橋本商店の靴ブログ

靴の橋本商店は1922年創業。靴に関するお得な情報をお届けします!ブランド名はHSと33 1/3r.p.m.

ただいま会社大改装中!

2020-02-16 00:37:30 | 日記

皆さん、こんばんは~、まさゆきで~す!

 

コロナウィルス心配ですね…

 

私の場合、自身や周囲の健康被害ももちろん心配ですが、当社や取引先各社への経済的損失はいかばかりかと考えると頭が痛い思いですが、下向いてても金は稼げませんからピンチはチャンスととらえるしかない

 


さて、今日は先日ちらっとお話した会社の改装についてです

 

現在、わが社はナカハタさんという業者さんに修繕頂いております

壁に穴をあけて新しい扉も作ろうとしちゃったりして…

しかしメインは壁の補修や屋上の防水シートの張替えなどです

 

他にも色々細々とした修繕や補修、改造を実施し、合計1〇〇円かけています(笑)

 

さて、なぜこんなことをしているのか…

 

それは建物の耐用年数を引き上げる為です

 

私も知らなかったんですけど建物って耐用年数ってものがあるんですね

 

つまり当たり前なんだけど、今自分が住んでたり、利用している建物すべてに寿命があるってこと

 

更にそれは適切なメンテナンスが施されているという前提条件になります

 

詳しく知りたい方は下記参照

https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/sumai_nyumon/other/tekkotsu_taiyounensuu/

 

ちなみに橋本商店は築約40年経過し、鉄骨ですから法定耐用年数47年です

 

今回の修繕により寿命が15年程度の延長が期待できると言われています

 

それって法定耐用年数超えるけど違法建物になるの?って言われそうですがそうではありません

 

法定耐用年数とは「減価償却を計算する上で用いられる年数」のことです

 

例えば、資産価値100万円で法定耐用年数10年に設定された建物があったとしたら1年目で資産価値90万、2年目で80万、といった具合で、計算するために設定する耐用年数なのです

 

今回の修繕でより長く商売ができるようにと長期的ビジョンで判断した次第です

 

工事は2月いっぱいかかる見通しです

 

どんな風にきれいになるのか楽しみ


皮革製品に東南アジア国産が多い理由

2020-02-12 22:56:00 | 日記

皆さんこんばんは~、まさゆきで~す

 

実は現在会社を大改装中です!

 

鉄筋の建物は耐用年数があるため、修繕しなければならないのと、これを機会に会社を色々キレイにしちゃおう!ってことで改装しています

 

詳細はまた後日お知らせします


さて今日は、皮革製品に東南アジア産が多い理由についてです

 

これを読むと「え?革製品って東南アジア産が多いの?原産国なんて気にしてみてなかったから知らな~い」

 

という方も思わず革製品の原産国を気にしてみちゃうこと間違いなしですwww


早速本題!皮革製品はバングラデシュ産、カンボジア産、ラオス産といったものが多くみられます

 

それはなぜか…

 

結論から言うとはバングラデシュ、カンボジア、ラオス、といった国々が特別特恵受益国だからです

 

特別特恵受益国とは特恵関税制度の一種です。特恵関税制度とは「先進国が発展途上国の発展を助けるため、関税を優遇する措置」で中でも特別特恵は関税が0になります

 

https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/imtsukan/1504_jr.htm

 

また、バングラデシュが革の一大産出国でありその周辺国の関税0になる国で革靴を生産しているということです

 

また、中国の目覚ましい経済発展により、賃金が高騰、より安い労働力を東南アジアに求めている、という側面もあります

 


ちなみにここからは完全に余談ですが、バングラデシュってどこにあるかご存知ですか??

 

ここです!

そう、中国とインドというこれからの発展が目覚ましい2か国に挟まれているのです

 

地理的にはこの2か国と一緒になって発展できそうな雰囲気がありますよね

 

更に私にとっては全然馴染みのなかったバングラデシュですが、人口何人いると思いますか??

 

なっ!なんと

1.6億人!日本よりも多いんです!さすが、インドと中国の間に挟まれた国!

 

こんな馴染みのない国から仕入れた革で作った財布や靴を履いているんだと思うとなんだか感慨深いですね…

しかし、一方で革づくりの工程で発生する廃水をそのまま川に垂れ流し深刻な環境汚染が進んだという側面もあるみたいですこういったことも革を取り扱う者として知っておかなければなりませんね!!

 

https://www.afpbb.com/articles/-/3124660

 


履きやすい靴の超基本!

2020-02-07 17:10:00 | 日記

皆さん、こんにちは!

 

今日は午前中、取引先様の説明会に参加し、午後は個人的に関東圏の様々な商業施設の

 

視察を行いました

 

当然と言えば当然なんですが、都市圏ほど、館内にも人は多く、郊外ほど

 

人が少ない!

 

人が多いところには物が集まり、更に人を呼ぶ

 

人が少ないところは業者が撤退してしまうので、更に商業施設としての

 

魅力が減るどこかに好循環と悪循環の分岐点があるのだと思いますが、

 

都市開発といった大きな要素や周辺の商環境といった外的要因が多分に絡んで

 

くる話なので、簡単に解決できるものではありませんましてや今も

 

EC市場は拡大の一途を続ける中で、好循環を維持できている商業施設も

 

いつそれが切り崩されるかわからない状況下にありますから、現代で

 

大きく小売りビジネスをやるというのは本当にリスクの大きな事になってしまっているような

 

気がします

 

我々小売り業者はいかにして消費者さんと繋がっていくのか様々な選択肢を考えていく

 

必要があると感じました


 

さて今日は履きやすい靴シリーズです

 

すんごく当たり前のことを言います!

