車好きオヤジのブログ

車好きオヤジのブログです

糸を貸し

2018-04-08 18:30:00 | インポート

DLqqUpwVAAEcwlA.jpg

 

なんだかんだで気がつけばもう4月も2週目に入り、

朝夕以外は暖かい日和となってきましたな。

 

お陰様で入退院を繰り返してきた2号も今後は定期的な通院で良いと

主治医から退院の許可が出ました。

 

こちらの健康状態もさることながら病人だらけの昨今、

出来るだけ早く退院させて空きベッドを作らねばという病院側の思惑もあるだろう。

 

最低限の健康を維持する為にお願いしていたのはブレーキ。

 

購入当初からどうも効きが甘い。

無論オヤジ1号みたいな現代の新しい車と比べるのは問題外。

 

それでも一応当時のトヨタのフラッグシップクーペでもあるし、

まだ珍しかった4輪ディスクの車だからね。

 

決して効かないのでは無いし昨年車検も合格していることから

致命的な故障はないはずなんだけどね。

 

パッドの山もまだあるだろうが折角気持ち良く乗るために手を入れてるのもあるし、

少しだけスポーツ走行に適した物に交換することにした。

ディクセルのMタイプ

http://www.dixcel.co.jp/pad/pad_m.html

 

それと同時にキャリパーのオーバーホール。

これも走行距離から考えると今までしていない可能性が高い。

 

キャリパーとはローターディスクを挟むようにパッドを押し付ける側の物で、

押し出すピストンやシール等の不良があれば

折角パッドを交換しても意味がないのは書くまでも無い。

これらを分解、清掃をしてからパッキンやシール材を交換する手順さ。

 

今回も先日ナビ、バックカメラを装着のトヨタディーラーに引き続き依頼。

作業も1日あれば4輪とも完了するとの話だった。

 DSC_0304.JPG

 DSC_0305.JPG

 

翌日の夕方トヨタから電話があり何だか嫌な予感。

 

「4輪ある内の3輪までは問題なく作業できたのですが、

リヤの1輪がどうにもこうにも固着して外せないのです。」

ブレーキの固着とは錆や埃、油脂類などでカチコチに凝り固まった状態。

 

専用工具で押せども引けどもびくともせず、

当然潤滑材の浸透も行っているとのこと。

圧を掛けても動かないというのは1輪だけとはいうものの、

少なくとも現状ではパッドも作動してなかったって事になる。

あなおそろしや・・・。

 

似たようなのに引きずるという状態もあって

これは反対に常にパッドがディスクに接していて偏磨耗や

発熱などの問題が起きるのである。

 

ブレーキ専門店なら他の手もあったのかも知れないが、

油圧機械のような物でこれ以上の力を掛けると外せても

ピストンを傷つけてしまう恐れがあるとも言われてしまう始末。

ディーラーでの整備の限界なんだろうね。

 

次善の策は中古部品を調達して交換するしかない。

結局トヨタ系ディーラーと取引がある解体屋に当たってもらうように

依頼するもいつになるかは全く不明。

 

同時にこちらも関係各方面に電話しまくり&ネット検索で探すことに。

そして遂にソアラ(GZ20)用とスープラ(JZA70)用のキャリパーを

2種類見つけたのだ。

因みに両車のキャリパーは共用出来る物だったのも

今回初めて知ったんだけどね。

 

現物が届くまではどの程度の物かも判らず、

どちらか程度の良い方を採用するつもりで両方購入。

 

2日後トヨタ側はまだ目処も立ってないところに現物を持参して、

スープラの方を装着することが出来た。

 600x450-2016092600211.jpg

今回調べてなければ来年の車検時には他のキャリパーもやられていたのでは

なんて考えると時間と金が掛かるのも困りものだが、

常時どこかが壊れるハラハラドキドキ感に苛まれることになりそうだ。

 

交換後の結果はというと驚くほど効くというような感激はないものの、

カチッとした確実に止まる感が増したのは間違いなく、

何よりその安心感とペダルを踏んだ時のフィーリングがグーッドなのよ。

毎度のことながら普段の1号の便利さや有難みにも気づくことしきりさ。

 

調子に乗りついでに高速走行もしておこう。

 

神戸市北区にある温泉街までドライブと洒落込んだ。

自宅からは片道約30分程度の道のりである。

 

BGMから聴こえるユーミンも今日はいつもよりハイトーンで

ノッテル気がするなあ。

 DSC_0310.JPG

 

 DSC_0309.JPG

なんて喜んでいたのもつかの間、

曇りのち晴れの天気予報だったはずなのにいつの間にか雨がポツポツと・・・。

 

古い車に水は厳禁なのだ。

雨漏りするというのは論外だけどボデー周りの錆と

電装系には大敵なのよねえ。

 

サッサと逃げ帰ってカバーを掛けるとしまひょ。

 

(これにてこのシリーズ一旦終了)

 

 

ところでお母さん、僕の1号はどうなってしまったのでしょうか・・・?



