自慢じゃないが私は寝相が悪い。
どうも仰向けに寝るのが出来なくて常に右か左に横向いて海老のように丸まって寝ているのである。
救いは一人で寝ているので精々嫁はんが起こしに来る時以外に
人に見られる恥ずかしさや迷惑をかけることがないことだろう。
また適度な重みがないとお休みモードにならないのもあって
真夏に毛布とかタオルケット1枚なんぞで寝ることが出来ないのである。
どうなるかと言えば
布団を被ってクーラーを掛けるという非経済的、不健康状態となるわけさ。
だけど本当はエアコンはあまり好きではない。
気管支系が弱いのかタイマーで掛けっぱなすと朝になると喉が痛くなるのである。
暖房も同様で部屋全体が暖かすぎるとのぼせるというのか気分がよろしくない。
結局帰宅する少し前にエアコンを入れてもらっておいて寝る前に切るという
パターンが1年を通して私には良い具合なのが判った。
冬は敷布団の上と掛け布団の下に毛布二枚を敷き、間に湯たんぽを入れておくともう完璧、
これに体を潜り込ませるむのが丁度ええ按配になって大のお気に入り。
しかしここ数ヶ月前から目覚めてからがどうもよろしくない。
深酒だとか寝不足なら話は早いが耳の調子がおかしいのである。
横になって寝ているということは即ちどちらかの耳が枕(若しくは敷布団)に塞がれている訳で、
その左耳が蒸れたような変な感じなんだ。
おかしいと言っても若干聞こえが悪くなったかと思う程度で痛くも痒くもないのであるが、
飛行機に乗って高度が上がると耳がツ~ンとして唾でも飲み込むと直るような症状なの。
多少湿気ているような感じで耳の付け根を指で軽く押してやるとポワンとした感じがしてよく聞こえるようになる。
昨晩そんな話を食事を摂りながら嫁はんにすると
「きっと何かが悪いはず、すぐに病院に行ってちょうだい。」と言われ、
致命的な支障がないので面倒くさいだけの私も渋々いく気になったのである。
近所にあるN耳鼻科には10数年前に一度行ったことがあった。
心筋梗塞だとか糖尿病だ、腰痛だとか、とにかくあちこち悪いと
出不精になった父親が急に耳が聞こえなくなったと大騒ぎした際、
子供が診てもらっていた関係で嫁はんに教えてもらい連れて行ったのだ。
電車で10分程度の駅前にあるそこは年配の先生と、その娘さんの二人耳鼻科医がおり、
どちらもそれなりに評判が良いという情報だった。
杖をつきヨロヨロしながら着いた父親を待合室でじっと待つこと30分。
出てきた親父はすこぶる機嫌が良い。
どうやら聞こえるようになったらしい。
帰りがけに杖を忘れて駅まで歩いたのにはちょっと驚いたのを覚えている。
もっとビックリしたのは親父の場合どういう症状だったのかの方である。
なんと「耳くそが詰まり過ぎて聞こえなかった」というではないか。
私も使うが耳かきでどんどん奥に押しやってしまい、ついには障壁を築いてしまっていたらしいのだ。
耳掃除がきちんと出来ないだけでなく詰まっているのに気がつかないのもどうかと思ったけどね。
診てもらったのが親の方だったのか女医さんだったのか忘れてしまったけど
とにかく私にとっては初めての耳医者なのは間違いない。
しかし病人って多いねえ。
朝一に行ったにも関わらず待合室には既に10数人の患者が待っている。
それも殆ど私の親かと思う程度の高齢者ばかり。
そういや病院の待合室が年寄りの集会所みたいになっている話を誰かに
以前聞いたような気がするぞ。
じっくり見れば前に来た時はずなのに忘れてしまっているのか
待合室から診察室の扉がなく一応カーテンは気持ち程度にあるものの
中からの声も聞こえてくるではないの。
個人情報が厳しく言われる今の時代ではちょっと考えられんなあ。
どうやら今日は女医さんの方が診察しているようだ。
予想外に患者一人一人の診察時間が短くて30分ほどで自分の名前が呼ばれた。
開放的な診察室に入るとこれまた待合室みたいなベンチがある。
つまりそこで自分の前の患者の診察を見ながら待つ訳だが若い女性なら
まず嫌がるだろうと思えばここの患者が年寄りばかりなのも頷ける話だね。
ここで診ているおばちゃんが女医さんだってのに気づいた訳だけど、
若い娘というイメージが刷り込まれてたもんで・・・。
冷静によくよく考えればそりゃ以前にここの話を聞いたのが20年近く前だったから
仮に学校を出てすぐに継いだとしてもええ年になってるわねえ。
ただそれを考えると父親医者は一体どうなっているのか?
曜日別の診察表が貼り出されていたので現役なのは間違いなさそう。
怖いもの見たさは否定できないけど診てもらうなら娘の方で良かったとは思うな。
いよいよ私の番が来た。
女医 「どうされましたか?」
私 「いやちょっと聞こえが悪くなったみたいで。
飛行機に乗って気圧変化に伴っておかしくなるみたいな感じですわ。」
女医 「はいはい判りました。ちょっと見させてくださいね。」
「内側の粘膜がかなり傷ついてますよ。耳掃除とかされますか?」
私 「はあ、耳かきでちょこちょこはやりますね。」
結局下された診断は父親の時とほぼ同じ。
なんじゃそらっ?
