goo blog サービス終了のお知らせ 

海辺のモラトリアム

フランス(ニース、グラース)留学に伴う諸々の準備や現地での生活について、知人に向けての近況報告

植物園

2010-06-01 01:45:05 | フランス留学生活
あれは4月17日の土曜日だった。

以前にも書いたが、
クラスの人がみんなで行こうと提案してくれて
グラース近郊の植物園に出かけた。

様々な花が咲く5月からの時期は入場料5ユーロとなるが、
あの時期、特に土曜日は無料で開放されていた。


アヤメやリラが咲き始める頃。

ミントやセージなどの薬草もところどころに植えられ、
グラース産のバラ、センティフォリアが花開く前。

誰にも手をかけられずに育ったポピーの赤い花がひっそりと、
木々や雑草の茂る雄大な植物園に彩りを添えていた。




<植物園の情報>
植物園ホームページ
***************************************************************
南フランス・香水の都グラース、『香用植物を栽培している農家』。
 「ラ・バスティード・デュ・パルフュミエ(La Bastide du Parfumeur) 

グラースにあるラ・バスティード・デュ・パルフュミエは今日も伝統的な方法
で香用植物を栽培している農家です。香水の都グラース近郊の町ムアン・サルトゥ
にある2haの農園を開放し、「香りのツアー」と題してセンティフォリアのバラや
ジャスミンの花、オレンジの花、月下香、スミレなどが咲き乱れる農園を見学
できるツアーを開催しています。
***************************************************************


おまけ

…現代アートのオブジェも展示されていて、
そこで見つけたクマのプーさん。

あきらかにプーだとわかる、後姿。
遠目にみると
「え?挟まれてるの?どうなってるの?」
って感じだが、よーく見ると、薄緑の箱には血しぶきが描かれ。。

…現代アートなんですね。

ライラック(Lilac)

2010-05-19 03:58:50 | フランス留学生活
4月の半ば、グラースの郊外にある植物園に行ってきた。


そこでライラックの花を初めて目にする。

小説や香水、紅茶のフレーバーではよく見かけるが、
実際どんな花なのか見たことがなかった。

Lilac、学名:Syringa vulgarisはヨーロッパ原産のモクセイ科ハシドイ属の落葉樹。

フランス語ではリラ。
和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)。

日本へは明治23年に米国人宣教師 サラ・クララ・スミス女史が、
生まれ故郷のアメリカから持ち込んだ1本が、はじめとされている。

札幌ではライラックまつりがあり、昭和35年からは
「札幌の木」とされるほど親しまれている花。
日本には近縁種ハシドイ (Syringa reticulata) が野生し、
開花はライラックより遅く、6-7月に花が咲くらしい。




開花時期は春の4-5月という。
植物園のライラックは、4月半ばで1つだけ花が咲いている状態。

この写真の花は濃い紫色だが
実際は薄むらさき(薄ピンク)や白のほうが多いらしく、
グラースで見かけるライラックも薄むらさき色がほとんどだった。




学校の調香の先生は、ミュゲとライラックは香りが似ていると言っていた。
ただ、ライラックのほうがもっとシナモンのスパイシーさと
アーモンドの甘さを持っているとも。
実際嗅いでみたが、花らしい優しさと甘さがあるものの
ミュゲほどには印象に残らない香りだった。

香りは花の品種の違いや開花具合はもちろん、
気温や湿度、嗅ぐ人の体調によっても異なる。




5月半ばを過ぎた今、藤もライラックも咲き終わった。
次には薔薇、そのあとはラベンダーやジャスミンの季節が続く。

Le muguet;ミュゲ(鈴蘭)

2010-05-02 05:49:40 | フランス留学生活
5月1日は「スズランの日」だ。


花言葉の一つは「幸福の再来」
ナイチンゲールがこの花が咲くまで
森には戻ってこないという伝説に由来する。


この花を親しい人同士で送り合い、
送られた人には幸福が訪れるという。

そのため昨日スーパーに行くと
大量に可愛らしい鉢に入ったスズランが売られていた。
来る人来る人、みんながスズランを手にレジに並ぶ。
小さなもので4ユーロから大きめになると13ユーロくらい。


