2月13日(金)からニースのカーニヴァルが始まった。
ヨーロッパの三大カーニバルの一つらしい。
このお祭りは毎年テーマがあり、各年ごとに王様の人形が作られる。
火曜や週末の夜9時から、王様を始めとする巨大な山車がマセナ広場やプロムナード・デ・ザングレを練り歩き、
水曜や週末の昼下がりには「Bataille des floers:バタイユ・デ・フルール(花戦争)」というパレードが催される。
花で飾られた山車や楽隊、ダンサー達が行進する中、行列から見物客に向かってミモザの花が投げられ、
皆がこれを競って奪い合うものだ。
昔は(といってもいつの話なのか定かでないが)花ではなく、「Platre:プラートル(石膏)」を投げていたと学校の先生が言っていた。
そのため死人が出て、ミモザの花に変わったのだそうだ。
カーニヴァルは毎日というわけではないが2週間続き、最終日の夜には、花火が上がり、王様が焼かれて終焉を迎えるという。
王様が焼かれるのは、再生という意味があるのだそうだ。
今年、2009年のテーマは「Roi des mascarades」(ロワ・デ・マスカラードゥ)」。
仮面をテーマにした人形たちが作られ、山車に乗る人や、行列を仮装して歩く人々も一応仮面を着けていたりする。

初日の金曜日の夜は、二体の人形の山車がマセナ広場を行き来しただけだったが、
広場全体が「Discotheque:ディスコテック」のようになり、なかなか楽しかった。
土曜日の午後には、バタイユ・ドゥ・フルールに参加した。
観客席は25ユーロするが、立ち見席は10ユーロだ。
立ち見席のほうが自由に移動できるし、花も獲得できるので断然いいと思う。
ただし、スリも多いというからお金はジーパンのポケットに入れて、他には何も持って行かなかった。
チケットはオフィス・ドゥ・トゥーリズム(観光案内所)で購入でき、当日でも買える。
今年はマセナ広場近くの「Jardin Albert 1er:ジャルダン・アルベール・プルミエ(アルベール1世公園)」に設けられた仮設券売所で販売されていた。
開催は14:30からなので14時を過ぎたころから、公園に行列ができる。
他の券売所は所々に存在するらしいが見かけず、至るところに券売所を設けていた
マントンのレモン祭りに比べると、歓待精神に欠けると思った。
ちょうど自分たちの前で立ち見席のチケットが切れ、他所からチケットを持ってくるために10分くらい待たされた。
早めに購入しておくのが得策だ。

行列に関して言えば、音楽がほとんどなく、盛り上がりに欠けた。
生演奏も一隊しか見かけず、それも高校生の遊戯程度だったので残念だ。
あと、個々の隊列の間がかなりあり、間延びした感じになっていた。
ミモザの花は最初のうちは投げかけられる量も少なく、全然手にできない感じだった。
隣にいたフランス人カップルが、私たちに一房譲ってくれたりして親切だったが、
中盤になると背の高いそのお姉さんは、私たちに投げられた花を悉く奪っていった。。
だけどパレードの最後のほうになると、ミモザの花は欲しい気さえあれば簡単に手に入る。
祭りの間中、紙吹雪やボンブと呼ばれる噴射式のムース状のおもちゃが売られ、
子供も大人もこれを購入して、見知らぬ他人の髪や服や顔に吹きかけて楽しむ。
悪しき習慣だ。

夜に開催されるイルミネーション・パレードでの活躍が甚だしい。
私の上着はこれで一着ダメになった。
通常は軽く取れるのだが、シャカシャカよく振らなかったり、近距離から噴射してくる輩には要注意だ。
白いペンキ汚れのようなシミが背中全体に散らばり、自転車油さえも落とした強力洗剤を掛けて洗濯しても、
爪で一生懸命擦っても取れなかった。
彼等はカーニヴァルの間、何をしても許されると思っているため厄介だ。

