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一般教養まるわかりガイド

世の中で起きている森羅万象を斬ります。お笑い、芸能スキャンダルから政治経済の時事情報まで幅広く書いていきます。

教養ガイド 268

2011年06月02日 10時26分42秒 | 政治
6月2日 朝日新聞

ついに自民、公明、たちあがれ日本の3党が、菅内閣の不信任決議案を衆院に提出した。いま、国会の使命は東日本大震災の復旧・復興に向けた予算や法律づくりだ。それなのに露骨な権力ゲームにふける国会議員たちに強い憤りを覚える。内閣不信任案は、野党の政権攻撃の切り札だ。それを切るなら、もっとわかりやすい理由と明確な展望が要る。そのどちらもないではないか。自民党の谷垣禎一総裁は、きのうの党首討論で、震災と原発事故への対応の不手際などを理由に挙げた。確かに、原発事故の情報公開は遅れ、迷走を重ねている。だが、自民党がこれみよがしに攻め立てることへの違和感をぬぐえない。情報公開への消極姿勢も危機管理の甘さも、自民党政権でも指摘されてきたことだ。

国策として原子力発電を進めたのも自民党だった。だからこそ、各党が力を合わせて危機を乗り越えてほしい。それが国民の願いだろう。谷垣氏は菅直人首相が辞めれば、「党派を超えて団結する道はいくらでもできる」という。だが「菅おろし」に同調するのは、小沢一郎元代表ら民主党の「反菅」勢力だ。両者は、民主党マニフェストの撤回か、固守かで百八十度違う。首相を代える一点でのみの協調であり、その先の政権構想も描けまい。「急流でも馬を乗り換えよ」と唱えるのなら、せめて乗り換える馬とともに、その行く先を明示しなければ無責任だ。野党よりもっと、あぜんとさせられるのは、民主党内の動きだ。首相指名で菅氏に投じ、政権を誕生させた連帯責任を都合よく忘れたようだ。

首相に知恵と力を貸し、叱咤(しった)し、政治を前に進める。それが与党議員の責任だ。なぜ、被災地を回り、支援策を考え、首相に実現を迫る努力を、もっとしないのか。野党が提出する不信任案への賛成は筋が通らない。内閣を倒そうとするのなら、まず離党してから行動すべきだ。賛成しても除名されないと考えているなら、非常識にもほどがある。不信任にひた走る議員は、可決されても、この震災下では衆院解散・総選挙はできないと踏んでいるように見える。だとしたら、本来の解散権を縛られたような状況のもとで不信任を行使する政治手法に、姑息(こそく)とのそしりも免れない。こんな不信任騒動をしなければ、政治は進化できないのか。政治全体が不信任を突きつけられる事態を憂う。

最大の景気対策は政権交代だといい、政治とカネの問題を徹底的に追及し、一に雇用二に雇用とこれでもかと妄想を展開し、いざ政権交代したらこのザマ…そりゃ不信任決議案を出されますよ。今までも、ルーピーのグダグダぶりや、小沢さんの金の問題などで不信感しかありませんでしたが、東日本大震災が発生した時に、リーダーシップを発揮するかと思いきや、情報をねつ造し、懸命に作業に当たっている東電職員に切れ倒し、天候不良で視察を見送るなど、おおよそ日本のかじ取りをしているとは思えないような堕落ぶりを目の当たりにして完全に諦めましたからね…。今まで散々偉そうに言ってきたことも、所詮机上の空論であり、現実にはまったく機能しなかったということなんでしょうね…。今日の午後に決まるようです。どうなるか見守りたいと思います。

