かっぱblog

鍼治療のことや日々のことなどを書いてます。

あわてる人達

2013年10月31日 | 日記

こないだ駅の階段を下りていたら、大きなリュックを背負った70歳ぐらいのおばあさんがいた。

仲間といたらしく、後ろから声を掛けられると振り返ってリュックが自分にぶつかりそうになった。

様子を見ていたら声を掛けられる度に振り返って周囲の人にぶつかっていた。

でも気にせず、あわてて前に前にかきわけて行こうとする。

そこでまたリュックがぶつかる。

仲間は見えてもなぜか周囲が見えず(見ようとせず)、前に行く。

あわててもそれ程変わらないのに。

 

図書館の帰り。

エレベーターに乗ってボタンを押した(5階→2階)。

自分も嫁さんも荷物が多く、子供が一緒だったのでちょっと階段を歩くにはきつい。

中には高校生ぐらいの女の子とこれまた70歳ぐらいのおじいちゃん。

自分がボタンを押した後

「ちぇっ」

とおじいちゃんが舌打ちした(ように聞こえた)。

まさか、と耳を疑った。

ゆっくり顔を見たが、目をそらしていた。

 

見た目は普通のおじいちゃんだ。

エレベーターを降りてから嫁さんに

「あのおじいさん舌打ちした気がするんだけど?」

と聞いたら、嫁さんも

「違うと思ったけど、やっぱり舌打ちしたよね。仮に意思表示じゃなくてもあのタイミングでは誤解されても仕方ないよね。」

と言っていた。

 

ちょっとムカっとはきたけど、両方とも怒る気にならなかった。

一見普通のおじいちゃんおばあちゃんで、本人はまともなつもりだろう。

けど、心の病気なんだろうなという印象。

ずっと他者に急かされ、他者を急かし、自分で自分を急かして生きてきたのだろうか。

どちらにしても長年の習慣がそのような病気を作っていったのだろうと思う。

 

 

 

 

 

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金華山

2013年10月27日 | 日記

今日は久しぶりに一人で金華山に登ってきた。

秋晴れで気持ちよかった。

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どうなることか

2013年10月25日 | 日記

鍼灸師になる前、鍼灸をとりまく状況などをいろいろ調べていた。

そんな中、アメリカの方が日本より鍼灸の効果について大々的に調べているという話があった。

それはアメリカが国民皆保険制度ではなく民間保険であり、その保険会社が主導して、

 

・鍼灸が特に効果を発揮する対象疾患は何か?

・鍼灸が現代医学と比べてより効率よく(コストが安く)治るかどうか?

 

などを判断するためとのことだった。

そして保険に入っていない人の場合(実費治療)、コスト面から慢性的な疾患を鍼灸で治す人が増えていくだろう、というようなことも書いてあった気がする。

その頃は漠然と、アメリカで行われていることはいずれ日本でも行われるだろう、と感じていた。

日本で国民皆保険制度が破綻した場合や、病院が少ない過疎のコミュニティでは内科系慢性疾患等は定期的に病院で検査をしつつ、鍼灸でこつこつ治していくことになるだろうというイメージを持っていた。

 

そしていよいよTPPが目の前に来ている。

TPP自体が不透明だが、それによって日本の医療制度、国民皆保険制度がどうなるかも不透明な状態(今アメリカもそうだが)。

 

混合診療の問題はよく指摘されている。

高いお金を払えば新しい薬や手術方法を受けられるようになるが、効く薬の保険適用範囲は徐々に狭くなっていくだろうとも言われている。

 

アメリカではマイケル・ムーアが映画で描いていたように、指を何本か事故で切断しても、それぞれの指に手術料金があって、入っている(民間)保険の種類と持ち金によっては接合する指を選択しなければならないということもあるとのこと。

医療による破産もアメリカでは多いらしい。

 

そして日本を取り巻く現状はといえば、


・マスコミを通じて健康不安を煽って広くお金を吸い上げる構造が出来上がっている

・高齢化社会が進んでいる



など。

それらを”現実的に”検討して、アメリカは日本に制度の変更を要求してくることだろう。

 

どうなることか。

一介の鍼師としては、社会や医療制度がどうなろうと、少しでもよい鍼治療ができるように研鑽するのみ。

シンプルで、技術さえあれば効果があるのが鍼のよいところだ。

 