 

履きやすい靴とは「甲被りが深い靴」!!

 

例えばスニーカーは足を覆う面積が広いため脱げにくく、履きやすい

 

一方パンプスは足を覆う面積があまりないので脱げやすく、履きづらい!


いや、当たり前やん!

 

と突っ込まれるかと思いますが、意外とその部分をきちんと理解できていない

 

方が多いんですよ~

 

じゃあ、例えばAとBのパンプスではどちらがより脱げにくい形をしているでしょーか?

 

 

ヒールの高さは無視して、あくまで履き口のみに注目した場合、これの答えはAです

 

履き口がVカットの形になっている分、被りが深く、脱げにくいというわけです

 

脱げやすい靴は脱げないように余計な筋肉を使いますから疲れやすいですが、

 

脱げにくい靴は余計な筋肉を使わない分、疲れにくく履きやすいといえます

 

履き口がどんな形をしているのか、、、

 

これはパンプスのような被りが浅い靴で特に注目して欲しいポイントです

 

是非参考にしてくださいね♪

 

ちなみにクイズで出した写真の靴は両方とも楽天市場で購入可能です

(画像を貼ったらリンクに飛ぶようにしてます)


靴におけるメイドインJAPANとは??

2020-02-06 21:41:51 | 日記

皆さんこんばんは~

 

今、私は東京に来ています~

 

宿泊先は私の大好きなコスパ最強

 

FIRST CABIN

 

5000円、風呂付で都心の一等地に1泊できちゃいますからね~


さて、今日は原産国のお話です

 

これを読めば靴の原産国がどのような線引きで決まるのかが理解できます

 

靴にもメイドインJAPANやメイドインCHINAとかって靴の底に記載があったりしますよね

 

あれってどうやって決まっているかわかりますか?

 

結論から言うと「アッパーと靴底が圧着された場所」

 

で決まっています

 

どんな製品でもそうですが、「最終的にパーツが組み立てられた場所」

 

が原産国になります

 

つまり、アッパーや靴底を中国から仕入れて中国人の方が日本で組み立ててもメイドインJAPANと

 

つけることができます

 

これを聞くと「えっ、てことはメイドインJAPANでもいい加減なのかな?」

 

と思われるかもしれませんが、実際日本の業者さんが最終工程に携わってくださっているわけ

 

ですからその安心感はやはりありますし、メイドインJAPANのブランド価値は実際に売場に

 

立っていても非常に高いなと感じます

 

ではメイドインCHINAはどうなのか?

 

中国製だからと言って決して日本人が絡んでいないわけではありません

 

あくまで最終工程がどこの国なのかで原産国が決まっています

 

橋本商店でも中国製品はたくさん取り扱いがありますが、仕入れ先は

 

全て日本企業です

 

中国の工場に日本人の生産管理者が携わっている会社さんもあります

 

つまり中国製だからと言って日本人が介在していないわけではない、

 

ということです

 

今度靴を買われるときはどこで生産しているか注意してみてみると面白いかもしれませんね

 

ちなみにわが社オリジナルブランドのHSは全て日本製にこだわっています♪

 

 

楽天市場で買えまーす


わが社における新型コロナウィルスの影響について

2020-02-04 22:05:14 | 日記

皆さん、こんばんは

 

本日はニュースで見ない日はなくなった新型コロナウィルスによるわが社への影響についてです

 

影響は以下の2点にまとめられます

 

①生産面での影響

②売上面での影響

 

それではいってみましょう~

 

①生産面での影響

橋本商店では全体の約2~3割程度は中国製です。わが社の売りは日本製のメーカーさんとしっかり会話させていただきながらより良い商品を作ることを強みと考え取り組んできました。

 

この点うちはラッキーでした

 

なぜなら会社さんによっては100%中国製の商品もあるからです

 

現在、中国では本来、『1月24日(金)~1月30日(木)』の春節期間が2月9日(日)まで延長されました

 

春節期間は工場の稼働もストップしますから、それだけ納品が遅れることになります

 

2月中に春物商材がたくさん作られ、日本に運ばれる予定だったはずです

 

おそらく中国製の春物商材は今年品薄傾向になるのではないでしょうか

 

また、日本製でも一部パーツが中国製であったりもします

 

したがって現在当社でも日本製の一部分の商品や、中国製の靴は納期遅れが懸念されています

(現在も確認作業中です)

 

 

②売上面での影響

デパート業界に目を向けると春節商戦はデパートにとって非常に重要です

免税品目当ての中国人客のお客様がたくさんいらっしゃるからです

 

読売新聞のニュースでは3月末までの2か月間でおよそ40万人の中国人が訪日を中止するのではないかという見立てもあります

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200203-00050220-yom-bus_all

おそろしいですね…

デパートにおける婦人靴においてはハイブランドを除いては主に国内需要に支えられておりますし、ヒアリング調査を行ったところでは現状さほど影響は出ていないようです

しかしこれからの状況次第では人混みを避け、外出を控える動きが強まる可能性も十分に考えられるかと思われます

 

本来2月は需要の凹む月ですので、荷動きは低調なのであまり悲観的にはなっていませんが、3月は季節の変わり目ですので、ファッション業界にとっては重要な月です

 

ここでも影響が強くでると結構嫌だな~と思っている状況ですね

 

まあでもこればっかりは仕方がないですね!人命優先ですから!!

 

でもほんと早く収束して欲しいもんですね~