今日は溜まっていた血塊状の耳くそを除去し薬を塗っておしまい。
来週本格的な聴力検査を受けることになったとさ。
これをご覧の皆様。
耳かきは百害あって一利なし、縁に溜まる耳くそは自然に落ち、
中側は非常にデリケートな粘膜質なので一切触れないのが良いらしいですよ~!
確かに耳垢はあんまりとらない方がいいなんて言いますね~
自分は綿棒で結構とる方なんで、耳には
あんまり良くないみたいです。
自分はたぶん中耳炎の可能性が高いです、大人の場合
なかなか治らないみたいですね~
自分ストレスはかなり少ない方だと思いますが、ストレスで症状が
顕著に表れます、ストレス気味になると悪くなるんですよね~
今は大丈夫ですが、耳はかなり悪くなった感じがします。
声が大きいと家族から何時も文句を言われます。
でも耳が悪いと長生きできるって言いますよね~
悪口が聞こえないから?(笑)
相変わらず面白いですね~
今回は長めなので
活字が小さいですね~
若い女医さんのはずが、
おばはん医者だったてところが
一番面白かった~?!
そして、
若い女性の
薄ピンク色で透き通るような耳たぶって
色っぽ~いですね。
ついついカンで見たくなります~(笑)
私は、子供の頃は
母親の膝の上に頭をのせて、
耳掃除をしてもらうのが大好きでした。
長じては、
嫁さんの膝の上に頭を載せて
ほじってもらうのが
また気持ちよくって、
「極楽極楽~」
と思ったものです。
ところが、次第に
息子が私の代わりに
ほじってもらう役に変わり、
私は自分でほじる羽目に。。。
あれは金属より
樹脂製(ほんとはべっこう?メノウ?かな)
がよいですね。
それより、
酷い経験があります。
ある時、私が自分でほじっていると、
カミさんがつまずいて、
ほじっている腕にぶつかってきた!
耳道に刺さり!
血が出て病院に行きました~!
プールで泳ぐようになって以来、
耳栓をするせいで
耳垢がとれるせいか、
最近は自分でほじることも
滅多になくなりました~
おススメですよ~(笑)
今日の初検ではどうやら中耳炎とかは大丈夫みたいでした。
綿棒であろうと耳の中は触れるのは良くないと厳しく医者に言われましたわ。
くれぐれも気をつけてくださいね。
文字の大きさは推察通りですが文の長さはギリ大丈夫かと考えたんですけどね。
もっと推敲する方が簡潔で判りやすくなるとは思いますけど、
まあ所詮素人の駄文ですからこの程度でご辛抱くだされ。
それよりもご隠居と同様に小さいとき母親の膝枕で耳掃除というのは何とも言えず
気持ち良いもので母性を感じるほのぼのとした日本の原風景の一つだと思ってました。
で、子供の頃は嫁を娶らばそうしてもらう憧れ願望があったにも関わらず、
そちらと違って一度もしてもらったこともなく現在に至ってしまいしました。
加えて更にご隠居との違いを見出すなら私の場合は噛むより軽く唇で挟む感触の方が・・・。
(これ以上は風紀上の問題で割愛)
普段はティッシュを細くこよりみたいにして耳掃除していたのですが
押し込んじゃったみたいです。
そういえば私の両親も昨年、時期は違えど二人とも耳が聞こえなくなり
両方とも耳垢が原因でした。こちらはほったらかしが原因で詰まったみたいでした(^^;)。
耳アカが原因で聞こえにくくなるのですネ。ウチは奥さんが耳掃除するのが好きで子供達はしてもらうのが気持ち良いみたいでいつもやって貰ってます。自分は普段は自分でやりますが偶に奥さんにお願いします。取らない方がいいと言われると奥さんの楽しみが・・・(^^;;
そりゃあ益々親近感が増すというもの。
結局耳かきで炎症を起こす→血が出る(滲む)
→湿気てくる→じゅくじゅくして気持ち悪い
→若しくは乾いて痒くなる→また耳かきほじり
の悪循環だったようです。
年が行って体質が変わったと思っていたのも思い込みでしたね。
おそらく自然に落ちるレベルの耳垢をそっと優しく取るのが
昔から日本にある母親が子供の耳掃除する光景でしょう。
自分でするとつい奥までし過ぎるかも知れないですけど、
してくれる相手がいるならお願いするのも家庭平和ですね。
枕のところにゴマ3個分くらいの
塊のトンガリコーンがありました。
定期的にあれが転がってくれると
よいんですよね~。
耳垢はセンセ曰くは自然に落ちるってことですから
ある意味髪の毛が抜けるのと同じ理屈かも知れません。
息子さんも現在はもうすっかり大人でしょうね、機会があれば会いたいものです。
そうそう当方寝相はかなり悪いと自負してますが、
運転姿勢は中の上くらいにはイケてるかと思うのですけど・・・(笑)。