教養ガイド 264

2011年04月19日 16時49分07秒 | 政治
4月19日 スポーツ報知

東日本大震災に関する集中審議が18日、参院予算委員会で行われた。菅直人首相(64)は内閣の対応について「十分やれている」などと繰り返したものの、震災当日に福島に行ったことなどについて野党から集中砲火を浴び防戦一方に。また、昨年10月、静岡県の浜岡原発で、今回と同じケースを想定した防災訓練に参加していたが、イマイチ覚えていないことも発覚。委員会には東京電力の清水正孝社長(66)も参考人として出席した。「リーダーシップがないと言われるのは、どうしてだと思われますか」。菅首相への集中砲火は、自民党の脇雅史氏(66)の質問が号砲だった。「初動が遅かったという批判はあたらない」「十分な対応がやれている」…。それまでは何とか応戦していた首相だが、直後に残念な事実が発覚してしまった。

「平成22年の10月20日、21日、大事な催しがありましたが、ご記憶ですか」。脇氏によると、この日は「原子力総合防災訓練」が開催され、本部長として首相が参加したという。「テーマを覚えているか」と問われた首相は「詳しい内容を記憶していないが、地震等を想定したことではなかったかと記憶しています」と答えた。実際のテーマは「原子炉給水系の故障により、原子炉水位が低下し、原子炉が自動停止。その後の炉心冷却装置等、複数の装置の故障により、放射性物質が放出された場合、その影響が発電所周辺地域に及ぶ恐れがある」との想定。

脇氏が「まさに今回と同じことじゃないですか。あなた、本部長として参加されてるじゃないですか!」とまくし立てると、ヤジの嵐が巻き起こった。首相は「想定の訓練が行われたのは、ご指摘の通りだと思います」と釈明。ちなみに当時の経産相・大畠章宏国交相(63)は「浜岡原発の訓練、覚えております」と答弁し、野党側から「よし!」との声が上がった。みんなの党・小野次郎氏(57)からは、3月12日の党首会談で「原発は絶対安全」との内容を「とうとうと述べたその最中に、水素爆発が起きた」と暴露されると、議員からは失笑が起きた。それでも、首相は「欲張りかもしれないが、復興・復旧、財政再建に道筋がつくところまでやれば、政治家として本望だ」とまだまだ、やる気を見せていた。

スッカラ菅なので仕方ない…。最後のコメント…こんなこと本当に言ったんでしょうかね?こんな浅はかな願望のために日本が終わってしまおうとしています。完全に自分のリーダーとしての資質のなさを完全にあぶり出されて集中砲火に遭っていたんですね。まぁこれに参加したことを忘れてわけわからんその場しのぎのコメントをして難を逃れようなどと考えている時点でアウトです。ここへきてやる気満々をアピールすればするほど多くの方が失望します。行動を起こせば起こすほど日本がどんどんおかしくなってきます。菅さんといいあの鳩といい、まともな人間は一人もいないんでしょうか?こんな人たちが日本のかじ取りをしていたら確実に終わりです。何も考えずに行動しているから記憶にも残らないということでしょう。この発言で遊び半分で仕事をしているということが証明されました。後は…日本がどんどん傾き、崩壊していく様子を私たちが何もせずにただ見ているだけなんでしょうかね…。

教養ガイド 258

2011年04月11日 15時42分05秒 | 政治
4月11日 読売新聞

東日本大震災の「自粛ムード」が広がる中、街頭演説などが控えられるという異例の統一地方選の前半戦が終了した。東京都知事選では石原慎太郎知事が4選された。都議会与党の自民、公明に加え、民主党の支持層や無党派層にも支持を広げた。震災の影響で「強い指導者」への期待が集まったのだろう。首都の防災や、経営危機が続く新銀行東京、待機児童と高齢者対策など、課題は山積している。石原知事には、これらの懸案に誠実に取り組んでもらいたい。民主、自民両党の対決型の3知事選では、民主党系候補が全敗した。東京、北海道に加え、岡田幹事長の地元・三重県での敗北は、民主党に打撃となった。

