なんか新しい事でもやってみたいなぁ。と思っていたこの頃。ピアノは小さいときにやって練習したくなかった記憶しかない。あまり弾けないで終わったけど大人になって楽譜を見ながら弾こうとしてもなかなか進まず楽しくなくて、これも練習してうまくなれば楽しいんだろうけど、他の楽器がやりたいなと思って、まいらはウクレレを楽しそうに弾いてるし、そういうのもいいな、と思ってクローゼットに壊れたギターが一つと古ーいバックパッカーギターってのが一つあることを思い出した。じゃぁ手っ取り早くこれにしようと思ってギターを始めてみることに。今の時代、ユーチューブにチュートリアルが山ほどあるし。
このバックパッカーギターはもう本当に10年以上も前、今の家に引っ越して来てすぐくらいの時に近所のガレージセールで格安で買ったもので、もうその時なんでこれを買ったかも思い出せないんだけど、それから誰にも触られず10年間。。。弦は変えないといけないけど本体は大丈夫そう。
私が日本語を教えているジェフ君が大学で音楽の専攻でクラシカルギターをやっていたので、日本語レッスンの時、ギターをやってみようと思うっていう話をしてギターの話をいろいろ聞いていたら面白そう。クラシカルギターと普通のギターの違いとか全然知らなかったけどちょっとわかってきました。私がやりたいのはアコースティック。簡単な曲が弾き語りできるようになりたい。でもそこまで一体何年かかるのか不明。。笑
といろんな話をしていたら、ジェフが次のレッスンの時にアコースティックギターを持ってきてちょっと教えてくれるって言ってくれました。やさしい~!誰のレッスンなんだか。(笑)
それから家でバックパッカーギターでユーチューブを見ながら基本のコードをやってみたけどまずここから難しい。他の弦に触れないように指3本とか4本で押さえるのが、どうしたらこんなことできるの?っていうレベル。ギターを甘く見ていた。。これを早く他のコードに持って行くとか絶対できる気がしない。。指が痛すぎる。。でも最低3か月とかあきらめずにやってみると決めたし、繰り返しやってみるだけ。
そして次の週、ジェフがギターを持って来てくれました。さすがギタリスト。立派なハードケース入り。持ってきてくれたのはヤマハのアコースティック/エレクトリックギター。アンプにつなげることができるタイプ。で、「バックパッカーギターでこのコードが全然音が鳴らないんだー。」って話をしていると、「じゃあこっちでやってみて。」って、ヤマハで弾いてみると音が鳴る!前の週に、ギターは弾きやすいギターで始めるのが一番いい、って言っていたのが納得できました。たぶんずっとバックパッカーギターでやってたらすぐにあきらめたかも。ボディーの大きさがいろいろあるっていうのも知らなかったけどこれはドレッドノート(もともとは軍艦の名前。)という大きいサイズ。でもやっぱりめっちゃいい音。しかもそれをしばらく貸してくれると言うので、ありがたいけどうちは走り回る子供もいるしそんな大事なギターをこんな所に置いておくなんて悪いし何かあったら申し訳ないので断ったけど、それでも全然大丈夫だからこれで練習してみて、と言ってくれたのでお言葉に甘えて貸してもらいました。ヤマハ。やっぱりめっちゃ素敵。この他にもエレキやクラシカルなど6本くらいギターを持ってるそうです。
やっぱり素敵なギターを持つと気分が上がる。その日から毎日アプリとかユーチューブを使って練習していました。これなら練習も苦にならないし、上手くなりたい!って思える。楽器とかってそんな感情は入らなかったけど、なんかこういうのが自分のものだったらいいな、と思う。オンラインで値段とかを調べていると、ヤマハでも100ドルちょいの物から5-600ドルの物までいろいろ。でも200か300ならまぁ悪くないし、子供がもしかしたら使うかもしれないから買ってもいいなと思ってギターのお店に行ってみることに。ジェフに言ったら一緒に行ってくれるというのでまたまたお言葉に甘えてついてきてもらいました。まず何も弾けない私が一人で行っても違いが分からないし、どこを見たらいいのかも分からないので助かったー。どんだけいい人なんでしょう。
いよいよギターセンターで自分の予算の200-300ドルのギターをいろいろ弾いてみました。弾いてみると言っても私はコードをいくつか鳴らせるというところまでしか行ってないので、それでやりやすいかやりにくいかを見るんだけど、実際弾いてみてもよく分からない。。でもじゃあFとかやってみて。と言われFコードとか難しいのを弾くと、安いギターだと音が出しにくいってのが分かりました。ほー。。。さすが。
