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一般教養まるわかりガイド

世の中で起きている森羅万象を斬ります。お笑い、芸能スキャンダルから政治経済の時事情報まで幅広く書いていきます。

教養ガイド 349

2011年10月17日 17時02分56秒 | 法律
10月17日 毎日新聞

5人が死亡した大阪市此花区のパチンコ店放火殺人事件で、殺人などの罪に問われた高見素直被告(43)に対する裁判員裁判の論告求刑公判が17日、大阪地裁(和田真裁判長)で始まった。検察側は「多数の人を焼き殺そうとした残虐非道な行為で、何の落ち度もない尊い命を奪った結果は重大だ」と指摘。死刑を求刑した。弁護側は最終弁論で心神耗弱を理由に刑の減軽を求める。判決は31日。起訴内容に争いはなく、被告の責任能力の程度が争点。また、弁護側は死刑求刑を想定し、絞首刑は残虐で憲法36条に反するなどとして「死刑の違憲性」も争っている。検察側は論告で「被告は仕事が見つからず生活が行き詰まり、無差別殺人を考えた。動機に妄想的な考えが加わっているが、本質は仕事が見つからないという現実問題に対する八つ当たりだ」と指摘。

「過去の覚醒剤使用の後遺症による妄想があったが、自らの判断で犯行に及んだ」と述べ、完全責任能力があったと主張した。また、最高裁判例を踏まえ「死刑制度は憲法に違反しないことは明らかだ」と述べた。弁護側はこれまでの公判で、被告の責任能力について「統合失調症による妄想に支配され、善悪の判断能力などが著しく損なわれていた」と主張。また、元最高検検事らの証言などを基に死刑は違憲としている。起訴状によると、高見被告は09年7月、大阪市此花区のパチンコ店で、バケツに入れたガソリンをまいてマッチで火を放ち、客や従業員の男女5人を焼死させ、客10人に重軽傷を負わせるなどしたとされる。

死刑は当然でしょう。日本の司法は被害者の人権は蔑ろにし、加害者の人権ばかり尊重する風潮がありますからね。悪いのは被害者よりも断然加害者ですからね。人生は自分の描いたとおりに行かないことの方が多い、順風満帆に見える人でも実は挫折を経験している人が多い。このように困難と真摯に向き合い、乗り越えていくことは可能なわけです、にもかかわらずこの屑は、全てを社会や環境、人のせいにし、全く関係のない人を5人も殺しました。こんな奴を社会復帰させる必要なんてありません。生きながらえさせることすらも税金の無駄遣いですので早急にやっちゃっていただきたいと思います。こういう時にも弁護士は心神耗弱が云々と言いますが、こういうバカみたいなお決まりのセリフは言わないでいただきたい。しらけるだけです。絞首刑は残忍だと言った方がおられましたので、その発言を考慮し、火炙りでいいんじゃないでしょうかね?こんな屑を生かしておく必要は何もありません。

教養ガイド 342

2011年10月05日 15時56分23秒 | 法律
10月5日 毎日新聞

昨年12月、石岡市若松の県議選候補者事務所に保冷車が突っ込み、男性が死亡した事件で、殺人などの罪に問われている元指定暴力団山口組系幹部で無職、設楽啓一被告(43)の裁判員裁判の第3回公判前整理手続きが4日、水戸地裁(根本渉裁判長)で開かれた。設楽被告の弁護人は手続き終了後、記者団の取材に対し、無罪を主張する方針を明らかにした。弁護人によると、公判では設楽被告が犯人かどうかと殺意の有無を争点に審理することが決まった。

弁護人は「物証もほとんどなく、証人の証言頼みになる」と強調した。設楽被告は一貫して「保冷車を盗んでいないし、乗っていない」と否認している。11月22日の初公判から12月22日の判決言い渡しまで14回の公判が予定されている。起訴状によると、設楽被告は昨年12月12日、保冷車で県議選候補者、戸井田和之さん(46)=当選=の事務所に突入。逃走を阻止しようとした戸井田さんの叔父、利雄さん=当時(62)=を振り落とすなどして殺害したとされる。