 

 

 

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慢性的な筋緊張5

2013年10月18日 | 鍼治療

「医学にとどまらず、すべてにおいて、現代では何でも、いますぐ、直接に効く対症療法を考える。

しかし、その即効性というのが何を代償にしているのかということを考えない。

もう、なんというか、あきれるほどお人好しなやり方です。」

 『三つの鏡』

ミヒャエル・エンデ

 

肩こりなど筋肉の慢性的な緊張に対して、

電気治療を行ったり、

牽引を行ったり、

湿布を貼ったり

強い力で揉みほぐしたり、

そういったことで早く治ると信じている人は多い。

”みんながそうしているから”、”安いから”といった理由で、自分で何も感じず考えず、何かの集まりにでも行くように病院のリハビリや接骨院に通う。

その代償は大きい。

皮膚電位が乱れたり、必要な炎症を無理やり抑えるなどして、身体-心は更に鈍くなっていく。

そういったパターンにどっぷり浸かっていると、そこから抜け出すのはなかなか大変だ。

しかし一度理解すれば、自分で感じて考えてといった習慣を作っていくことは楽しいことにもなる。

肩こりは”感じろ、生きろ”という身体からのメッセージかも知れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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友人

2013年10月14日 | 日記

東京から高校時代の友人が遊びに来た。

駅ビルでお茶を飲んで、その後うちでのんびり。

久しぶりに会ったのだが、あまり時を感じない。

昔の話から近況まで、いろいろ話して楽しいひと時だった。

お酒を飲まなくなり、最近は飲み会に顔を出すこともないけど、コーヒーでゆっくり話すのもいい感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2013年10月12日 | 日記

お隣から魚を頂いた。

日本海で釣ってきたとのことで、これまでも何度かいただいている。

しかも、調理しやすい状態で。

ありがとうございます。

今日の晩御飯は揚げ物。

 

 

 

 

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新聞

2013年10月11日 | 日記

昨日、往診の帰りに図書館によったら、熱心にドラゴンズの記事を読んでいる人が多くいた。

ファンにとっては、よほど今回の発表はインパクトがあったのだろう。

2年間、特にこの1年はあまりいいニュースがなかったから。

個人の感情むき出しで選手に責任をなすりつける監督の姿は特に見苦しかった。

これ以上落ちるところはない。

谷繁監督兼捕手がどうなるか、GMがどうなるか、注目を浴びるだろうから減り続けている観客動員も上がるかも。

 

 

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運動会

2013年10月06日 | 日記

当日の朝、5時半ぐらいに起きたら雨が少し降っていたので「今日は無理だな」と思っていたら、その後すんなり雨が止んだ。

てるてる坊主のおかげか、無事保育園の運動会が開催された。

娘ははりきって朝早く起きて、チャキチャキ準備していた。

よっぽど楽しみだったんだな。

運動会は保護者参加のイベントなどもあって盛りだくさん。

楽しい運動会だった。

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てるてるぼうず

2013年10月04日 | 日記

明日は運動会。

予報はばっちり雨。

娘が保育園でてるてる坊主をつくってきたので、外につるしておいた。

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慢性的な筋緊張4

2013年10月01日 | 鍼治療

前回「慢性的な筋緊張3」で

自動的に「過去と同じパターンを繰り返す」という選択を避けるために、まず注意・観察力を眠らせないように起こしておかないといけない。

と書いた。

それに関連して、鍼を刺したままで身体を動かしてもらうやり方がある。

鍼を刺されているということで確かに身体への注意・観察力は眠りにくくなる。

そのため、動作時に過去と同じ筋緊張のパターンを繰り返さず、痛みが減るかも知れない。

しかし、自分で治していけるようになるには遠くなる。

自分の問題(症状)を改善していくために、鍼を刺されていないと自分の身体に注意・観察することができない状態になってしまう。

次に同じような問題が生じたら、もう少し強い刺激・長い期間が必要になるだろう。

もしくは違う形で問題となって現れてくるかも知れない。

どちらにしても問題の根は、自分で自分の身体を(内側の目で)観察できないこと、にある。

その能力を伸ばすこと、その障害を解消していくことが根本的な解決への道となる。  

 

 

 

 

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