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一般教養まるわかりガイド

世の中で起きている森羅万象を斬ります。お笑い、芸能スキャンダルから政治経済の時事情報まで幅広く書いていきます。

教養ガイド 477

2013年07月31日 12時30分42秒 | 外電
【EU発!Breaking News】戸棚から発見された、273年前のバルサミコ酢。専門家が高級品として認定。(伊)
(7月30日 TechinsightJapan)

ブドウから製造されるイタリアのバルサミコ酢には様々な種類があり、特に北東部エミリア・ロマーニャ州のモデナやレッジョ・エミリアで作られた「アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ(伝統的なバルサミコ酢)」は、何千円から何万円もする高級品として知られている。そんなバルサミコ酢の産地モデナで273年前、1740年に製造されたバルサミコ酢が発見されて話題となっている。

イタリアのニュースサイト『Rainews24』によると、このバルサミコ酢はモデナのジャコリ家所蔵の18世紀に造られた戸棚の奥から発見されたものであるという。棚の中には1943年に書かれたメモが残されており、そこにはこのバルサミコ酢が1740年に、恐らく醸造所であると思われるモデナのグレゴーリ家で製造され、その後ジャコリ家に分けられたものであると記されていた。

このバルサミコ酢は発見後、モデナにあるバルサミコ酢博物館の専門家たちによって調べられた。その結果バルサミコ酢の品質を表す得点において、307点という高得点を得た。

この得点は、今年開催されたバルサミコ酢のコンクールで優勝した「アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ」より10.8点下回るものであるという。だが発見されたバルサミコ酢は、近年製造された最高級品に勝るとも劣らない品質を保っていることが明らかとなり、かつ273年物という“伝統”を伴っているため、イタリアをはじめとするヨーロッパ諸国で驚きを持って報道されている。


じゅっ、熟成されすぎている気もするが、科学的に品質が確認されているなら世界的にもそうとう貴重な調味料じゃないか?食べたくはない。だけども、18世紀から現在まで、棚から発見されなかったのもすごすぎる。1943年にメモを残してるってことは、この時でも相当年代ものだってわかっていて、さらに保存しようとでも思ったんだろうか?再度書くが、食べたくはないが、すごいなー。そりゃ、古いものに囲まれているヨーロッパの人だって、食べ物が残ってるのにはびっくりするだろうな。

教養ガイド 476

2013年07月26日 11時29分06秒 | 政治
ネット選挙は若者に全く響かない?
(7月25日 R25)

7月21日に投開票が行われた参院選では、国政選挙としては初となるネット選挙が解禁され、候補者の主張や公約とともに、「ネット選挙の効果」に注目が集中した。そんななか、複数の調査機関がネット選挙に対する意識調査を行い、その結果を公表している。

ITソリューション・アプリケーションサービスを提供するリビジェンは、7月16日から17日にかけ、10~30代の男女500人を対象に、ネット選挙に関する意識調査を実施した。これによると、「ネットでの政党や候補者のコメントに対して『いいね!』や『RT』をしたことがあるか」という質問に対し、「したことがある」と答えた人はわずか5.8%。また、「ネットをつうじて自身の支持政党や支持候補者について他人に知られることをどう思うか?」という質問では、「どちらかというとやや抵抗がある」が21.1%、「抵抗がある」が27.7%と、合計48.8%に上った。

一方、ゲインは、7月12~15日に、全国の20~30代の男女4150人を対象に調査を実施した。それによると、「参院選で、ネット情報を参考にしていますか?」という質問に対し、「している」と答えたのは13%(「しようと思う」が34%)。また、政党支持率について、実際の議席数では自民党に次いで2番目の多さである民主党がわずか2%(維新の会、みんなの党が4%、共産3%)という衝撃的な数字も明らかになっている。

このほか、20代向けサイト「メンター・ダイアモンド」は、7月7日と10日に渋谷・ハチ公前広場で20代の若者100人にヒアリング方式での調査を実施。「7月4日の参議院選の公示後に立候補者や政党のツイートを『見た』と答えた人はわずか23%」という調査結果を発表している。