民主党は41道府県議選でも振るわず、敗北した。政権公約の行き詰まり、震災対応や外交の不手際など国政の失点が響いた。党内では、菅首相など執行部の責任を問う声が高まろう。自民党は攻勢を強め、与野党協力が困難になる恐れもある。首相は、この事態を重く受け止めるべきだ。道府県議選では、自民党も長期低落傾向が続いている。既成政党に代わって勢力を拡大したのが首長新党だ。橋下徹大阪府知事の「大阪維新の会」は、府議選で過半数を獲得し、大阪、堺両市議選でも躍進した。河村たかし名古屋市長の「減税日本」と大村秀章愛知県知事の「日本一愛知の会」も、県議選で一定の議席を確保した。

だが、それは「大阪都構想」や「住民税減税」への積極的支持というよりも、既成政党に対する不信の裏返しだろう。首長新党は、「個性的な指導者」の人気に頼るだけでなく、行政全般について責任ある対応をとるべきだ。大阪都構想も、単なる大阪府と大阪市の主導権争いでは困る。大都市制度の在り方について冷静に議論を深めることが重要だ。首長新党の伸長は、存在感を示せない議会に対する「議員数は多く、報酬も高すぎる」との批判にも起因する。各議会は活動を活性化しなければ、復権は難しい。大震災の結果、自治体は復興策などで国に依存しがちになり、地方分権が停滞する恐れがある。だが、非常時には国が自治体を支援する安全網を作りつつ、平時には分権を進めることは可能だろう。新たな首長や議員には、そうした知恵と覚悟が求められる。

まぁ…石原さんの当選は妥当でしょうね。消去法で石原慎太郎が残るという感じです。他の県でも知事選が行われていましたが、やはり日頃のグダグダぶりがあだとなって民主は大敗してしまったようです。時期が時期ですので解散して総選挙をしろとか、総理大臣辞めろなんてことは言いませんが、もう少し、総理のリーダーシップのもとに民主党が一丸となっていただきたいですね。得意の内輪モメやなんちゃってパフォーマンスをしたところで、国民には一ミリたりとも心に響きませんからね。震災から一刻も早く立ち直ることが望まれますが、経済が回らないことにはどうしようもありません。ですので、過度な自粛を避け、被災していない地域から日本を元気にしていただきたいですね。国民が直接選挙で選んだ知事の下で被災者のためにみんなで力を合わせなければいけないようです。

教養ガイド 246

2011年03月22日 16時18分54秒 | 政治
3月22日 読売新聞

海江田経済産業相は22日午前の閣議後の記者会見で、東京消防庁が福島第一原子力発電所で行っている放水作業に関し、不適切な発言があったとして陳謝した。石原慎太郎都知事は21日、首相官邸に菅首相を訪ね、政府関係者が同庁に長時間の放水を求め、「速やかにやらなければ処分する」と圧力をかけるような発言があったとして、「絶対にそんなことを言わせないでくれ」と抗議した。

石原氏によると長時間の作業で放水車は故障し、首相は「大変申し訳ない」と謝罪したという。都関係者は、この政府関係者は海江田氏だと指摘していた。海江田氏は22日の記者会見で、「私の発言で消防の方が不快な思いをされたのであれば、申し訳なく思う。おわび申し上げる」と述べた。自らの発言内容については「(放水作業が)進行中なので、事実関係を詳細に述べることは差し控える。私が現場と話したということではなく連絡員が(間に)入っている。かなり事実の混同がある」とするにとどめた。

これは最低ですね…偉そうに支持するだけで自分は放水へ行かない、そして救助隊を脅し、騒ぎになったら陳謝…こんなことで許されると思っているんでしょうかね?もう100万回謝罪してももう手遅れです。後先考えないその場しのぎの発言は政治家の十八番ですからね。今更誤ってももう遅いんです。こういう人の心を持たない人間が上に立つと多くの人が迷惑を被るということですね。切羽詰まって極限状態に追い込まれたので本性が出たんでしょうね…。もういまさら何を言っても手遅れです。陳謝と言っても心底反省なんてしていないんでしょうね。これからもこの騒動はどんどん大きくなるでしょうね。体を張って、命をかけて懸命に作業している方々を冒涜したんですから…。まぁ自業自得ですけど。