なぜこのいかれた人間が無罪を主張するのか?まぁ正常だったらあれだけのことをやらかしておいて無罪なんて言いませんけどね。あれだけのことをしておいて保冷車に乗っていない…よく言えますね、こんなことが、人間は恥という概念を失うとこういうおかしなことも平気で主張できるようになるようです。人を殺して無罪を主張する神経が理解できません、聡明な裁判員の皆さまにはどうかこの首尾一貫しておかしなことを主張する被告人に厳罰を下していただきたいと思います。

教養ガイド 338

2011年09月29日 16時47分15秒 | 法律
9月29日 読売新聞

千葉県東金市で2008年9月、保育園児の成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(当時5歳)が殺害された事件で、殺人や死体遺棄罪などに問われ、1審・千葉地裁で懲役15年とされた無職勝木諒被告(24)の控訴審判決が29日、東京高裁であった。村瀬均裁判長は1審判決を支持し、心神耗弱などを主張した被告側の控訴を棄却した。

1審判決によると、勝木被告は08年9月21日、自宅近くの路上で見かけた幸満ちゃんを連れ去り、自宅の浴槽に沈めて殺害し、遺体を近くの資材置き場に遺棄した。被告に知的障害があることから、弁護側は公判で〈1〉被告には裁判の手続きなどを理解する「訴訟能力」がない〈2〉犯行時は心神耗弱の状態だった――と主張。しかし、1審は、精神鑑定の結果などから被告の訴訟能力と完全責任能力を認定したため、弁護側が「1審の判断には重大な事実誤認がある」として控訴していた。

たった15年??信じられない…。また15年後に同じような悲劇が起きること間違いなしでしょうね。弁護側はお決まりの心神耗弱だの精神鑑定だのと御託を並べて減刑に必死なようですが、こんな危険人物がもう一度よに放たれても悲劇しか生まれません。まぁこういうことをする時点で完全に頭はいかれていますが、だからと言ってそれを前面に主張して罪を軽減しようというのはおかしな話です。最低でも無期懲役でしょう。こんな事件を起こしてもなお、日本の司法は加害者に甘いので再犯が後を絶たないんです。できることならばこういう最低な人間は地球から消えてくれることが望ましいんですけどね。

教養ガイド 332

2011年09月20日 14時46分45秒 | 法律
9月20日 毎日新聞

裁判官や検察官、弁護士として社会で活躍する法曹の道を目指す意欲をそぐ状況が生まれている。一つは、法科大学院修了者を対象とした今年の新司法試験の結果だ。2063人が合格したが、合格率は23.5%で、過去6回で最低となった。政府は02年の閣議決定で年間合格者3000人程度との目標を掲げたが、大きく下回った。中でも、未修者(3年)コースの合格率は約16%にとどまり、法学部出身者向けの既修者(2年)コースの半分以下だ。司法改革を主導した政府の司法制度改革審議会は01年にまとめた意見書で、「幅広い教養と豊かな人間性」を掲げ、法律を学んだ経験のない社会人を含めて多様な分野から人材を集める方向性を打ち出した。だが、最近の新司法試験の結果を見ると、現実は理念からほど遠い実態にある。

社会人向け夜間コースの拡充など、職業経験を経て法曹を目指す人たちを支える体制を、法科大学院全体として充実させてほしい。法科大学院教育の抜本的な見直しも必要だ。3分の1以上の大学院が1桁台の合格率にとどまる。教員のレベルを含め、教育の質に問題があると言わざるを得ない。法科大学院で勉強すれば、最終的に7~8割の人が法曹の道に進めるというのが審議会の掲げた目標だったはずだ。このままでは、法曹志願者の減少に歯止めはかからない。文部科学省は、合格率の低迷が続く6校に対する来年度の補助金削減を決めた。既に他校との統合を決めている大学院もあるが、一定の淘汰(とうた)はやむを得ない。詰め込み的との批判がある試験内容の見直しを進める必要もあるだろう。