7月22日の毎日新聞によれば、参院選の選挙期間終了時点で、全候補者のうち86%がフェイスブックを、69%がツイッターを利用している。しかし、上記の調査結果を見る限り、候補者たちが発信相手として大いに期待したであろう若者に対し、ネットでの選挙活動があまり有効でなかったことは明らか。今回の選挙結果により、次の国政選挙は当分先になることが予想されるが、各党は、ネット選挙において新たな戦略を練る必要がありそうだ。


ネット選挙が始まったばかりなので、適切な活用方法がわかっていない側面もあるとは思うけど、記事の通り大半は何かしら選挙がらみのアクションをすることで、「自分の支持政党」や「政治的思考」を周りに知られてしまうことを、潜在的に嫌がっているんだと思う。まず、政治の話題を日頃口にしない、意見が違った時にディベートすること自体、なじみがないことが原因ではないでしょうか?なんとなーく、話の流れや話題の政策を打ち出している政党を「いいんじゃない?」と人に話すのと、SNSを通じて「いい」と支持するのは、重さが違うと思うんですよね。自分としても。

教養ガイド 475

2013年07月18日 14時13分20秒 | 芸能
スノーデンはなぜたらい回しにされたのか
(7月16日 ニューズウィーク日本版)

米政府の情報収集活動を暴露した元CIA職員を、他国が受け入れてもトクにならない理由

 エドワード・スノーデンはどこの国にでも行くつもりでいる。だが、先週末にベネズエラのマドゥロ大統領がスノーデンの亡命を受け入れると表明するまで、そんな国は皆無だった。

 米国家安全保障局(NSA)の監視活動を暴露した元CIA(米中央情報局)職員の亡命申請は、ドイツやスペイン、ノルウェーに拒否され、ロシアや中国にも受け入れられなかった。彼がそのくらい最悪の亡命志願者だからだ。

 迫害を受けたか、受ける恐れのある外国人を亡命者や難民として保護する法律はどの国にもある。だがこの法律が適用されるのは通常、その人物が受け入れてほしい国に既にいる場合だ。例えば中国政府に迫害されているチベット人が、北京のアメリカ大使館に電話して「亡命したい」と言っても通らない。

 世界各地の難民キャンプには1500万人以上が暮らしている。もしそこからフランスやイタリアに亡命できるなら、申請者は無数に膨れ上がってしまう。

 しかもスノーデンの亡命理由は、どの国でもあまり重要とは見なされない。亡命申請者は特定の民族や人種、宗教、政治組織に属しているために迫害の対象になっていることを証明しなくてはならない。典型的な例としては政府の抑圧を逃れたい反体制派や、宗教対立などによって苦難を経験している人たちだ。

 スノーデンは「反体制派」とは呼べても、米政府が彼を拘束したい理由は思想的なものではない。守秘義務のある情報を暴露して法を犯したことだ。

 こうした法律はすべての国にある。自国民がやれば犯罪と見なされる行為に走ったアメリカ人を、わざわざ亡命者として受け入れる国はまずないだろう。
いっそアメリカに戻る?

 もっとも、国家が居住権や市民権などの保護を与えるのは自由だ。通常の法の下でスノーデンに亡命の資格がないとしても、その気があれば国家は彼に庇護を与えることもできた。なぜどの国もそうしなかったか。

 まず、スノーデンを受け入れても得るものがない。彼は機密はすべて暴露したか、残っていてもすぐには明かさないだろう。普通のスパイは情報を亡命の交渉材料に使うが、スノーデンは全世界に公開してくれるので、わざわざ亡命させる必要もない。

 しかもスノーデンは、自国にいてほしいタイプではない。国家機密を盗んで暴露しかねない人物に市民権や永住権を与える国はない。

 こうなると、スノーデンには選択肢がほとんどない。これまで享受してきた自由と引き換えに反米左派のベネズエラか、亡命容認でベネズエラに追随したニカラグアに行くか。

 仮にそう決めたとしても、ロシアからベネズエラやニカラグアに飛ぶには、アメリカと犯罪人引き渡し条約を結んでいる国を経由しなければならないため、たどり着ける保証はない。