フランス語では「Le muguet;ミュゲ」、
英語では「lily of the valley;リリー・オブ・ザ・ヴァレイ」。
日本語の別名、「谷間の姫百合」はここからきたのだろうか。

学名は「Convallaria majalis」
チューリップと同じユリ科で、強い毒性を持つ。


伝説では、エデンの園から追放されたイヴが
流した涙だと言われる。
英名の別名は「Our Lady's tears(貴婦人の涙)」。
またの名を「Mary's tears(マリーの涙)」。
こちらは聖母マリアがキリストが処刑されるときに流した涙だ。
そしてまた、キリスト再来のシンボルともされる。

キリスト教に縁の深い花なのだと思う。



日本でも北海道に多く分布し、「鈴欄」または
「君影草;きみかげそう」の名で知られる。

園芸用(ヨーロッパの西洋種)は
東洋種よりも花も大きく香りも強いそうだ。



香りはフランスでとても親しまれ、古くは16世紀、
男性用の香りとして用いられていたそうだ。
Diorが1956年に送り出した「Diorissimo;ディオリッシモ」は、
ミュゲの香りの代表作として知られる。



先日、この香りを調合する授業があった。
ただ学校の先生は、実際の花の香りを嗅ぐのは
難しいと言った。
なぜならこの花は5月の一時期、
約10日間くらいしか花開かないからだそうだ。
だからこその貴重な花なのだと思っていたが、
ちょうど5月1日に合わせて大量の花が売られていて、
実際に香りを嗅ぐ機会に恵まれラッキーだった


残念ながらスズランのイメージといわれて嗅ぐ香水は、
どれもタンスにゴンのような刺激臭があり、
ジャスミンの花に華やかさをもたらすIndol
(動物性化学物質)が調和せずに悪目立ちする感じで、
私には高級すぎる年配の女性の香りのようで
好きになれなかった。

ちなみにIndolはインドール、
タンパク質の腐敗から生じる不快な臭気をもつ物質で、
微量では快香、香水の原料には欠かせない。


しかし、実際の花は確かにインドリックではあるものの、
グリーンなフレッシュさと甘さを併せ持ち、
好感の持てる香りだった。

香道のセレモニー

2010-05-01 00:01:13 | フランス留学生活
3/8(月)
(ずいぶん昔の話ですみません。)

国際香水博物館にて、
香道の次期家元・蜂谷宗苾(はちやそうひつ)先生の
講演を聞く機会に恵まれた。

パリやグラースで講演するついでに、
私たちのクラスのためだけに時間を割いていただいたようだ。




もともと香道は貴族の教養で、起源は595年にさかのぼるらしい。
ということで私にはこれまで縁のない世界だった。
******************************************************
香道(こうどう)とは、香りを楽しみ、日常を離れた集中と静寂の世界に
遊ぶことを目的とした芸道で、一定の作法のもとに香木を炷(た)き、
立ち上る香りを鑑賞するものである。
聞香または香あそびということもある。

同時に、香席に飾られたり、手前に使用する道具は美術的要素が高く、
組香の記録紙には書道の要素が加わることなど、総合芸術といわれる。
元来は公家の素養とされ特に三条西家が代々伝えた。
******************************************************
(by Wiki)


現在は「御家流」(おいえりゅう)と「志野流」(しのりゅう)の
二つが主流となっている。
宗苾先生は、「志野流」の次期家元だ。




講演では、香道で使われている香料やその作法など、
一般人に公開できるものをかいつまんで説明していただいた後、
「三景香」という香遊びを教えていただいた。

「三景」はもちろん、天の橋立、松島、厳島のこと。

私たちが行った聞香は、おそらく外国人でもわかりやすいように
単純化されたものだと思う。

<フランス版三景香>
1.それぞれの名所の名がつけられた三つの香りを聞いてその場で記憶する。
2.ランダムに四つの香りが手渡される。
  それぞれの香りを聞いて、事前に渡された紙に
  該当する香りの名前を嗅いだ順番どおりに書く。
  四つの香りのうち、ひとつは全く嗅いだことのない香りが
  混じっているということ
3.嗅いだことのない香りの名前は「船」と書く。
4.どれだけ香りを当てられたか、最後に答えを照合する。


