ねこの口内炎の話 その１ ご飯がたべられなくなって

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二人とも、長い間、痛みと闘いながら暮らしていました。
時々、病院で口内を洗浄してもらったり、歯石をとってもらったり、それで少し良くなって。
半年くらいしたらまた悪くなって・・・

週に１回の抗生剤かインターフェロン、食べられない時は痛み止め、それにレーザー治療に
毎日のお薬という生活。

ねこ吉は野良の時からだから約７年、いぬ吉は約５年も続けていました。

続けさせてしまっていました・・・

最近のねこ吉は、よだれ魔神と化して、だらだらとひどいヨダレを流しながら気持ちが悪そうにしていました。
ブログに載せる写真もなるべく綺麗に映っているのを選ばないといけないくらいかなりヒドイ状態でした。
よだれは、毛にもくっつくので洋服でヨダレがつかないように誤魔化していました。
食事の後は、痛いので口の中に手をつっこんでかりかりしていました。
毎日、ねこ吉とお部屋を熱いお湯で拭いていました。
最近では、いぬ吉もヨダレが出るようになっていたので、お湯で拭いて
お洋服を着せていました。


あまりにも長いこと口内炎だったので、私もそんな生活に慣れてしまっていました。


しかし、５月半ば頃からいぬ吉の口内炎がひどくなり、全くご飯を食べてくれなくなりました。
みんなが食べているカリカリを食べたがるのですが、カリカリは後で口が痛くなるのです。
それでも「何も食べないよりは」と、カリカリを食べさせたり、お刺身や鳥のササミを茹でたりしていました。
しかし、それもだんだんと食べられなくなり、とうとう、週に２回の点滴と注射
（インターフェロンや抗生剤、痛み止め）でなんとか誤魔化して食べさせている状態が続いていました。

４キロあった体重がみるみる減って、２．８キロになってしまいました。


このまま注射と点滴を打ち続けても治らないし、これ以上痩せたら危険だと判断したＴ先生が、
もっと設備が整って良い治療ができる病院を探すからと言ってくれました。


以前、いぬ吉のおしっこが詰まった時に治してくれたＴ先生のお嬢さんも心配してくれて、
自分が勤めている大学病院でいろいろ調べてくれたところ、同僚が以前に自由が丘の口内炎専門の病院に勤めていて
とても良い病院だから一度行ってみてはどうかと教えてくれたそうです。
Ｔ先生は、自由が丘の先生と直接面識はないけれど、動物の口腔内を専門にしている病院はまずないし
もし歯を抜くにしても数を重ねてきた先生の方が絶対にいいからと、紹介状を書いてくれました。

新しい病院に行くまでに少しでも体調と整えて、万が一の手術に備えるため毎日病院で点滴と注射で元気な
状態を保たせました。

ねこ吉はエイズだし、治らないかもしれないから、連れて行くのはやめようと思っていたのですが、
Ｔ先生に行くなら二人連れて行きなさいと言われ、ねこ吉も連れて行くことに決めたのです。

もしかしたら手術になるかもしれないと思うとなかなか決心がつかず、
６月に入ってようやく病院に予約の電話をかけました。

決心がつかなかった理由はもう一つ・・・もし手術になった場合２０万ほどかかると聞いていたので・・・
でも、カードで12回とかの分割払いすればなんとかなるよね、と、やっと決心したのです。




つづく



お家に帰ってきてからの二人

先に帰ってきたのは、いぬ吉。すっかり元気です！


ねこ吉は、まだ食欲があんまりないのでちょっと心配です。



口内炎　手術の記録
ねこ吉といぬ吉の話
いぬ吉の口内炎

猫の口内炎の話　２　決心！

猫の口内炎の話　３　いぬ吉の手術
猫の口内炎の話　４　ねこ吉の手術

猫の口内炎の話　５　いぬ吉の退院、ねこ吉の再入院
猫の口内炎の話　６　手術写真
早く～
ねこ吉の口内炎・手術から１年






おまけ
ふふふ
おしっこ詰まったときのブログ探していたらコレ↑みつけちゃった～





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