新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

体内時計の謎

2023年12月27日 | 健康のことなど
スマホのアラームは6:30に設定しています。

しかしタイマー機能を使って延長で、今日は7時半過ぎまで寝ていました。

お山に出かける休みの日は、タイマーは使わず、自然に目が覚めるまで寝ています。睡眠の1サイクルは90分と聞いたことがありますが、さすがに8時半までには目覚めます。

それから支度をして、登山口に着くのは早くて10時過ぎ、時に昼前です。もうみなさん下山の時間です。

しかし、最近、気温も下がりました。先日の神戸の最低気温はマイナス2℃で、海抜702メートルの摩耶山頂は、マイナス9℃くらいでもおかしくありません。

山頂でその日の最高気温の時間帯を迎えるくらいでちょうどいいのかなあと思う次第です。その日の神戸の最高気温は7℃で、おそらく山頂は0℃前後だったと思いますが。

私は山が好きというより、摩耶山・六甲山が好きなのです。山に来たのに海を眺めるのが楽しみで、峠茶屋でマヤーさんと遊んでもらって、摩耶の大杉さんにお参りして、帰りは駅前のぽーとさんで熱燗二合、これ以上の贅沢はありません。

この秋の心残りは、六甲高山植物園のドウダンツツジの紅葉を見に行こうと愛娘と約束していたのに、行けなかったことです。11月はいわゆる国民の祝日が2日あり、休日が10日もあって、山尽くしで行きたかったのですが、来客が相次ぎ、風邪も引いてしまい、思うようにいきませんでした。

王子公園から出発して摩耶山、そこから六甲山最高峰、そして有馬温泉に抜けるには、私の足では、休憩を含め10時間ほどかかります。

でも、10時間って、冬至シーズンの今頃の日照時間と変わらないじゃないですか。

さすがに、日の出前から起き出して、登山の準備をする気にはなれません。

これはきっと、私がだらしない人間なんだからだろうなあと思っていました。
特に冬は寒くて、布団から抜け出す気になれませんしね。

しかし、最近、会社に営業にやって来るスミセイレディーのお姉さんにもらった『スミセイウィークリー』によると、冬になると早起きできなくなるのは自然な現象なのだそうです。

篠原菊紀先生(公立諏訪東京理科大学教授)のお答えを引用してみます。

「寒いからふとんから抜け出せなくなるだけじゃない。お日さまが昇ってくる時間が遅くなるので、周りが明るくなるのも遅くなる。
ねていても、まぶた越しに光は入って来ている。
だから周りが明るくなってくると、目をつぶっていても明るさが目から脳のほうに入って視交叉上核(しこうさじょうかく)に刺激が入る」

この視交叉上核に入る光の刺激が、冬は夏よりずっと遅れてくるので、目覚めも遅くなりがちになるんだそうです。

そうだったのか!

目に入ってきた光を電気信号に変えて脳につたえる視交叉上核は、体内時計の管理に関わっているのだとか。

この体内時計は、24時間ちょうどというわけではなく、お日さまの光る時間に関係しているようです。なるほど。夏に比べて、冬は光の入る時間が遅くなるから、その目覚めのサイクルが遅くなって、目が覚めにくくなるわけですね。




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