今、さらに深刻なのは司法試験に合格し、司法修習を終えても就職難が待ち構えていることである。日本弁護士連合会によると、今秋就職予定の司法修習生の約4割が7月時点で進路が未定だ。弁護士事務所に就職できず、いきなり独立・開業する「即独」と呼ばれる弁護士も増えている。事件や裁判の処理をめぐり、弁護士倫理が問われる場面は多い。研修を含め、若い芽を弁護士会全体で支える体制作りが急務だ。東日本大震災で、被災者の法律相談など弁護士会は大きな役割を果たしている。弁護士過疎の解消も進む。とはいえ、国民の多様なニーズに応える質量ともに充実した司法の実現は、いまだ途上だろう。高齢化など時代の変化に対応して職域を拡大する道もあるはずだ。政府のフォーラムも法律家の育成について検討を始めた。縮み志向で小さなパイを前提とするのでなく前向きな議論を期待したい。

2000人も合格させちゃだめですって…孤高の国家試験だったはずが、今ではどんどん難易度が下がり、旧司法試験と比べ、目も当てられないような状況になっています。まぁあれだけ法科大学院が乱立しては仕方ないと思いますが…。乱立している法科大学院に対し、合格者のほとんどが難関校という現実ですので、これからも格差はどんどん広がり、難関校以外は淘汰される時代になりそうです。本来ならば択一試験にも合格しないだろうといわれている人がどんどん合格しているわけですから、質の低下なんて当たり前ということです。当初は様々なバックグラウンドを持った法曹の育成であり、働きながらでも大学院に通って云々と言っていましたが、実際は、学生の時に予備校などで、これでもかというほど法科大学院対策をして入学してくる学部生がほとんどというのが現実ですからね…そりゃ社会人には参入しづらいですよ…。このままこの制度が続けば…5年後には崩壊しているでしょうね。

教養ガイド 328

2011年09月13日 16時37分57秒 | 法律
9月13日 中日新聞

三重県四日市市で2004年、窃盗犯と間違われた同市の男性=当時(68)=が現行犯逮捕後に死亡したのは警官の違法な制圧行為が原因として、妻(71)が県に5700万円の損害賠償を求めた訴訟で、県は3600万円の支払いを命じた名古屋高裁判決について最高裁への上告を断念する方針を固めた。13日にも正式表明する。中日新聞の取材に、県警幹部は「過去の判例などに照らし合わせた結果、上告する理由が見当たらないため」と説明した。

高裁判決によると、男性は同年2月17日午後、四日市市尾平町のスーパーで、子連れの女性に突然「泥棒」と呼ばれ、付近にいた買い物客に取り押さえられた。店内にいた四日市南署員に引き渡された後、床に押さえ付けられて意識を失い、翌日、死亡した。1審判決は制圧行為の違法性は認めたが、死亡との因果関係は認めなかった。これに対し、高裁判決は制圧と死亡との因果関係を認定。賠償額は1審の880万円から大幅に増額された。

一にも二にも、裁くべきはこの子連れの女性でしょう。このカス女の嘘情報が何の罪もない一人の人の命を奪ったんですから。私が遺族だったら何としても探し出して報復するでしょうね。泥棒扱いされたまま亡くなった本人の無念さは想像を絶すると思います。この女性はまだ捕まっていないそうですからね…。本当に恐ろしい。罪なき人の命を奪っておいて今も平然と社会生活を送っているというのが本当に恐ろしい。県と遺族は、この人殺し女を見つけ次第、絶対に一代では支払えないだろう思われる額の賠償金を請求していただきたいと思います。

教養ガイド 324

2011年09月07日 15時27分03秒 | 法律
9月7日 読売新聞

切り餅の側面に切り込みを入れ、焼いて膨らんだ時に表面が破れないよう工夫した特許権が侵害されたとして、包装餅で業界2位の「越後製菓」(新潟県長岡市)が、同1位の「佐藤食品工業」(新潟市)に対し「サトウの切り餅」など5商品の製造・販売差し止めや損害賠償を求めた訴訟で、知財高裁(飯村敏明裁判長)は7日、特許権侵害を認める中間判決を言い渡した。佐藤食品工業の事実上の逆転敗訴となった。1審・東京地裁は昨年11月、特許権侵害にあたらないとして越後製菓側の請求を棄却していた。