そして買わないけど一番高いやつ弾いてみよう!とかって盛り上がって1500ドルくらいのやつを弾いてみましたが、これもいまいち300ドルのギターとの違いは分かりませんでした。いい木材を使ってるのは分かるけど。。でも木とか形とかでちょっと温かい音とかクリアな音とかちょっと違いが分かるような気がしました。ジェフがクラシカルギターも弾いてくれて、ナイロンの弦のクラシカルギターもめっちゃよかった。やっぱ楽器が弾ける男はかっこいい。(笑)今まで考えなかったけど自分はクラシカルギターの暖かい音とか、アコースティックの中でもソフトで暖かいトーンの音が好きなんだと初めて分かりました。
いろいろ試しすぎてどれがいいのか若干分からなくなってきたけど、ヤマハで同じようなモデルのエレクトリック/アコースティックがいい値段だったのでそれに決定!エレクトリックの機能は別にいらなかったんだけどアコースティックだけのモデルを試したらなぜか音が好きじゃなかったし値段が10ドルしか違わなかったのでこっちにしました。アンプにつなげて使うことは一生ないと思うけど。笑
とにかくMYギターが我が家にやってきました。それからおニューのギターで練習しています。指が痛かったのは最初だけで、指の皮が厚くなってきました。まだまだ何も弾ける気がしないけど、自分から習おうって決めたので最低数か月はあきらめないでやろうと思います。指を動かすのでボケ防止にもなりそうだし。最近編み物も忙しく、右手は編み物で、左手はギターで酷使していますがなんか充実した感じになってきました。:)
私のベイビーです。これからよろしく!
なんかいろいろユーチューブでギターのチュートリアルとかを見ていると壊れたギターを直すチュートリアルも出てきた。いくつか見てたらクローゼットにある壊れたギターも直せるかも、という気になってきて、どうせ壊れてるんだからダメもとでやってみることに。弦がついてるブリッジの部分が全部取れてるので、まず全部古い弦を取って綺麗にして、モデルナンバーをオンラインで調べたらこれはクラシカルギターだということが判明。このギターはジェレマイアが日本に留学中(2000年ー2001年。)に楽器屋さんで中古で買ったものらしいんだけど、お父さんにプレゼントしてそれから実家においてありましたが10年間くらいにお父さんが亡くなってからうちに戻ってきたのでした。でもその時点で壊れてて、直す価値はないと思うけど捨てられない思い出の物としてそれから10年ずーっとクローゼットに眠ってました。でもさすがヤマハ。シリアルナンバーがついてて、そこから製造年月日がオンラインで調べられます。これはインドネシア製の1990年、2月21日製造。日にちまで出てくるってすごい。ジェレマイアが買ったときクラシカルギターだと分かってたかとかどんな弦がついてたとかもう覚えてないらしいけど、うちに戻ってきた時点ではスチール弦がついてたのでてっきり普通のアコースティックだと思ってたけど、そういえばネックの部分が太い。。。っていうのもつい最近学んだクラシカルギターの違い。クラシカルギターはナイロン弦向けに作られているので、スチール弦を張るなんてもってのほかな」行為らしい。スチール弦を張ったらネックの部分が耐えられず曲がったりするそうですが、(だからブリッジが取れたのかもしれないし。)見る限りそういうのはなかったので、直せたら今度はちゃんとナイロン弦をつけることに。アマゾンでナイロン弦は7ドルほど。安い。
ブリッジを糊付けし、クランプで固定すること一日。
しっかりくっついてたのでいよいよ弦張り。これもユーチューブのチュートリアルを見ながらやりました。ナイロン弦は滑るので結び目がほどけないように固定するのがポイントらしいですが、釣り糸を結ぶのと同じような要領。私は糸を結んだりするのは結構好きなのでこれも楽しくてなんとかできました。
引っ張ったり結びなおしたりしてまた指がさらに痛くなったけど。。チューニングして完成!傷とかニスがはがれてる所はいっぱいあるけど本体に問題はないし、やっぱりいい音!!ナイロン弦は指にも優しいし。新しいアコースティックももちろんいいけどこれはこれでめっちゃいい。少し小型のギターですが、こちらも活躍させたいと思います。新しいギターは傷がつくのが怖いのでずっとケースに入れてるけど、傷だらけのクラシカルの方は壁にかけようかなー、なんて思ってます。
そして今週からジェフとはギターレッスンと日本語レッスンを交換することになりました。私は宿題とかないと勉強できないタイプなので、宿題を出してもらうようにお願いして、さっそく今週から練習ドリル開始。:)今は素早くコードチェンジできるように練習するのが課題です。