今日は朝から曇り空、気温も30度にはなりそうもないので「ホッ」と出来る長野です。エアコンのお世話にならなくて済みそうです。
昨日(23日)は、二十四節気の一つ「処暑」。暑さが落ち着いて朝夕が涼しくなり、秋の気配が感じられる時季とされています。
婆さんが「午前中は30度にはならないようなので、久し振りに善光寺へ行こうよ」と言うことで出かけて来ました。調べたら7月21日以来です。
権堂商店街から脇道に入り、通称「虎小路」を上がります。虎御前の住居があった。虎が住んでいた」等の謂れがある小路です。
昔からの民家やアパート等が軒を連ねていて、懐かしさを感じさせてくれる道です。
西宮神社の前を横切って進んで行くと城山の麓にぶつかります。急な石段を上がって行くと城山展望公園に出ます。小さな公園ですが市街地や志賀方面の山が一望できる場所です。
城山公園に行きました。長野県立美術館から白い霧が見えたので急いで行ったのですが、「霧の彫刻」の時間が終わった所でした。婆さんから「あんたがまっ直ぐ歩かないからだよ!」と文句を言われてしまいました。
霧がまだ漂っていたので写真を。
美術館の「空テラス」に出て見ました。こうした景色が無料で楽しめるのは嬉しいことです。
城山公園の「ふれあい広場」に向かいました。平日ですので子供たちの姿は見えません。蝉だけが元気に鳴いていました。
噴水広場を抜けて善光寺の境内へ。何となく秋の気配が感じられます。
本堂に登りお参り。参拝客の姿は少ないですね。
三門の横にある「大勧進」の放生池には、まだ、蓮の花が咲いていました。トンボも蓮の葉の下で涼んでいました。蓮の葉に残っていた露が「キラキラ!」。
仲見世通りから中央通りに向かいます。仲見世通りも人は少ないですね。以前の賑わう様子を忘れてしまいました。看板犬の姿も見えません。
仁王門の横にある「大本願」に、多くの提灯が飾られていました。お盆の時期から飾られるのだそうです。
大本願の反対側にある「白蓮坊」にも提灯が。門の中から、犬が私の方を眺めていました。暇なんだと思います。
中央通りを下ります。小さな石仏や白い桔梗に惹かれるものがありました。季節の移り変わりに感じる「寂しさ」なのか、単なる老人の感傷なのか。婆さんから「あんたにそんなデリケートなものは無いよ!」と傷つく一言が。
セントラルスクエアの前には、まだ百日紅が奇麗に咲いていました。
途中から蒸し暑さも感じましたが、風は涼しいので快調に歩くことが出来ました。婆さんの声が無ければもっと快適だったのですが。
昨日(23日)の歩数は、8,375歩。夏の散歩は、1万歩を超えると後で身体に堪えますので、この程度が適当だと思いました。それだけ頑張りが利かない年齢ということでしょうか。