今後、損害額や差し止めを認めるかどうかについて、同高裁でさらに審理される。越後製菓は「切り餅の上下面ではなく側面に入れた切り込み」の特許を出願し、2008年に登録された。同社の製品には側面だけに切り込みが入っているのに対し、佐藤食品工業の製品は側面と上下面に切り込みがあり、訴訟では特許の範囲が争点となった。中間判決で飯村裁判長は「側面に切り込みが入れられていれば、上下面の切り込みの有無にかかわらず、越後製菓の特許権を侵害する」との判断を示した。佐藤食品工業は「特許権侵害ではないと考えている。今後の損害額の審理でも争う」とのコメントを出した。

両方のおもちを食べたことがありますが…越後製菓の側面に切り込みを入れるという技術が超がつくほど画期的でしたね。こういう技術が爆発的にヒットしたら必ず類似品が出ますからね。しかもちょっと変えただけという感じで…。佐藤食品がまさにそうだと思います。これが通るのであれば、類似品が出放題ですらね。これからはライセンス料を支払って、同じようなことをやるんでしょうかね?それとも佐藤食品は全く新しい技術を考えてヒットを狙うのでしょうか?いずれにしてもこの技術を用いることができるのは越後製菓だけ、ということになれば越後製菓の独り勝ちになってしまいますからね。これからも争うようですし、最終的にはどうなるんでしょうかね…行方を見守りたいと思います。

教養ガイド 322

2011年09月05日 16時32分17秒 | 法律
9月5日 朝日新聞

約2千人の司法修習生に国庫から給料を払い続けるか、打ち切るか。この1年余、混迷した問題は「一律支給をやめ、希望者には月二十数万円を無利子で貸与する」という当初の方針に落ち着くことになった。有識者や関係省庁の副大臣らでつくる政府の「法曹の養成に関するフォーラム」が取りまとめた。収入が低い人に対する返済猶予の措置も盛り込まれた。遠回りをしたが、妥当な結論に至ったことは歓迎したい。本当は昨年秋に貸与制に転換するはずだった。だが日本弁護士連合会が「金持ちしか法律家になれなくなる」と政党に働きかけ、先延ばしになっていた。今回、19人の委員のうち給費制を主張したのは日弁連推薦の1人だけだった。フォーラムが実施した調査によると、貸与されたお金の返済が始まる弁護士6年目の平均所得は1千万円を超すのに対し、返す額は月2万数千円だ。

「税金の使い道はメリハリをつけて有意義に」という納税者の当然の思いが、議論に反映したといえよう。給費制の見直しは、法律家の増員や法科大学院、法テラスの設立など、司法改革の一環として決まった。行政に比べて小さすぎた司法の機能を拡大し、人々が法の下で平等、対等に生きる社会を築く。それが改革の背骨を貫く思想だった。その施策の一部を抜き出して曲げることは、全体の骨格を揺るがし「一部のエリートが担う小さな司法」への逆戻りを招きかねない。給費制問題を考えるうえで忘れてならない視点だ。日弁連はなお給費制維持の旗を降ろしていないが、いま司法界が精力を傾けて取り組むべきは、目の前にある本当に重要で困難な課題ではないか。

弁護士や裁判をもっと利用しやすくするため、関連する予算や人員を充実させる。司法試験の合格率を高め、法曹志望者の減少に歯止めをかける。乱立した法科大学院を再編し、教育内容も時代により適したものに改める。法律家が活動する領域を社会の隅々に広げる――。財政事情は厳しいし、利害や思惑も絡む。だからこそ法曹界以外から多くのメンバーが入っているフォーラムの場で、この秋以降、議論を深め、合意の形成と社会の幅広い理解の獲得をめざさなければならない。気がかりなのは、かつてあった改革への熱気が最近の経済界から感じられないことだ。国際競争を勝ち抜くためにも司法インフラの充実は欠かせない。その事実をもう一度確認し、前向きな姿勢で臨んでもらいたい。