教養ガイド 237

2011年03月07日 15時24分48秒 | 政治
3月7日 読売新聞

来年度予算関連法案の成立のめどが立たず、国会が行き詰まっているこの時期に、前原外相が辞任した。尋常ならざる事態と言わざるをえない。菅首相は、一層、窮地に追い込まれた。果たして態勢を立て直せるだろうか。前原外相は、京都市に住む在日韓国人の女性から政治献金を受け取っていたことを認めている。政治資金規正法は、外国人からの献金を明確に禁じている。まして前原氏は日本の外交の責任者である。「政治家としてのけじめ」をつけるため、引責辞任に踏み切ったのは当然だろう。前原氏は記者会見で、予算案や予算関連法案の審議とともに主要8か国(G8)外相会合など外交日程を挙げ、「職にとどまることで内外の課題推進が滞ることは避けねばならない」と述べた。

もとより、政治の停滞が許されるはずはない。だが、政権の中枢にあってポスト菅の最有力候補とされた前原氏の辞任の衝撃は小さくない。前原氏は、「日米同盟重視」を掲げ、鳩山政権でこじれた日米関係の修復を図っていた。そのさなかの辞任である。政権の弱体化をこれだけ露呈しては、日米のみならず、日中、日露関係の再構築もおぼつかない。野党側は、主婦年金の救済策に関する細川厚生労働相のずさんな対応も問題視している。前原氏の辞任が、野党側を勢いづけ、細川氏の進退にも及べば、菅首相の政権運営は一段と厳しくなる。民主党内における菅首相の求心力がますます低下し、小沢一郎元代表グループによる「倒閣」の動きに拍車がかかりかねない。

菅内閣に対する国民の支持も離れる一方だ。読売新聞の世論調査によると、内閣支持率は、24%に続落した。昨年6月の菅内閣発足以来最低の数字である。菅首相に「早く退陣してほしい」という回答も実に51%にのぼった。閣僚の不祥事が相次ぎ、衆参ねじれ国会での法案成立にも何ら展望を見いだせない民主党政権に対する、国民の強い不満と、失望の声と見るべきだろう。菅氏の首相としての資質、能力に見切りを付けた人も少なくないのではないか。首相が、謙虚に国民の声に耳を傾け、政治姿勢を改めなければ、この難局を打開できまい。菅首相にも「民主党政権が誕生して最も厳しい局面」との自覚はあるようだ。それを乗り切る指導力を示せるかどうかが問題だ。

完全にやってしまいましたね…。民主党は元々国民のことなんて何も考えていない自己中で屑の集まりでしたが、個人的には前原さんには好感を持っていました。唯一しっかりした政治をしてくれる人だと思っていたんですけどね。その前原さんが、かつて民主党が口を酸っぱくして言っていた政治とカネの問題が原因で辞任することになるとは思ってもいませんでしたね。唯一、まともな考え方のできる人を失った民主党にはもう何も残りませんね。完全に終わりでしょう。と言っても、どれだけ支持率が下がっても厚顔無恥ですので解散せずに平然と総理を続けて国民の反感を買っていそうですけどね…。もう完全に末期ですので、この政権が続けば続くほど、日本が破綻する日も早くなるということでしょうね。

