懐かしい手紙

結婚前のものをしまってある箱から
一通の手紙が落ちた。

親友（悪友）のＪちゃんからの手紙だった。

中を読んでみると、どうやら高校一年生の時（え？四半世紀以上前）のものだ。

私は商業高校で、Ｊちゃんは進学校。
Ｊちゃんが、すでに進学の調査があって～って話を
つらつら書いてあって、
京都の大学に行きたいんだよね、
でも自分の性格を知ってて楽しく付き合える友達がいないから
「Ｍちゃん（私）、京都に就職するってのはどう？」
と勝手に妄想している話（笑）。

最後に暇だったら電話してね～、遊ぼうね～、
ってな内容。

今だったら、メールだのＬＩＮＥだのと
速攻で連絡取りあえるけど
同じ校区でありながら
手紙の交換してる時代。
でも、懐かしいわぁ。

結局、Ｊちゃんは京都の大学へ行き、
その間、私も京都へ遊びに行ったりね。

あの頃、どんな将来を思い描いていたんだろうな。

こんな風に直筆でお手紙、イラストなんかも描いて
で、また返ってくるのを待つっていう、
なんともスローライフでいいなぁって。

残っているのもまたいいね。

そんな私は速攻、Ｊちゃんに写メ付（手紙）の
メールを送ったのでありますが、
（Ｊちゃんは結婚して関東に住んでいるので）

Ｊちゃんからは、速攻「恥ずかしいので破棄してください（笑）！
でも、昔も今もＭ（私）しか友達がおらんってことだわ」
と返信があったとさ。
（でも内容もやっぱり覚えたなかったらしい。）

文明の利器は速い（笑）。