旧司法試験の時は合格して司法修習に入る時に国がお金を出してくれていたんですよね?そう考えたら新司法試験になり、合格者が増え、景気がこんなのじゃ貸与制になるのも無理はないかもしれません。法科大学院も、合格者が多い大学院とそうでない大学院がくっきり分かれるようになり、下位大学院を出て、下位の成績で合格したらほぼ就職は絶望的…というのが今の現状です。アメリカのまねごとをして法科大学院を作り、弁護士を増やそうという司法制度改革は大失敗でしたね。一昔前は天上天下唯我独尊プラチナ資格でしたが、今は凋落が著しく、目も当てれない悲惨な感じになっていますからね。さらに今年から予備試験も実施されることになり、旧司法試験組がこぞって参戦してきたらいよいよ下位ローは軒並み淘汰されてしまいそうな気がします。早く、旧試験時代の難易度と合格率に戻すべきだと思うのですが…法科大学院がどんどん乱立し、予備試験が実施されるようになりましたので、旧試験に戻るのは無理そうですね。

教養ガイド 297

2011年07月22日 14時13分12秒 | 法律
7月22日 産経新聞

千葉県市川市のマンションで平成19年、英国人英会話講師のリンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=を殺害したとして、殺人などの罪に問われた無職、市橋達也被告(32)の裁判員裁判の判決公判が21日、千葉地裁で開かれた。堀田真哉裁判長は「犯行は被害者の人格、生命に対する敬意がみじんも感じられないもので、長期間の逃亡により真相解明を妨げた」として、求刑通り無期懲役を言い渡した。堀田裁判長は争点だった殺意の有無について、解剖医の「3分以上、首を圧迫しないと窒息死に至らない」とする証言を引用し、「首を圧迫する力の強さと時間からして明確な殺意があった」と認定。

殺害動機は「乱暴行為が発覚する恐れがある中、リンゼイさんが大声を出して逃げようとし、他の住人から通報される危険が現実的になったため」と指摘した。一方、検察側が主張した強姦(ごうかん)致死罪の成立は、「乱暴から殺害まで相当な時間が経過しており、乱暴の意思が継続していたとはいえない」と述べ、弁護側の主張を認めて強姦罪を適用した。また、公判での市橋被告の供述は「客観的証拠と矛盾する供述や不自然な内容の供述を繰り返しており、罪と向き合おうとしていない」と非難した。判決によると、市橋被告は19年3月、自宅マンションでリンゼイさんの顔などを殴り、両手足を縛って乱暴。さらに首を圧迫して殺害し、ベランダの浴槽内に遺棄した。

やはり、大方の予想通り判決は無期懲役でしたね。個人的には極刑でいいんじゃないかと思っていましたが。日本が大好きで日本にやってきて、そこで殺されることになるなんて被害者も遺族も考えもしなかったと思います。乱暴して殺害し、ベランダの浴槽に遺棄するなんて常軌を逸した行動としか言いようがありません。にもかかわらず、殺意を否認する被告の神経を疑いました。本当にどうしようもありません。人の命を奪った後で顔を変えて逃亡し、遺族の思いを踏みにじるような人間に更生の余地も情状酌量の余地もないと思うんですけどね。この判決に不服があるだの、自分の言っていることを信じてもらえないだのわけのわからんことを言っているようですが、二年以上も逃げ回っていたやつの言うことなんて誰も信じませんよ。一挙手一投足がしらじらしい猿芝居だということはみんな知っていますのでおとなしく消えていただきたいと思います。