教養ガイド 234

2011年03月01日 15時45分03秒 | 政治
3月1日 J-CASTニュース

告示まで1か月を切った東京都知事選に関して、石原慎太郎都知事が4選出馬について後向きと受けとれる発言をテレビでした。一方で、朝日新聞などの不出馬報道を受け、「逆に都知事を続ける気になった」との指摘も出ている。「石原氏が出ないなら立候補する」という姿勢の立候補検討組もいるようで、石原氏の去就にあらためて注目が集まっている。「同じことを、人間、何回もやっちゃだめなんだ。人心もうんでくるしさ。やってる当人だってだれてくる」。石原氏は2011年2月27日、「新報道2001」(フジテレビ系)に中継生出演し、「ズバリ、都知事選とかってどうなるんでしょう」との質問にこう答えた。さらに、石原氏の「不出馬の意向」を報じた新聞記事について聞かれた際には、「(記事を)見ましたよ」と話した後、「うん、もういいよ、もう。何だかんだ言われながらサーっと姿消すのがいいじゃない。鞍馬天狗みたいに」と後半、少しにやっとしながら話した。

この石原発言については、朝日新聞が「引退示唆」と報じるなどしている。時事通信は2月27日夕、「石原氏『不出馬』にじます」と報じたが、記事では「ただ、都議会与党の自民党などが出馬するよう説得を続けており、最終的な判断までに曲折も予想される」と指摘している。2月22日付夕刊で朝日新聞と東京新聞が、石原氏の「不出馬意向」を報じた後も、不出馬説一色に染まっているわけではない。2月18日付朝刊で「石原氏 出馬の方向」と1面トップ(東京最終版)で報じた毎日新聞は、25日付夕刊「特集ワイド」の中で、22日の朝日などの報道に触れつつ、自民党の谷垣禎一総裁が「ガセネタでしょ」「(長男の石原)伸晃幹事長が否定したと聞きましたよ」と「周辺に話した」と書いた。石原知事3男の宏高・前衆院議員がノーコメントと前置きしつつ、「(不出馬)報道は誰が出るかを見極めるための呼び水かもしれない」と分析したことも伝えている。

2月28日に首都圏の書店などに並んだ週刊現代最新号(3月12日号)でも、「先の不出馬情報で逆に都知事を続ける気になったという見方もある」と指摘している。記事の中で、「都政担当記者」が、「不出馬説リーク」について、「石原氏の出方待ちの東国原(英夫・前宮崎県知事)氏が出馬を決意する。それでいいんですか、と石原氏の尻を叩こうという狙いもあった」と解説している。この記者は「7対3くらいで石原氏は出馬すると睨んでいます」としている。開会中の都議会が3月11日に最終日を迎えるため、「10日か11日あたりに石原氏が態度を表明するだろう」との見方が強まっている。都知事選は3月24日に告示され、4月10日に投開票される。これまでに共産党政策委員長の小池晃氏と居酒屋チェーン「ワタミ」創業者の渡邉美樹氏が会見を開いて立候補を表明している。ほかに、東国原氏らの立候補の可能性が取りざたされている。

石原知事は確かに年ですし、後一期知事をするのは難しいかもしれませんが、今回の都知事選に立候補した面子を見る限り、都政を任せられる人がいないんですよね。少なくとも2位じゃだめなんですかと平然と言ってのけた厚顔無恥の方にはご遠慮いただきたい…。このまま石原さん不在で選挙に突入したら、どうしても消去法になってしまうんですよね。東京を住みよい都市にしていただきたいですね。民主党のように選挙前は偉そうにごちゃごちゃ言っているだけでいざなってみたらカス以下…なんてことには絶対にならないようにしていただきたいと思います。都政を任せることのできる器がある候補者は…今現在皆無だというのが現実なんですけどね…一応私は東京都民ですので都知事選の行方は見守りたいと思います。