18日(水)の昼下がりには寒中水泳大会やニースの名物料理「Socca:ソッカ」の試食会があったそうだが、これには参加しなかった。
聞いた話によると、その夜は卵を投げ合うくらいの乱痴気騒ぎになり、うっかり行くとひどい目にあうということだった。
この時期、イタリアのヴェニスでも世界的に有名な仮装カーニヴァルが開催される。
マザーがこのカーニヴァルに参加するために、友達と一緒にドレスとマスクを作り、つい最近帰ってきたところだ。
ヴェニスのお祭りはすごく有名らしく、世界中から観光客が集まるため、物価もすごく高いのだそうだ。
特にカーニヴァルの時期は格別だ。
確かカフェでココアを頼んで10ユーロしたと言っていた。
一説によるとニースのカーニヴァルには地元民は参加しないというが、
マザーはこの時作ったドレスを着て、明日午後の仮装パレードに参加するのだと言っていた
ヨーロッパの三大カーニバルの一つらしい。
このお祭りは毎年テーマがあり、各年ごとに王様の人形が作られる。
火曜や週末の夜9時から、王様を始めとする巨大な山車がマセナ広場やプロムナード・デ・ザングレを練り歩き、
水曜や週末の昼下がりには「Bataille des floers:バタイユ・デ・フルール(花戦争)」というパレードが催される。
花で飾られた山車や楽隊、ダンサー達が行進する中、行列から見物客に向かってミモザの花が投げられ、
皆がこれを競って奪い合うものだ。
昔は(といってもいつの話なのか定かでないが)花ではなく、「Platre:プラートル(石膏)」を投げていたと学校の先生が言っていた。
そのため死人が出て、ミモザの花に変わったのだそうだ。
カーニヴァルは毎日というわけではないが2週間続き、最終日の夜には、花火が上がり、王様が焼かれて終焉を迎えるという。
王様が焼かれるのは、再生という意味があるのだそうだ。
今年、2009年のテーマは「Roi des mascarades」(ロワ・デ・マスカラードゥ)」。
仮面をテーマにした人形たちが作られ、山車に乗る人や、行列を仮装して歩く人々も一応仮面を着けていたりする。


初日の金曜日の夜は、二体の人形の山車がマセナ広場を行き来しただけだったが、
広場全体が「Discotheque:ディスコテック」のようになり、なかなか楽しかった。
土曜日の午後には、バタイユ・ドゥ・フルールに参加した。
観客席は25ユーロするが、立ち見席は10ユーロだ。
立ち見席のほうが自由に移動できるし、花も獲得できるので断然いいと思う。
ただし、スリも多いというからお金はジーパンのポケットに入れて、他には何も持って行かなかった。
チケットはオフィス・ドゥ・トゥーリズム(観光案内所)で購入でき、当日でも買える。
今年はマセナ広場近くの「Jardin Albert 1er:ジャルダン・アルベール・プルミエ(アルベール1世公園)」に設けられた仮設券売所で販売されていた。
開催は14:30からなので14時を過ぎたころから、公園に行列ができる。
他の券売所は所々に存在するらしいが見かけず、至るところに券売所を設けていた
マントンのレモン祭りに比べると、歓待精神に欠けると思った。
ちょうど自分たちの前で立ち見席のチケットが切れ、他所からチケットを持ってくるために10分くらい待たされた。
早めに購入しておくのが得策だ。

行列に関して言えば、音楽がほとんどなく、盛り上がりに欠けた。
生演奏も一隊しか見かけず、それも高校生の遊戯程度だったので残念だ。
あと、個々の隊列の間がかなりあり、間延びした感じになっていた。
ミモザの花は最初のうちは投げかけられる量も少なく、全然手にできない感じだった。
隣にいたフランス人カップルが、私たちに一房譲ってくれたりして親切だったが、
中盤になると背の高いそのお姉さんは、私たちに投げられた花を悉く奪っていった。。
だけどパレードの最後のほうになると、ミモザの花は欲しい気さえあれば簡単に手に入る。
祭りの間中、紙吹雪やボンブと呼ばれる噴射式のムース状のおもちゃが売られ、
子供も大人もこれを購入して、見知らぬ他人の髪や服や顔に吹きかけて楽しむ。
悪しき習慣だ。

夜に開催されるイルミネーション・パレードでの活躍が甚だしい。
私の上着はこれで一着ダメになった。
通常は軽く取れるのだが、シャカシャカよく振らなかったり、近距離から噴射してくる輩には要注意だ。
白いペンキ汚れのようなシミが背中全体に散らばり、自転車油さえも落とした強力洗剤を掛けて洗濯しても、
爪で一生懸命擦っても取れなかった。
彼等はカーニヴァルの間、何をしても許されると思っているため厄介だ。

18日(水)の昼下がりには寒中水泳大会やニースの名物料理「Socca:ソッカ」の試食会があったそうだが、これには参加しなかった。
聞いた話によると、その夜は卵を投げ合うくらいの乱痴気騒ぎになり、うっかり行くとひどい目にあうということだった。
この時期、イタリアのヴェニスでも世界的に有名な仮装カーニヴァルが開催される。
マザーがこのカーニヴァルに参加するために、友達と一緒にドレスとマスクを作り、つい最近帰ってきたところだ。
ヴェニスのお祭りはすごく有名らしく、世界中から観光客が集まるため、物価もすごく高いのだそうだ。
特にカーニヴァルの時期は格別だ。
確かカフェでココアを頼んで10ユーロしたと言っていた。
一説によるとニースのカーニヴァルには地元民は参加しないというが、
マザーはこの時作ったドレスを着て、明日午後の仮装パレードに参加するのだと言っていた