教養ガイド 287

2011年07月05日 11時24分46秒 | 法律
7月5日 千葉日報

約2年7カ月にわたる逃亡生活の末に逮捕された市橋被告の初公判。全国的な注目を集めた法廷で被告は、遺族に向かってひざまずき、罪状認否では「本当に申し訳ありませんでした」と涙声で謝罪した。裁判に臨んだリンゼイさんの遺族は、殺意を否認する被告に憤りの表情を見せ、亡き娘の変わり果てた姿がモニターに映ると、目を赤くして怒りのまなざしを向けた。地裁前には、事件の真相を知ろうと約千人が詰め掛けた。逮捕されて以来、約1年8カ月ぶりに公の場に姿を現した市橋被告。その姿は公開されていた整形後の写真よりも痩せ細り、顔は青白く髪はくせ毛。黒のワイシャツにデニム姿で、サンダルを履いてゆっくりと入廷した。証言台の前に進むと、検察官の後ろに座る遺族に向かって一礼、ひざまずいて頭を下げた。

「市橋達也です」。発する声は弱々しく時折消え入りそう。裁判長から起訴内容について間違いないか問われると、しばらく沈黙した後「殺意はありませんでした。しかし、リンゼイさんの死に対して私には責任があります。その責任を取るつもりです」。鼻をすすりながら涙声で言葉を絞り出し「怖い思いをさせてしまったのは私です。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪も口にした。詳しい犯行内容について聞かれると「事件の日に何があったかを裁判で話していくことが私の義務。これからの裁判で詳しく話していきます」とゆっくり答えた。冒頭陳述で検察側は「電車内で初対面し、自転車で帰宅するリンゼイさんを走って追い掛けた」「『英語を教えてほしい』と頼み、『レッスン料を忘れた』と言葉巧みに自宅に誘った」と、これまで明らかになっていなかった犯行に至る経緯を説明した。

いくら謝罪をしても被害者が戻ってくることはありません。いくらひざまずいてももう手遅れです。リンゼイさんを殺害し、顔を変えて逃亡するような鬼畜に同情の余地はありません。最初の第一報がメディアで報道された時、千葉県警が容疑者を油断して取り逃がしたことが発端ですからね。まさか捕まるまで、顔を変えて逃げまくり、捕まったら捕まったで本を出すなんて思ってもいませんでした。被告の行動一つ一つが遺族の感情を逆なでする行為であることは間違いありません。そして散々逃げ回った後、捕まってからは謝罪するふりをしたり、殺意を否認したりと心底呆れかえるような愚行に次ぐ愚行ですのでもうどう仕様もありません。お願いですからもう二度と、社会に出てきてほしくないですね。こんなことをする鬼畜が裁きを受けたらそれでおしまいなんてことがあっていいはずがありません。

教養ガイド 286

2011年07月04日 10時58分12秒 | 法律
7月4日 時事通信

千葉県市川市のマンションで2007年、英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=が殺害された事件で、殺人と強姦(ごうかん)致死などの罪に問われた無職市橋達也被告(32)の裁判員裁判の初公判が4日、千葉地裁(堀田真哉裁判長)で開かれる。市橋被告側は罪状認否で、殺意はなかったと主張する方針。検察、弁護側双方に事実関係で大きな争いはなく、公判では殺意の有無が最大の争点になる。論告求刑は12日、判決は21日の予定。

今日の午後から公判が始まるようですので、詳しいないようは明日のブログに書こうと思います。被害者を強姦した揚句殺し、その後放置して、顔を変えて逃亡しておきながら殺意はなかったとはお笑いですね。完全に日本の恥ですね。こういうことを平然と言える神経が理解できません。いくら殺意はなかったと言いまくったところで、逃げまくっていたこの人殺しの言うことを信用する人間は誰もいません。

弁護士くらいでしょうか…まぁどんな言い訳をしてあきれさせてくれるんでしょうかね?捕まってからも本を出していましたからね…呆れかえるというか、世論が怖くなってしまいました。あんな本を出しても誰も同情なんてしてくれませんよ。卑怯な人殺しの強姦魔である事実はもう絶対に消えることはありません。改心するとも思えませんのでもう二度と社会に出てこないでいただきたいと思います。