かっぱblog

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暗闇で仰向け

2015年07月03日 | 鍼治療

静かな暗い部屋で一人、床の上に枕なしで仰向けになり、鼻呼吸をする。

リラックスが深まるにつれて呼吸はゆっくりになっていく。

 

ヨガでいう「死体のポーズ」(シャバアサナ/シャバーサナ)。

緊張を解き、深いリラックス状態に入る。

その状態で治癒力はより発揮される。

どこかへお金を払って治療を受けに行く前に、試してみるといいと思う。

 

慣れない場合、ゆっくり動いた後の筋トーヌスの変化を感じ取るために仰向けになったり、

体表(身体)の各部分へ意識を集中するために仰向けになったりする。

そして次第に、ただ仰向けになってゆっくり呼吸をして、浮かんでくる想念が流れていく。

 

何か強いストレスがかかっている場合、静かな暗い部屋で一人で床の上に仰向けになり、ゆっくり呼吸に集中することが難しい。

痛みを感じる人もいるかも知れない。

集中力が途切れて寝てしまうこともある。

途中で怖くなったり、想念にかき乱されることもある。

 

こういったことはあまり無理をしてやろうとしてはいけない。

噛みあわせが悪い場合や歯の矯正中の場合は特に。

深いリラックス状態に入ると舌が落ち込み(舌根沈下)、呼吸が苦しくなることがあるから。

 

あまりに緊張が強く、そういったことをするのが難しい場合、鍼は緊張を解いていくためのパーソナルトレーニングとなる。

 

 

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