌首のように曲がったものなどさまざまありますが、こちらは一抱え以上ありそうなキノコ形で、傘には赤錆が見えます。

縦横に伸びる鎖も大小さまざま。赤錆の鉄粉で色づいたコンクリートの岸壁面には、鎖の影が見えます。

 

 


楽描き水彩画「土を求め崖伝いに伸びる太い根っこ」

2022-10-30 06:25:19 | アート・文化


垂直の崖伝いに、何本もの太い木の根っこが伸び、先は大きな岩の間に入り込んでいます。室戸岬の海岸沿いの雑木林で見かけた風景です。

木の名前は分かりませんが、強い台風など何かの拍子で崖が崩れ落ち、崖の端に生えていた木の根のかなりの部分がむき出しになったのでしょう。壁面にへばりついた根が、毛細根を広げて流れ落ちる雨水や養分を吸い、下へ下へと伸びて、先端が大きな岩と岩の隙間へ入っています。

その先がどうなっているのか。見ることはできませんが、根っこは地面にたどり着いていることでしょう。20号です。

 

 


楽描き水彩画「絵仲間とブログ仲間の2つのグループ展」

2022-10-19 06:34:32 | アート・文化

コロナが落ち着き、名古屋のギャラリーでも、趣味で絵画制作を楽しむ人たちによる3年ぶりの作品発表展が相次いでいます。2つのグループ展を見てきました。

【第7回彩游会水彩画展】

名古屋市民ギャラリー栄の7階で、23日まで開かれている水彩画展。絵仲間の1人で、個展も開いている大坪信之さんらのグループ展です。
大坪さんの力量(今年は5月18日付で掲載=楽描き水彩画「コロナ乗り越え2回目の水彩画個展=名古屋の大坪信之さんもさることながら、グループの腕前もなかなかのレベルです。14人のメンバーそれぞれが、磨きを掛け合っていることが伝わってきます。

 


【第33回彩林展】


gooブログ「折々スケッチ」を発信するとともに、絵の教室の主宰もしている塚本紘枝さんら5人のグループ展。愛知芸術文化センター12階の展示室で23日まで開いています。
グループの生徒らを指導していた恩師が亡くなって18年になりますが、遺志を継ぐように年に一度同じ展示室を借りて、和紙に墨と水彩で描いた作品を発表しているそうです。

 

 


楽描き水彩画「船着き場の一隅」

2022-10-17 06:16:22 | アート・文化

瀬戸内の小さな船着場で見かけた風景の一枚です。
岸壁の構造物を支えるコンクリート柱を補強するように、円形の太い金属製の支柱が海中へ差し込まれています。

カキやフジツボなどが張り付いた金属柱。打ち寄せる波が回り、小さな渦潮も見えます。20号です。

 

 


楽描き水彩画「第12回筒井敏彦絵画展」」

2022-10-12 06:47:21 | アート・文化

「年に一度は個展を開く」を目標に描き続ける、愛知県日進市在住の筒井敏彦さん(79)の第12回絵画展「絵描きの旅、街歩き」が、11日から名古屋市民ギャラリー栄で始まりました。16日まで。

筒井さんが定年後の65歳から独学で描き始めた絵は、ペンでスケッチした下絵に、日本画などで使う固形の顔彩を水で溶かして彩色する手法。淡く柔らかな絵は魅力的です。

必ず現地でスケッチ、途中で雨が降れば翌日に出直す。写真には頼らない――。これは、海外へ出かけた時も同じだそうです。

年に一度の個展も別の会場で開いたことはありますが、休んだことはありません。コロナ禍の中で市民ギャラリーの展示室のほとんどが中止になった時も、開いてきたそうです。

会場には、この1年間に描いたハガキ大から6号大までの40点余を展示。今回は初めて奥様の刺繡画3点が特別出品されています。

 

これは奥様の刺繡画です

 


楽描き水彩画「名古屋の台所・柳橋中央市場へ」

2022-09-22 06:35:23 | アート・文化

水彩画教室のスケッチ取材で、名古屋市民の台所「柳橋中央市場」に行ってきました。

名古屋駅から歩いて10分足らず。魚介類を中心に約300店舗が並び、野菜や乾物店も。早朝から営業、午前10時ごろまでには閉まるとあって、いつものスケッチ取材より1時間半ほど早めて訪れました。

台風14号の影響で水揚げも少なかったのか、やや静かな感じでしたが店先には新鮮な魚介が並び、野菜類の店にはマツタケの姿も。真っ白なトロ箱や飲食店などにもカメラを向けてきました。

 

 


楽描き水彩画「布地売り場」

2022-09-10 06:47:46 | アート・文化

布地の店の売り場の風景です。
僕はこうした店の中に入ったことはほとんどありませんが、色とりどり布地が並ぶ美しさに驚き描いてみました。

きれいな風景を描いたことも少なく、覚悟した以上に大変。結局、布地の色に似た色を、次々に置いていくだけになりましたが、売り場の雰囲気は出せたと思っています。10号です。

 


楽描き水彩画「白いバッグ」

2022-08-23 06:31:40 | アート・文化

名古屋の徳川園正門前での風景です。
この日の徳川園は休日。しかも、朝から雨が降ったり止んだりとあって、人影はほとんどなかった中での1枚です。

30分ほど前に雨が止みましたが、立木の中を歩く舗装の行き届いたS字カーブの歩道はまだ濡れています。
背後から足音が聞こえ、ひとりの女性が通り過ぎて行きました。

画題は「白いバッグ」。演歌調にすれば「白いバッグの女(ひと)」といったところでしょうか。10号です。

 

 


楽描き水彩画「名鉄瀬戸線の矢田川橋梁」

2022-08-17 07:20:46 | アート・文化

名古屋―瀬戸間の名鉄瀬戸線に架かる矢田川橋梁の橋脚です。
1900年代初期に開通し、今も現役のいわば歴史遺産。レンガ造りの橋脚はコンクリートで補強されていますが、「絵になるスポット」として、何年か前に教室のスケッチ取材に出かけてきました。

線路からの鉄粉のためでしょうか、橋脚が赤茶色に覆われています。それに線路を通して差し込む日差し。水量が少ない川面にも、それらが反映しています。