パリの住居探しが大変とはいえ、情報が多いのも確かだ。
日本語で契約できる不動産会社のサイトもある。
私が書きたいのは、グラース(Grasse)の住居の探し方。
**********************************************
その前に補足として…
<フランスの住居について1から説明しているブログ>
http://ototsuan.blog68.fc2.com/blog-category-3.html
パリ在住の人だから、
パリの住居を探している人は参考にできる。
<賃貸契約の際の注意事項など>
・ワーホリWEBなど
http://www.whic.jp/folder_france/life_house.htm
http://france-guide.jp/emigrant/location.html
・地球の歩き方
http://france-studyabroad.jp/life/house/room.html
**********************************************
グラースは学生街でないので公開されている
情報が少なく、しかし実は香水関係の学生や
研修生が多く集まるところというので
住宅の数はそこまで余裕がないらしい。
イコール、他の大都市と同じように
家賃は高くなると思う。
そういえば学校の面接試験の際に、
田舎にも関わらず家賃は結構高い
という話をされた。
私は最終的にグラースの観光局
Office de tourisme
が運営しているサイトに辿り着き、
そこで貸し部屋のアナウンスがあったため、
隈なく読んで今のエージェントを見つけた。
エージェントといっても通常の不動産のように
仲介料は一切かからなく、
個人契約みたいなものだった。
その分、割高かもしれない。
ただ、ネット上でお金も払わず契約書を即発行
してくれるようなところが見つけられず、
ネットで不動産と契約するのも怖いしで、
観光局が掲載しているなら大丈夫だろう
ということで相手を信じることにした。
世の中、疑ってばかりでは話が進まない
なので契約時点で部屋は見ていない。
ただし、お金も払っていないのでいいだろう。
仮契約みたいな感じだ。
<先方に送った必要書類>
・パスポートと運転免許証のをスキャナで取り込み、
エクセルに貼り付け、横にフランス語訳を付けてメールで送信。
※出生を証明できるものと言われたが
戸籍抄本取り寄せ&フランス語訳には時間がかかる。
そのため日本の運転免許証をためしに付けてみたという話だ。
フランス語には私が訳してみた
こんなイレギュラーでいけたのはおそらく、
先方が私の行く学校を知っていたからだ。
身元確認は私の学校に直接取ったようだ。
もし可能なら学校の先輩に連絡をとり、
同じアパートの別の部屋を紹介してもらうという
手も使えたと、今は思う。
ただ、私の入学許可があまりに急だったため、
先輩が卒業する日も迫っていて
「5日ですぐアパート紹介してください!
証明書も出してください!」
というのは失礼だろうと思い、諦めた。
それ以前に、学校担当者が休暇中で
連絡先を教えてほしかったのにレスがなかった
というのもある。
しかも学校が持っているリストも手に入らなかった。
これが入手できていれば違っていただろう。
ちなみに、学校に寮はない。
クリスマス&年末の時期で、
1月半ばのビザ取得には12月半ばが期限
だろうと考え、14日に東京行きを決定。
で、孤軍奮闘の10日間が続いた
観光局のサイトで見つけた今のアパートは
料金も掲載されていなかったため半信半疑だったが
ビザ取得のため、もう何が何でも契約書がほしい
という思いでメールを送ってみたのだ。
何通か送った中、そこだけが色よい返信をくれた。
その時点で東京出発まで残り5日という状況。
ただ、時差はあるし仕事があるので日中は活動できないし、
フランス語会話力はないので手早く電話はできないし、
果たして日本にいながらお金も払わず
契約書くれるかわからないしで、
片時も落ち着かなかった。
一度痺れを切らして国際電話をかけてみると、
「学校に聞いたら"Attestation sur l’honneur d’hébergement"
(住居の所有者による住居を提供する旨を記した保証書)じゃなくて
Bail(バイユ・賃貸契約書)でいいって言ってたわよ。
忙しいから時間ないの!とにかく後でBail送るから!」
って感じて冷たくあしらわれはしたものの、
その晩にやっと賃貸契約書(Bail)をe-mail
で受け取ることができてひと安心。
※Bailという言葉をここで初めて知った…。
フランス大使館のビザ必要書類のサイトには、
賃貸契約書のことを"Contrat de location" と書いてあった。
Bailならこれだけで滞在先の証明になる。
Attestationよりこっちの方が効力が上なのでは?
ただ、原本ではないのでその埋め合わせとして
相手の身分証明書をFaxしてもらう話になったが、
何故か国際Faxが自宅で受け取れず
夜中に電話の前で座り込んだり。
ついにFax受け取りに成功せず
でも追い込まれた私は執念深い。
恥とか遠慮をかなぐり捨て、フランス人の先生に泣きついた
ようやく先生のパリの自宅の電話で受けてもらい、
日本に転送し、それをメールで送ってもらう
という話にこぎつける。