最新の画像もっと見る

20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (北のはげおやじ)
2018-04-08 22:37:43
一番下の写真のソアラのスタイルは
今見ても格好いいですね。

ソアラは、今のレクサスのように特別
な高級車でした。

実用ではなく、趣味のためにオーナー
になるのは、とっても贅沢ですね。
返信する
Unknown (大雪―カムリ達の遊ぶ庭―)
2018-04-08 23:59:42
前回の難問?
やはりブレーキ系統でしたか。
走る、曲がる、止まる
が車の基本ですものね。

奥の深い趣深いお話、いろいろ勉強させていただいています!

それにしても
お知り合いコンタクトや検索でパーツそのものを見つけてしまう!
さすがオヤジさんです。

ママドゥユーリメンバー? 碓氷峠あたりのお話?
やっぱり軽井沢あたりの出身のお車かも、
ボディーライン、メタリックジャパン?ブラウン色、
ホイールデザイン
何れもとっても素敵です!

一号車の完全復帰、お待ちしております。
新旧の名車、乗り比べも楽しみですね。

追記;
予告もありがとうございます。
一号、二号、そして皆さんそれぞれの拘り名車
勢揃いの記念撮影が楽しみ、
イメージできました*笑
私は徒歩で山越えしようかと
返信する
Unknown (車好きオヤジ)
2018-04-09 03:01:34
はげおやじさん。

ちょっとした出来心がえらいことになってしもたもんです。
一応何とか普通に乗れるようになりましたので
このまま大人しくしてくれるのを祈るのみですわ。
マンマンチャンア~ン!

趣味というか自分にとってのアソビの世界は間口は狭くても
その奥行は際限がないような気がします。
おそらくはげおやじさんのカメラ(写真)も同じではないでしょうか?
返信する
Unknown (車好きオヤジ)
2018-04-09 03:10:16
大雪さん。

この車の色は正式にはアーバンクオーツトーニングという
判るような実際にはよく判らない名称の車体色です。
既に物珍しくなった20ソアラの中でも殆ど見たことのない色でして。

ようやく退院しましたので暫くは大人しくしておきたいと思いますが、
なんだかんだと次の不満、欲求が出てきそうで・・・?

もう今では軽のターボ車なんかにも負けるくらいの加速しか
無いようにも思えますけど唯一どの車にも勝るのはスタイリングかとも思いますね。
まあそれも痘痕にえくぼ、贔屓の引き倒しでしょうねえ。

予告というのはいつもの大雪さんの深読みでしょう。
1号については全くの状態ですわ・・・。
返信する
Unknown (ヴェル24)
2018-04-09 10:35:48
おはようございます。
ちょっと気になるところを軽い気持ちで調整を頼んだら意外に大ごとになる感じですネ。それでも一通りは手当てされて落ち着いたように感じます。あとは1号車が納得のいく結論に達するだけですネ。早く決着してもらいたいですネ(^^)
返信する
Unknown (車好きオヤジ)
2018-04-09 12:39:40
ヴェルさん。

もう既に軽い気持ちではなくなってますわ(笑)。
普通に乗るだけの状態にはなったかと思いますが、
いつまでそれが続くのか・・・。

1号については納得できる結論にならないのは明白で、
いわゆる当たられ損ということになりそうですが、
自分が当てたのでもなく幸い相手も任意保険に入っていたというので
まあ良かったと思うしかないですね。

それより自分の体調(肩、腰)を戻すのが最優先ですねえ。

返信する
Unknown (horibonpapa)
2018-04-09 16:00:08
こんにちは。

気になるブレーキ
早めに気付いて手当されたのは良かったですね。
安全にかかわる所なので安心できます。

有馬までのドライブ、お疲れ様でした。
まだ体調がいまいちとのこと
早く回復すればいいですね。
返信する
Unknown (車好きオヤジ)
2018-04-09 16:37:39
papaさん。

まあまだまだ不足を言えばキリが無いですから、
ここいらで手を打つとします。

体調は日にち薬なので大したことはありませんけど、
精神的に少々お疲れモード突入です。
引き続き副幹事(実質的には主幹事ですけど)お世話になりまする。
返信する
Unknown (はやてこまち)
2018-04-09 19:10:32
こんばんは。
車に限らずとも古い機械物にはあるあるの錆による固着、これは難解ですねー。
部品があって良かったですね。
渋いツートーンカラーのボディ、駐車場に留まってる周りのクルマと比較しても全然色褪せてない。
やっぱりいいクルマです。

温泉は下見でっか?
返信する
Unknown (車好きオヤジ)
2018-04-09 19:35:34
はやこまさん。

おそらくディーラーにとっても積極的にやりたい仕事やなかったはずですわ。
そのうちこういう系のは他で頼んでくれと言われるかもですので、
そうなる前に適当に責任やリスクを分散するしか方法は無い気がします。

下見というよりはここの温泉地は子供の頃からの定番だったのと、
且つかなり以前にアップした(今はもう削除してますが)、
独身の青春時代当時に付き合っていた彼女が車で5分の近所に住んでいて
足繁く通った思い出の地でもあるのです。
まああるあるの意味では回顧趣味のドライブでしたわ。
返信する

コメントを投稿