 スノーデンの支持者は、潔く帰国すべきだと考えている。アメリカに戻ればスパイ防止法などで起訴される可能性が高いが、彼に同情的な陪審や裁判官に当たる可能性もなくはない。アメリカには、政府に盾突いた人々を応援する伝統がある。そもそも「建国の父」たち自身が反体制派だったのだ。

 国民の行動を記録することで犯罪やテロを防ごうとする政府に守られて、安全だが窒息しそうな国民は、スノーデンやウィキリークスの創始者ジュリアン・アサンジのような人々を支持して「ミニ反乱」を起こす。だが、所詮体制を脅かすほどのことはない。スノーデンの犯罪に加担するほどの支持者はどこにもいないのだ。


まあ、スノーデンさん自身の正義に従って自発的に暴露したわけですから、その後の事を考えていなかったのは、痛恨の極みですね。最初っから、米国と犯罪人引渡条約を結んでいない国に、観光ビザかなんかで入国して、それから暴露・亡命という手順にすればよかったのでは?と思う。正直、頭が悪いわけないから、最初っから逃げることについて真面目に考えていなかったのかもしれない。と思い始めています。今後どうなるのか・・・。今ロシアの空港にいるらしいですが、亡命受け入れ国まではたどり着けないと思うし、やはり米国に戻るしかないのか。彼の暴露、半分「やっぱりなー」という思いと、やっているだろうけど、暗黙の了解というか公にでないだけで、どの国も見て見ぬふりをしていたのでは?と思う。北米にインターネットの主要企業がそろってて、データも集中するんだから、情報収集に使ってるって考える方が自然だもんな・・・。すっごく不快だけどね。

教養ガイド 474

2013年07月10日 12時26分40秒 | 法律
婚外子相続格差で最高裁大法廷弁論
(7月10日 NHKニュースオンライン)

両親が結婚しているかどうかで子供が相続できる遺産に差を設けている民法の規定について、最高裁判所の大法廷で弁論が開かれました。
明治時代から続く民法の規定に対する判断を最高裁が見直す可能性もあり、結論が注目されます。

民法では、結婚していない両親の子供は結婚している両親の子供の半分しか遺産を相続できないと規定されていて、これについて10日、最高裁判所の大法廷で弁論が開かれています。
このうち両親が結婚していないいわゆる「婚外子」側の弁護士は「事実婚の増加などで家族や結婚についての価値観は変化している。規定の存在意義はすでに失われ、法の下の平等を定めた憲法に違反する」などと述べました。
また、婚外子の男性も法廷で、「子供の頃や結婚のときに肩身の狭い思いをしてきた。差別をなくすべきだ」と訴えました。
これに対し、相手側の弁護士は「法律上の結婚を尊重するための規定で合理性がある。現在の結婚制度などは多くの国民が支持していて見直す必要はない」と述べました。
最高裁の大法廷は憲法違反かどうかなどを検討する場合に開かれるため、これまでの判断が見直される可能性もあります。
最高裁は秋にも判断を示すとみられますが、憲法違反とされれば明治時代から続く民法の規定は改正が迫られることになります。
大法廷での弁論は午後も行われます。


どちらの言い分もわかるだけに、難しい話ですが、個人的には「子供への遺産は平等に、ただし、婚外子にわたる分は婚外子が成人するまでは利用できない。同時に婚外子以外が利用することを認めない」というのはどうでしょうか?

正直、結婚制度を維持するなら、「妻」の立場は守るべきですよね。ですが、親は選べないんで、婚外子に罪は全くありません。なので、婚外子側の親に得をさせないよう、子供が成人して判断できるようになるまで、「妻側」が管理するべきかなと。当然「妻側」にも、法律を破った時(お金を渡さないなど)には、罰則を設ける。のは、どうでしょうか?いずれにせよ、何度も大法廷で話し合われるわけで、結論が気になるところです。

教養ガイド 473

2013年07月01日 11時23分12秒 | 外電
「人生は一度だけ。不倫をしましょう」 海外で非難轟々「不倫SNS」が日本上陸
(6月28日)

