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車好きオヤジのブログ

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諸行無常の響きあり

2023-03-25 13:30:17 | 日常
3月22日WBCは劇的、いや筋書きがあった以上の結果となり、
日本人として嬉しかったのと侍ジャパンはよくやってくれたと思う。
決勝戦は時々スマホでチェックはしていたけど、
リアルで観ることは出来ずで少しだけ残念でした。

MVPに選ばれた大谷翔平には野球に最高の才能を持つのは
誰もが認めるのは当然として野球の神様の加護を授かっている、
寵愛されている者としか考えられないね。

ダルビッシュには今回改めて見直しちゃいました。
あれだけ侍ジャパンのメンバー達に自身の調整なんて事よりもチーム自体や
他の選手をあれ程にケアするなんていうのも本当に素晴らしいと思う。
飛び抜けた才能を持つアスリートにはありがちだけど
決して品行方正でなかった彼も例外なくそうでした。
突出した才能を持つ者は凡人が持つ才能の一部が欠落するのは
当たり前と思う私にはそれ自体何の問題でもないのです。
ちょっとヤンチャなくらいが良いとさえ考えているもの。

高卒でドラフトされた正式入団前の新人の春に
タバコを咥えてパチンコ屋で遊んでいるのを
フライデーだったかフォーカスかで報道されて謹慎処分を受けた
のなんかを知っている身とすれば非常に感慨深い思いです。
そういう見方をすれば決して批判ではなくてある
意味人間らしさもあると私は思っています。

多くの野球ファンは忘れているか若しくは知らないでしょうが、
あのイチローでさえも大リーグマリナーズに行く直前に
夫がいる一般女性と不倫関係になり騒ぎが大きくなる前に
示談していたというのも何ら問題は感じません。
何事にもクールなイチローも人間らしい面を見せた数少ない話題でした。

今のところプレーだけでなく言動も含めて非の打ち所がない大谷翔平が
素晴らしい人物なのは私ごときが論ずるのも失礼を承知で書けば、
私的部分がどうなっていくのかが非常に気になります。
第1回のWBC優勝監督であり国民栄所賞の第1号でもある王貞治が
今回優勝する前の予選ラウンド時点で大谷に対して
「これからの彼の人生が大変だと思う。」
と実感こもったコメントをしていたのがとても印象的でした。


日本中がWBC一色で殆ど喜びと興奮の渦に巻き込まれた一日だったが、
私個人は寝る直前のネットニュースで衝撃的な記事を目にすることになった。

https://www.gqjapan.jp/article/20230323-toyota-camry

カムリの国内販売が中止されるという内容だった。
2017年に発売された10代目モデルはTNGAでもありそのデザインや
ハイブリッドエンジンの燃費等も含めてセダン復権を賭けた
トヨタ渾身の力作であったはず。
勿論北米ではベストセラーカーでもあるし世界各国でも生産されているので
国内でも輸出向けには生産は続くようだ。
要は国内の需要があまりに低くて採算が取れないということのようである。

天下のトヨタでもそうなのか・・・。
レクサスを除けばトヨタのセダンはセンチュリー、MIRAI、クラウン、カローラの
4種類だけとなる。
カローラでさえ既に価格的には大衆車とは言えない気がするが、
庶民に手が出るレベルとなれば実質1車種みたいなものだよな。

ご存じの通り70カムリは2台続けて乗り1台目は追突による全損。
2台目は諸般の事情によりアリオンに乗り換えたものの、
三度目も視野に入れつつ昨年販売店に様子伺いに行って受注停止と言われたのだ。
その時も半導体不足による納期の遅延で次期モデルチェンジまでに納車が
完了出来ないからと考えていただけだった読みは非常に甘かったことになる。

「ええわいっ、ええわいっ!」と拗ねてみたところで事態が好転するはずもない。
耳をすませば遠くから祇園精舎の鐘の音が聞こえてくる気がするぜ。