それが東京へ向けて出発前の金曜日の夕方。
そして――
先生からメールが来た。やっと来た。
喜び勇んでファイルを開けると――
…中は真っ黒だった
アフリカ系の人なんですか?どうなんですか?
顔もID番号も判別できず。
もう一度画面を明るくしてFaxくださいと
メールでお願いしたが、向こうもさんざん
苦労させられたことに切れたのか、
「精一杯明るくしてFaxしたから
もうこれ以上は無理」と断られた。
スキャナーはないのか!!
という心の叫びもむなしく、
出発の土曜日を迎える。
一か八か、オリジナルですよー
と主張するために、メールで送られてきた
賃貸契約書に自分の個所だけ直筆でサインし、
大使館に持って行った。
ドキドキしながら大使館で書類を提出。
ちなみにその日は指紋認証システムが
開始された当日。
システムがうまく作動しなかったため、
2時間くらい待たされた。
で。
ひっかかったのは学校の入学許可書。
思わぬところに覆兵が…
学校がe-mailで送ってきたので心配だったが、
これまで数々の留学生を迎えているところ
だからと信じたのに。
オリジナルを後日郵送するようにと言われ、
東京を後にした
後日…
学校からの原本の到着を待って12/25に
入学許可書を速達で郵送。
12/28にビザ付きパスポートが返信されてきた。
対応が早かったことにびっくり
「何とぞよろしくお願いいたします」って
一筆添えたのもよかったのかな?
<部屋探し用サイト>
・Office de tourisme
http://www.grasse.fr/spip.php?page=list_hebergement&id_rubrique=59
私はここを必死になって読み、
メールで家主とコンタクトを取って
今のアパートを契約した。
・ある不動産屋のサイト1(グラース情報あり)
http://www.seloger.com/recherche.htm?i=60069&idqfix=1&idtt=1&idtypebien=1,2&src=engine
・ある不動産屋のサイト2(グラース情報あり)
http://immo.trovit.fr/studio-appartement-grasse
・Loc Serviceというたまたま見つけたサイト
http://www.locservice.fr/Alpes-Maritimes-06/logement-etudiant-Grasse.html
契約まで時間的に余裕があれば、いいかもしれない。
ここに1500円くらいで登録すると、「こんなアパート捜しています」
とアナウンスすることができる。
※登録フォームありなので簡単。
それを見た家主の人たちが自分の持ちネタを提供したいと思えば、
このサイトから一括して情報メールが送られてくる。
気に入れば契約可能。
ただし、フランスにいないと交渉できない。
グラースとは関係ないけど…
・Cnous学生支援機構
(主要学生都市のみ、グラースの情報なし)
http://www.cnous.fr/_vie_32.htm#
もしここで見つかれば安いと思う。
・MixBというたまたま見つけたサイト
http://fra.mixb.net/
主にパリの情報。
日本人が部屋貸しますとか貸して下さいとか
いろいろアナウンスしている。
日本語で契約できる不動産会社のサイトもある。
私が書きたいのは、グラース(Grasse)の住居の探し方。
**********************************************
その前に補足として…
<フランスの住居について1から説明しているブログ>
http://ototsuan.blog68.fc2.com/blog-category-3.html
パリ在住の人だから、
パリの住居を探している人は参考にできる。
<賃貸契約の際の注意事項など>
・ワーホリWEBなど
http://www.whic.jp/folder_france/life_house.htm
http://france-guide.jp/emigrant/location.html
・地球の歩き方
http://france-studyabroad.jp/life/house/room.html
**********************************************
グラースは学生街でないので公開されている
情報が少なく、しかし実は香水関係の学生や
研修生が多く集まるところというので
住宅の数はそこまで余裕がないらしい。
イコール、他の大都市と同じように
家賃は高くなると思う。
そういえば学校の面接試験の際に、
田舎にも関わらず家賃は結構高い
という話をされた。
私は最終的にグラースの観光局
Office de tourisme
が運営しているサイトに辿り着き、
そこで貸し部屋のアナウンスがあったため、
隈なく読んで今のエージェントを見つけた。
エージェントといっても通常の不動産のように
仲介料は一切かからなく、
個人契約みたいなものだった。
その分、割高かもしれない。
ただ、ネット上でお金も払わず契約書を即発行
してくれるようなところが見つけられず、
ネットで不動産と契約するのも怖いしで、
観光局が掲載しているなら大丈夫だろう
ということで相手を信じることにした。
世の中、疑ってばかりでは話が進まない