全問正解なら「三景」、すべての名所を回れたということ。

景色のうち、二問正解なら「夕霧」、二か所は見られたが
最後の名所は夕霧にさえぎられて見ることができなかった。

三景のうち一問のみ正解ならば「朝霧」、
すなわち朝霧によって視界を妨げられ一つの名所のみ
目にすることができた。

そして”船”のみ聞き分けられた場合は「眺望」、
名所を見ることは叶わなかったが、海にこぎ出した
船から見た景色は素晴らしかったということ。

最後は全問不正解の場合。
「雲霧(くもきり)」
不幸にも雲と霧の多い日に船出してしまい、
美しい景色を見る機会に恵まれなかったということ。




作法も素人にはとても難しく繊細で、その一つ一つに意味がある。
匂い紙で匂いを嗅ぐだけの作業とは大きな違いだ。




「風流だな~」という驚きが一番大きかった。
特に最後の「雲霧」に注目だ
すべてを外した人間に、なんて暖かくて風流な立場を与えてくれるのだろうか。




国際香水博物館には、香道の展示コーナーがある。
その傍らで流されているビデオがあるのだが、
そこに写っている人物は、宗苾先生のおじい様らしい。



ちなみに先生のブログは下記URLへ。
先生は現在、香道を世界に広めようと活動されている。
確かアメリカにも学校があるというお話をされていた。
http://blogs.elle.co.jp/culture/souhitsu/

新しい部屋

2010-04-26 06:15:25 | フランス留学生活
4月から友達と3人で暮らし始めた。
もともと2人で暮らしていたところに私が入り込んだ形だ。


スパニッシュ・アパートメントという映画を知っているだろうか。
フランス語では「L'Auberge espagnole;ローベルジュ・エトランジェ(スペインの宿)」

あるフランス人の青年がスペインのバルセロナに留学し、
ヨーロッパから来た学生たちと共同生活するまさに青春のお話だ。

※詳しくは下記URLで!
http://movies.foxjapan.com/spanish/introduictionl.html
**********************************************************
本国フランスはもちろん、ヨーロッパ各国で大ヒットを記録し、
批評的にも大絶賛を受けたセドリック・クラピッシュの青春映画だ。
ヨーロッパの若者たちに圧倒的な共感を持って迎えられたこの作品は
フランスのアカデミー賞であるセザール賞に5部門でノミネートされ、
最優秀新人賞をセシル・ド・フランスにもたらすことになった。
**********************************************************

まあ、私はこの映画を見る前から共同生活、
特に『寮生活』には多大な憧れを寄せていた。

食堂でご飯とか、宴会とか、飲み会とか、パーティーとか?


そして今回。

恋愛や青春、友情、葛藤など
そういうものに憧れるには若干「ん゛??」と眉を顰められる年齢になり、
寮生活などこの先経験する可能性はもはや皆無だろう私の人生に
新たな希望が訪れた。


アパートでの「共同生活」だ。


女性同士なのでドロドロやドキドキは期待できないが、
憧れひとつ実現



当初心配だったのは
ときどき発作的に訪れる引きこもりたい願望。

まあ、誰でも一人になる時間は必要だと思う。

慣れない英語で意思疎通に疲れて一人になりたくなったとき
それができないんじゃないかと心配していた。

ただそれも、一人の子が何の気兼ねもなくドアを閉ざし
引きこもるのを見たとき、解決した。


一人になりたければ自分の部屋にこもればいい。
誰かと話したくなればダイニングに出ていけばいい。



そして、一応みんな適度に気を遣い合って生活している。


料理は自分の分だけ作り、使った分は自分で片付ける。
ときどき味見しあったり。
野菜を貸してもらったり(もらったり)。

適度に綺麗好きで適度に放置という掃除のサイクルも
3人ともだいたい合っているようで、
自分だけが掃除をしているという気にはならない。


自分はラッキーだったのだろう。
適度に気を使える外国人がルームメイトで、本当によかった


ちなみに一人の子は、
「クラスメイトはほぼ海外から来て部屋を借りるのだから
てっきりみんなで大きな家を借りて住むと思っていた」
と話していた。
んー。
統率が大変そうだけど、それはそれで楽しいような、困るような?