「人生一度。不倫をしましょう」--こんな刺激的なキャッチコピーの海外SNSが日本に上陸して話題になっている。

海外でも不道徳なサービス内容から、物議を醸してきたこのサービス。日本ではどう受け入れられるのだろうか。
1900万人以上の男女が会員登録
海外で非難轟々の「黒船」が日本上陸
海外で非難轟々の「黒船」が日本上陸

「アシュレイ・マディソンは、世界でもっとも有名な、不倫と秘密の恋人探しサイトです」

こううたうアシュレイ・マディソンの日本語版サイトは2013年6月24日、サービスを開始した。アシュレイ・マディソンは2001年に開始されたカナダの企業が運営している出会い系SNS。既婚者会員向けに出会いのサービスを提供することに力を注いでいる点で、ツイッターやフェイスブックといった他のSNSや、いわゆる出会い系サイトと一線を画している。一言でいうと「不倫SNS」ということになる。

現在、業界第2位の規模を誇り、カナダ、アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリアなど世界27か国で展開し、1900万人以上の男女が会員登録している。

有料の「クレジット」と呼ばれるポイントを利用すると、会員同士でメッセージをやりとりし、相手を見つける仕組みだ。

日本版では、1クレジットは25円~49円で、一度に100、500、1000単位でまとめて購入する方式。一度の購入量が多いほど単価は下がる。

メールのやり取りには1回につき5クレジット(125円~245円)がかかり、インスタント・メッセージ・セッションでのやりとりは30分で30クレジット(750円)からとなる。
「失恋、婚姻関係の破壊、家族の痛みの上に成り立つビジネス」

ただ、この不道徳なサービス内容に海外では批判が多い。人気の出会い系SNS「Match.com」の設立に携わったコンサルタントは「失恋の痛手、壊された婚姻関係、傷つく家族を踏みにじって成り立つビジネス」と正面から切って捨てる。

また、テレビ番組、ラジオ、ネット、看板といった多方面の広告展開でも、「人生は一度だけ。不倫をしましょう」という刺激的なキャッチコピーが物議を醸してきた。

2009年には、アメフトの優勝決定戦「第43回スーパーボウル」から広告が締め出された。また、20万ドル相当を投じてトロントの市街電車をラッピング電車にしようとしたが、広告文が不快だと判断されて実施には至らなかった。10年には1000万ドルで、アリゾナ州フェニックスの「スカイハーバー空港」の5年間の「命名権」を買い取ろうとしたが、同空港は財政面で困難を抱えていたにも関わらず、これを拒否した。11年にはイタリアのバスケットボールクラブ「ヴィルトゥスローマ」のスポンサーシップ契約を結んだが、これに対してローマカトリックの司祭が「スポーツの価値に対する裏切りである」であると激しく糾弾したこともある。

そんなお騒がせなSNSが今回「黒船」として日本に上陸するわけで、日本のネットでもさっそく、拒否反応が相次いでいる。

「みんな飢えてるのね。バレた時のリスクとか考えないのかい?」
「トラブルで人死にが出ない事を祈るのみ」
「不倫を手伝いますと公言しちゃって大丈夫なのだろうか」
「冷やかしで登録してみたらユーザーが変な日本語プロフばっかりで桜とまるわかり;だめだこりゃ」

また、サポート電話の受付時間がアメリカの営業時間だったりで、万が一トラブルがあった場合のことが不安だという指摘も出ている。



道徳観念の話もあるが、まずは事件の温床になること
間違いなしなので、即、摘発するべし。というか、日本は
なんでこんな事業の上陸をOKしたんだ?書類に不備がなければ
何でも通してしまうのだろうか?

キャッチコピーの通り、「人生は1回」なんです。なので、
複数の奥さんを持ちたいなら、合法的に一夫多妻の国に永住することを
お勧めするよ。犯罪でもなく、その国の倫理観的にはOKなんだし、
なんら後ろ暗いものはないってことですよね。

そういう覚悟も持てないなら、自国の制度に従って生きるべきだと
思いますね・・・。それにしても海外でも批判を受けているのに、
よくつぶれないなー・・・。