教養ガイド 225

2011年02月15日 15時14分08秒 | 政治
2月15日 J-CASTニュース

鳩山由紀夫前首相が、米軍普天間基地の沖縄県外移設を断念した際に理由に挙げた「抑止力」について、「方便だった」と発言した。あまりの発言の軽さに、地元紙だけでなく、テレビコメンテーターからも「万死に値する」「引退すべきだ」と鳩山氏に対して激しい批判が浴びせられている。「沖縄の人たちはどういう思いで(この記事を)読みましたかね」。情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」(TBS系)司会のみのもんたさんは、2011年2月14日の放送で、鳩山発言を伝える沖縄タイムスと琉球新報の13日付1面を怒った様子で紹介した。鳩山氏は両紙などとのインタビューの中で、09年5月の日米合意をめぐり、移設先が結局従来案通りの沖縄県名護市辺野古という情勢になった際に「理屈付けをしなければならなかった」などと答えた。さらに在沖米海兵隊について、「存在することが戦争の抑止になると、直接そういうわけではないと思う」と持論を展開し、「海兵隊が欠けると(米軍)全てが連関している中で米軍自身が十分な機能を果たせないという意味で抑止力という話になる」「それを方便と言われれば方便だが」と話した。

鳩山氏は当時、「日米同盟関係、近隣諸国との関係を考えた際、抑止力の観点から難しいという思いになった」などと県外移設断念の理由を説明していた。しかし、その「抑止力」が「(結論が出た後の)理屈付け」で「方便」だったと、当時首相だった人物があっけらからんとしゃべってしまったのだ。「これほど言葉の軽い政治家を見たことがない」――琉球新報社説は、鳩山氏に対しこうあきれつつ、政治不信を高めるとして「万死に値する大罪だ」と断じている。「朝ズバ」では、TBS解説委員室長の杉尾秀哉氏が「(抑止力云々は)沖縄の人々を説得するためのウソだったということですよ」と解説し、「もう鳩山さんはしゃべんないで欲しい。安全保障が根本的に分かってない人」と話した。国際金融アナリストの末吉竹二郎氏は、「彼は政治家を引退すべき」「政治家の資格ない」と続けた。また、学習院大の八塩圭子・特別客員教授は、鳩山氏が首相退陣時にも表明した「次回選挙に立候補しない」方針を撤回したことに触れ、「政権を揺るがすようなことばっかり言ってる」と、かつて鳩山氏本人が批判していた「首相経験者による影響力行使が政治を混乱させる」弊害を今や鳩山氏が体現していることを指摘した。

一方、鳩山発言について、その「軽さ」にはあきれつつ、「実態を率直に認めたもの」と肯定的に評価していこうという人もいる。沖縄では以前から「抑止(ヨクシ)力という理由付けはユクシ(ウソの方言)」との見方があった。沖縄の「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の共同代表を務める高里鈴代さんは、鳩山発言について「抑止力に立脚した日米共同声明の虚構性が交渉当事者によってあばかれた」と話す。「よくぞ本当のことを言った」というわけだ。高里さんは、鳩山発言を逆手にとって、「政府が『沖縄に基地が必要』としていた前提(抑止力)が崩れた」と捉え、菅直人首相に日米共同声明の見直しを迫る機運の追い風にしたい考えだ。また、鳩山インタビューに出てきた外務・防衛省による県外移設への抵抗などの対官僚問題について、「ただの言い訳」と切り捨てず、注目して改善していくべきだとも高野さんはみている。鳩山氏に対しては「謝罪して終わりで引退するのではなく、いち国会議員として、県外移設に向けてなすべきことがあるはずだ」と注文をつけた。2月14日、鳩山氏は記者団からの質問に対し、「抑止力」発言報道について事実関係を認めた。一方、枝野幸男官房長官は同日、「(在沖米海兵隊について)日本の平和と安全に寄与する抑止力をもっている」と会見で述べ、鳩山氏に「反論」した。