私の部屋。朝日が差し込むので目覚めは比較的いい。

 
キッチンとダイニング。ネットや勉強はダイニングで。

藤の花 la glycine(グリスィーヌ)

2010-04-21 12:09:55 | フランス留学生活
英語ではWisteria(ウィステリア)という。

今グラースでは藤の花が満開の季節を迎えている。


近くで見ると綺麗な薄紫の花を見ながら、
私はこれがずっと藤の花だという確信が持てなかった。


懐かしいことは懐かしいのに
なぜか風流な気持ちになれない。


そしてようやく去年春日大社で撮った写真を見て納得した。

フランスの藤は、葉っぱも花もモサモサしているのだ。
言ってしまえば、なんとなく不気味だ。
あの鈴を連ねたような涼しげなイメージの藤とこの藤は
属は同じでも種は違うだろうと思い調べてみた。
ネット万歳。


フジといわれる植物はノダフジやアメリカフジなど、
8種ほど存在するのだそうだ。
Wisteria(ウィステリア)は属名だ。

日本でいつも見ていたのは、
日本固有の藤で、別名「ノダフジ」というものらしい。
学名は、Wisteria floribunda。


春日大社の藤

マメ知識!
***************************************************
ノダフジ(野田藤)の名は、この種が植物学者の
牧野富太郎により命名されるきっかけとなった、
フジの名所であった大阪市福島区野田にちなんでいる。
(同区玉川の春日神社には、野田の藤跡碑が建立されている)
***************************************************

日本の野田は今でも藤の名所だろうか?
そうならぜひ行ってみたいものだと思う。

鼻の日(le jour du nez)

2010-03-11 00:55:38 | フランス留学生活
パフューマーは、フランスで口語でいうと『ネ』。
つまり、Nez=『鼻』だ。


3/6(土)は、グラースで鼻の日という催しがあった。

テーマは四元素。
水・大地・火・空気だ。

そして、学校からも1つブースを出さなければいけず、
貴重な土曜日に強制参加


近頃の寒い雨の日続きの天候に反して、
この日の空はあまりにも晴れていて美しかった。
美しかったさ




私たち以外では香料会社がブースを出していて、誰でも参加自由。
来た人は好きな元素のブースに行き、
それぞれのコンセプトの下に選ばれた単一の香料の匂いをかげる。


お客さんに香りを提供しつつ、
どんな構想の下にチョイスしたかを説明するのが私たちの役目だ。
(もちろん準備もだけど)


やけに熱心に匂いを嗅ぎにくる人がいるなぁ?と思えば。

そうなのだ。

この日は並行して一般人参加のコンクールが開催されていたのだ。
賞品も賞金も出るものだったらしい。


しかし、受賞者発表の段になってちょっとハプニング。

大人の部では一位と二位の人が、名前を呼ばれたにも関わらず
ついに姿を現すことはなかった。


帰っちゃったのねー。

ん?
スポンサーのおじさんが「また来年に回す」
みたいなこと言ってたけど…。

連絡先聞いてなかったんだ。

ありえるー

来月は引っ越し

2010-03-10 04:38:18 | フランス留学生活
今の私の部屋。

フランスっぽくてかわいいことはかわいい。
何気にピンクの薔薇のカーテンで少女趣味。
台所(=玄関)・シャワールームは別にあって25平方メートル、月550ユーロ。
ダウンタウンにしては高いけど、セキュリティと綺麗さを
考慮すればこんなものだとグラースに住みなれた友人が言っていた。

先週掃除をしたのに、今は跡形もなく散らかっている。
私の唯一にして最大の最大の不満は電気がろうそく型&
オレンジ色で暗いということだ。
(天井にちょこっとぶら下がってるやつ)

これは致命的。

何故ヨーロッパの人はこれで平気なんだろう??
台湾人の友達も同じことを言っていた。



で、来月私は友達とルームシェアするために引っ越しする。

なんだこの丸いテーブルは??
空間が無駄だろう!
なにこの暖炉?
煙突からすきま風が入って寒いんですけど…。
え??なにこの台所の電気?
熱がこもるからとかいう理由で5分くらいしたら消えるんですけど。
とか、そういうことが原因で引っ越すわけじゃない。