なので契約時点で部屋は見ていない。
ただし、お金も払っていないのでいいだろう。
仮契約みたいな感じだ。
<先方に送った必要書類>
・パスポートと運転免許証のをスキャナで取り込み、
エクセルに貼り付け、横にフランス語訳を付けてメールで送信。
※出生を証明できるものと言われたが
戸籍抄本取り寄せ&フランス語訳には時間がかかる。
そのため日本の運転免許証をためしに付けてみたという話だ。
フランス語には私が訳してみた

こんなイレギュラーでいけたのはおそらく、
先方が私の行く学校を知っていたからだ。
身元確認は私の学校に直接取ったようだ。
もし可能なら学校の先輩に連絡をとり、
同じアパートの別の部屋を紹介してもらうという
手も使えたと、今は思う。
ただ、私の入学許可があまりに急だったため、
先輩が卒業する日も迫っていて
「5日ですぐアパート紹介してください!
証明書も出してください!」
というのは失礼だろうと思い、諦めた。
それ以前に、学校担当者が休暇中で
連絡先を教えてほしかったのにレスがなかった
というのもある。
しかも学校が持っているリストも手に入らなかった。
これが入手できていれば違っていただろう。
ちなみに、学校に寮はない。
クリスマス&年末の時期で、
1月半ばのビザ取得には12月半ばが期限
だろうと考え、14日に東京行きを決定。
で、孤軍奮闘の10日間が続いた