恥を散々垂れ流して政界から消えたと思いきやまだのうのうと政治家を気取っていたんですね。恐らくルーピーさんは日本の歴代総理の中で最もふさわしくない総理大臣だったと思いますね、普天間基地は最低でも県外移設、最大の景気対策は政権交代、コンクリートから人へ等々、散々魅力的なマニフェストを偉そうに語っていましたが、いざ政権交代して見ると「何一つ」着手することなく逃げちゃいましたもんね。今でも平然とこのような軽口が叩ける神経が何一つとして理解できません。このおっさんがしゃしゃり出てきてよかったためしがありません。歴史に残る無能総理ですね。一言一言の発言がこれでもかとブレ倒し、平成の脱税王と呼ばれ、諸外国からはルーピーと揶揄される…これ以上恥を垂れ流してほしくないので政界からいなくなってくれることを願うのですが…。勉強だけできてもダメな人間の模範のような人ですね…ホントに。この人の発する一言一言が国民を失笑させ、怒らせ、呆れさせるというのは今までを見てきてこれでもかと実感しているはずですので、大人しく引退して二度と表舞台に出てこないようにしていただきたいものです。

教養ガイド 216

2011年02月01日 16時50分40秒 | 政治
2月1日 朝日新聞

民主党の小沢一郎元代表が、政治資金規正法違反の罪で起訴された。検察審査会の2度の議決を受けたもので、ふつうの市民が政界の実力者を刑事被告人の座に据えたと言っていい。いったん検察が起訴を見送った事件だ。裁判の行方は予断を許さない。起訴の権限は検察が長く独占してきた。足利事件のような大きな過ちもあるものの、有罪が確実に見込まれるものだけを起訴する運用により、有罪率99%という刑事司法を作りあげた。それは一定の評価を得る一方で、裁判の形骸化をもたらした。検察が強大な権限をにぎることになり、独善的な体質を生む素地ともなった。検察審による強制起訴はこれに風穴を開けた。検察がとってきた起訴と不起訴とを分ける基準や個々のケースへの対応は、一般の感覚と正義感に沿うものか。問い直す機会を市民が初めて得たと言っていいだろう。今回問題になったのは政治資金規正法の解釈・運用だ。

これまで検察は、収支報告書に実態と異なる記載があっても、ヤミ献金など重大悪質なものでなければ摘発対象とせず、また、実務担当者を超えて政治家本人の責任まで問うには、よほど確かな証拠が必要だという方針で臨んできた。これに対し検察審は、規正法が目的に掲げる「国民の不断の監視と批判」を言葉だけのものにしてしまう、ずさんな記載のありように、より厳しい目を向けた。政治資金の流れの透明性を重視する姿勢は、検察が「小沢氏自身の関与を裏づけるとまではいえない」と判断した秘書らの供述を、積極的にとらえ直すことにもつながった。裁判でこうした点がどう評価されるか、軽々に予測できない。検察審を引きついだ指定弁護士の言い分が否定される可能性はあるし、訴追される側の負担にも配慮が必要だろう。だが、国民が抱いた疑問をうやむやにせず、法廷という公の場で議論し、裁判所の判断を求める。

その意義は、日本の政治や司法制度を考えるうえで決して小さくない。起訴イコール有罪といった決めつけはせずに、冷静に公判の行方を見守りたい。政治の側が早急に取り組むべき課題もある。今の収支報告制度は、秘書任せ・他人任せを容認する内容になっている。報告書に政治家本人の署名を義務づけるなど、自覚を促し、責任を明確にする仕組みに改めるべきだ。小沢氏は、検察による起訴と強制起訴との違いを強調して離党などを否定した。その時どきで都合のいい理屈を持ち出し、国民に正面から向き合おうとしない姿勢には失望を禁じ得ない。法廷で争うことと、政治家として責任を果たすことは別問題である。国会での説明すらできないのなら、自らしかるべく身を処すのが筋ではないか。