理由は節約のため
向こうのアパートは電気が明るいのでその点もいいな~と思っている。

ある晴れた日にニースへ

2010-02-21 19:13:40 | フランス留学生活
今日は久々にカラッと晴れたので、ジャケット1枚で出かけた。


ニースは、先週の金曜2月12日から恒例のカーニヴァルが始まっている。
今年のテーマは「青い惑星の王様」だそうだ。

↑王様も女王様も全身が青くてちょっとグロテスク。


ニースのカーニヴァルを説明してくれるすごく詩的なサイトを見つけた。
興味のある人は覗いてみてほしい。
http://homepage.mac.com/yashirohaga/pages/france/nice/niccar.html
この人のように物事を新鮮に受け止められるのは素晴らしい。

自分も周りの友達次第で一人だと面白いと思わないことも
時にはすごく面白く感じたりするのだが、
残念ながら今日一緒にいた友達は似た者同士だった。



私たちは…
そばで行われているお祭りに見向きもせず、
ジョン・メドゥサン通り(ニースの町中の大通り)を歩き、
好きなお店を冷やかし、サンドイッチや中華をテイクアウトして、
プロムナード・デ・ザングレの階段を降りたところにある海岸に向かった。

午後3時くらいだった。
思いがけない波の近さに驚く。

ご飯を食べ終わり街中に向かおうとした頃には、
先ほどまで座っていたコンクリートの真下近くまで波が押し寄せてきていて、
慌てて立ち上がる人たちが目立った。

昼間にも関わらず波がこんなにも近づくことを、初めて知った。


ニースに住んでいるときは感じなかったが、グラースに住み始めて改めて思う。

都会は、いい。
そしてニースの海も最高だ。

バンクーバー2010

2010-02-20 23:55:08 | フランス留学生活
今年も偶然ニュースでPatinage artistique(フィギュアスケート)
が行われていることを知った。
※むしろバンクーバーオリンピックのことが全く頭になかった。



フランスの期待の星ブライアン・ジュベールが
ショートプログラムでひどく調子がわるくて、まさかの18位。

フリーもミスが続き、最終的に16位だった。
ネットで見ていると、2008年のシーズンから腰を打ったり
足の指を切ったり怪我続きですごく気の毒だ。


で、「高橋大輔はどうなったんだろう?」とふと思った。
見たい。
見たくてしょうがない。
フランスのニュースだから、フランス人と1位くらいにしか言及しない。



翌日テレビを流し続けていると、ちょうどオリンピック特集の番組がやっていて
幸運にも高橋大輔ショートプログラム完全版を目にすることができた。


眼福


大ちゃん(あ、、)以上にフィギュアで感動させてくれる人はいない。
フルシェンコさんなどはジャンプはすごいけどさ。。。
ジュベールの写真を撮ったにも関わらず、魅入りすぎて彼の写真はない。


「見ました?フランスの皆さん?見たよね!?すごいよね!!」
って思いっきり押し付けたい感じ。
フランス人の解説者も褒めていたので、すごく気分がよかった






残念なのはその後のフリーの演技をテレビで見れなかったことだ。

私が狙っていたチャンネルが、1、2位とフランス人しか見せてくれなかった。
高橋選手は総合3位で銅メダルを勝ち取ったが、
フリー自体は5位だったから省かれてしまった模様。
フリーも彼が4回転さえ成功させれば誰にも負けないのになー。


ネットで動画を探してみたが、ショートはあるものの、フリーの動画がない。
http://www.youtube.com/watch?v=bzpSaHpajaQ
どこかの親切な人がアップしてくれていても、著作権の問題で削除されてしまっている。


国際オリンピック委員会!!
なんていけずなんだ、、、



そして
NHKの動画サイトも、フランスにいるからか見られない。
ここは、上位何位かまで見せてくれる(らしい)非常にHotなサイトだ。
http://www9.nhk.or.jp/olympic3/FS06.html




ちなみに彼は、フランスの新人。
名前は忘れてしまったが、才能があればまた浮上してくるだろう。

レベル的には低いけど、ジュベールより頑張って解説者に褒められていた。
ちょっと、しんみりしてしまう。