観光局のサイトで見つけた今のアパートは
料金も掲載されていなかったため半信半疑だったが
ビザ取得のため、もう何が何でも契約書がほしい

という思いでメールを送ってみたのだ。
何通か送った中、そこだけが色よい返信をくれた。
その時点で東京出発まで残り5日という状況。
ただ、時差はあるし仕事があるので日中は活動できないし、
フランス語会話力はないので手早く電話はできないし、
果たして日本にいながらお金も払わず
契約書くれるかわからないしで、
片時も落ち着かなかった。
一度痺れを切らして国際電話をかけてみると、
「学校に聞いたら"Attestation sur l’honneur d’hébergement"
(住居の所有者による住居を提供する旨を記した保証書)じゃなくて
Bail(バイユ・賃貸契約書)でいいって言ってたわよ。
忙しいから時間ないの!とにかく後でBail送るから!」
って感じて冷たくあしらわれはしたものの、
その晩にやっと賃貸契約書(Bail)をe-mail
で受け取ることができてひと安心。
※Bailという言葉をここで初めて知った…。
フランス大使館のビザ必要書類のサイトには、
賃貸契約書のことを"Contrat de location" と書いてあった。
Bailならこれだけで滞在先の証明になる。
Attestationよりこっちの方が効力が上なのでは?
ただ、原本ではないのでその埋め合わせとして
相手の身分証明書をFaxしてもらう話になったが、
何故か国際Faxが自宅で受け取れず
夜中に電話の前で座り込んだり。
ついにFax受け取りに成功せず

でも追い込まれた私は執念深い。
恥とか遠慮をかなぐり捨て、フランス人の先生に泣きついた

ようやく先生のパリの自宅の電話で受けてもらい、
日本に転送し、それをメールで送ってもらう
という話にこぎつける。
それが東京へ向けて出発前の金曜日の夕方。
そして――
先生からメールが来た。やっと来た。
喜び勇んでファイルを開けると――
…中は真っ黒だった

アフリカ系の人なんですか?どうなんですか?
顔もID番号も判別できず。
もう一度画面を明るくしてFaxくださいと
メールでお願いしたが、向こうもさんざん
苦労させられたことに切れたのか、
「精一杯明るくしてFaxしたから
もうこれ以上は無理」と断られた。
スキャナーはないのか!!

という心の叫びもむなしく、
出発の土曜日を迎える。
一か八か、オリジナルですよー

と主張するために、メールで送られてきた
賃貸契約書に自分の個所だけ直筆でサインし、
大使館に持って行った。
ドキドキしながら大使館で書類を提出。
ちなみにその日は指紋認証システムが
開始された当日。
システムがうまく作動しなかったため、
2時間くらい待たされた。
で。
ひっかかったのは学校の入学許可書。
思わぬところに覆兵が…

学校がe-mailで送ってきたので心配だったが、
これまで数々の留学生を迎えているところ
だからと信じたのに。
オリジナルを後日郵送するようにと言われ、
東京を後にした

後日…
学校からの原本の到着を待って12/25に
入学許可書を速達で郵送。
12/28にビザ付きパスポートが返信されてきた。
対応が早かったことにびっくり

「何とぞよろしくお願いいたします」って
一筆添えたのもよかったのかな?
<部屋探し用サイト>
・Office de tourisme
http://www.grasse.fr/spip.php?page=list_hebergement&id_rubrique=59
私はここを必死になって読み、
メールで家主とコンタクトを取って
今のアパートを契約した。
・ある不動産屋のサイト1(グラース情報あり)
http://www.seloger.com/recherche.htm?i=60069&idqfix=1&idtt=1&idtypebien=1,2&src=engine
・ある不動産屋のサイト2(グラース情報あり)
http://immo.trovit.fr/studio-appartement-grasse
・Loc Serviceというたまたま見つけたサイト
http://www.locservice.fr/Alpes-Maritimes-06/logement-etudiant-Grasse.html
契約まで時間的に余裕があれば、いいかもしれない。
ここに1500円くらいで登録すると、「こんなアパート捜しています」
とアナウンスすることができる。
※登録フォームありなので簡単。
それを見た家主の人たちが自分の持ちネタを提供したいと思えば、
このサイトから一括して情報メールが送られてくる。
気に入れば契約可能。
ただし、フランスにいないと交渉できない。
グラースとは関係ないけど…
・Cnous学生支援機構
(主要学生都市のみ、グラースの情報なし)
http://www.cnous.fr/_vie_32.htm#
もしここで見つかれば安いと思う。
・MixBというたまたま見つけたサイト
http://fra.mixb.net/
主にパリの情報。
日本人が部屋貸しますとか貸して下さいとか
いろいろアナウンスしている。