今日の目玉ニュースは確実にこれですね。ついに政界の癌に鉄槌が下される時がやってきたようです。まぁ自業自得ですが…。起訴したからには確実に有罪にしていただきたいですね。この人は色々黒い疑惑がありすぎました。言っていることも矛盾しまくっていました。もうこれ以上ないというくらい追い込んで徹底的に叩いていただきたいと思います。しかし、この人は有罪に出来なかったらとんでもない手段を使って検察に報復してきそうな気がします。今まで起訴されるかどうかという瀬戸際で起訴を見送ってきた検察ですが、ついに基礎に府に切った、という背景には確固たる証拠があるはずです。この証拠をどんどん突き付けて追い込んでいただきたいと思います。なんなら民主党には小沢さんの腰巾着が大勢いますので一掃していただいてもかまいませんしね。今でも自分は潔白だとか言っているようですが、政倫審への出席を拒否したり、陸山会の献金問題もまだ片付いていません。これらを徹底的に追及して塀の中へ葬ってやっていただきたいと思います。今回こそは検察に期待したいと思います。

教養ガイド 207

2011年01月17日 16時39分34秒 | 政治
1月17日 西日本新聞

阿久根市の竹原信一前市長の失職に伴う出直し市長選挙で当選した西平良将市長(37)は17日、同市役所に初登庁した。当選証書を付与された後、市長就任式に臨み、「市民の利益を目指し、すばらしい阿久根をつくっていきたい」と決意を述べた。同市によると、西平市長は、竹原信一前市長の専決処分で副市長に選任され、職務代理者に就いていた仙波敏郎氏を同日付で解任する方針。仙波氏は同日午前、記者団に、副市長を辞める意向を示していた。今後は同市に残り、竹原氏の政治活動を支えていくという。就任式は職員ら約100人が出席。

西平市長は、市民が市政に不満を抱いている現状について「(われわれは)市民が市役所に対してどのような思いを抱いていたか、市役所が果たす仕事は何かを学んできた」と強調。「首長が代わったら市役所の態度がおかしくなったと言われては何にもならない」と呼びかけた。西平市長は同日朝、支援者約10人とともに街頭に立ち、通勤者や学校に通う児童らに「おはようございます」とあいさつ。記者団に「今日は阿久根の再出発の日。市民生活を支えるために頑張りたい」と話した。

竹原さんは改革に乗り出したのは素晴らしいと思いますが、やり方が少々マズい感じでしたからね。とは言え、黒い疑惑もありましたし、法律を守る気はないと言ってみたり、この市長さんが有名になって阿久根市が有名になりましたからね。この人のブログ騒動はあまりにも有名ですが、ああいう書き方を平気でしたりする人に市政を任すというのは不安でもあったと思います。これから新市長になって阿久根市がどう変わっていくのかを見てみたいですね。

教養ガイド 205

2011年01月13日 16時21分56秒 | 政治
1月13日 読売新聞

菅首相(民主党代表)は13日、内閣改造・民主党役員人事で、たちあがれ日本の与謝野馨共同代表を閣僚など政府の要職に起用する意向を固めた。ポストとしては、税制改革や社会保障を担当する特命相、首相補佐官などが浮上している。与謝野氏は同日午前、平沼代表に離党届を提出した。また、仙谷官房長官の後任に枝野幸男幹事長代理が起用される方向となったことで、後任に取りざたされていた北沢防衛相は留任する見通しとなった。

与謝野氏は財務相、経済財政相、官房長官などを歴任、首相が今後の政策課題と位置付ける税制と社会保障制度改革に詳しく、首相とも親しい。首相は昨年11月、首相公邸で与謝野氏と会談するなど非公式に協力を求め、12月には、たちあがれ日本に連立政権参加を打診した。この際、調整役を務めた与謝野氏は連立参加を主張したが、同党が参加を拒否した経緯がある。

今まで散々裏切り行為を働いてきたこの爺さんは今度は立ち上がれを裏切り民主党に寝返る気なんですね。どこまでも政治家のポストにすがりついていたいんでしょうかね?しかし、今の民主党は近年まれにみる泥船ですから間違いなく沈むと思いますけどね。入閣しても民主党が良くなるとは思えませんし、せいぜい泥船に翻弄されるのがオチでしょうね。