新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

脳もブギウギ MR検査を受けに

2023年10月12日 | 健康のことなど
このブログを開設したのはteacup時代の2004年でした。だから、このブログの初期は、昨夜の「あのころ」の終盤に当たる時期でした。

「あのころ」には、最近ごぶさたの舞台を観に行った観劇記もあります。

2006年の秋に、弊社は経営危機に陥り、労組の私も経営再建に奔走したわけですが、それ以前は、わりとのんきに過ごしていたようです。ブログ記事を振り返ると、2005年の年の暮れには、笠置シヅ子を主人公にした『わが歌ブギウギ』を観に行っています。




写真は丹波に出かけたれんちゃん(記事の内容には全く関係ありません)。

いまの朝の連続テレビ小説は『ブギウギ』ですが、NHKが笠置シヅ子を主人公にドラマをつくるのは二度めなんですね。私が見た舞台も、没後20年企画で、
1987年に放映された銀河テレビ小説(なつかしい響き)の舞台版の再演でした。

あのころは会社ももうかっていて、チケットはもらったんだと思います。笠置シヅ子が初舞台を踏んだ大阪松竹座で、宝塚の元男役トップがシヅ子、その親友リリーをOSK男役トップの大和桜花が演じるという、話題性たっぷりの舞台でした。

しかし、お芝居はおもしろかったけれど、シヅ子役の宝塚トップは、全然、声帯が合ってないのですね。あれは見ているのがつらかった。

連ドラの笠木シヅ子は、子役も大人役も、シヅ子そのまま。歌や踊りはきれいすぎるように思いましたが、それでも、やっぱり、笠木シヅ子ですよね。こういうのは、たいへんうれしい。

そうだ、きょうは、MRI検査の話をするのでしたね。

MRI検査、受けた方、いらっしゃいますか?

MRI検査は強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査……だそうです。
(MRI=MagneticResonanceImaging:磁気共鳴画像診断装置)

私は脳梗塞だったので、ヘッドフォンをして、頭部を固定され、円筒のなかに上半身ごと送り込まれるわけです。

ヘッドフォンからは、最初は環境音楽が流れていますが、その後はまさにレディオヘッド。「ビヨンビヨンビヨン」「ボンドンドンドンドン」「ウィーーーーギリギリギリリリ」という異音爆音が聴こえてきます。潜水艦のソナーのように、音を照射して、脳の内部を確認しているんですかね。それが15分から20分続きます。

MRI検査は、X線を用いるCT検査とちがい、磁力なので人体には安全だということです。

しかし、いまもCTが用いられるのは、撮影後、すぐに画像を診断できるからでしょう。脳梗塞は発症4時間以内に治療しないと後遺症が残るとされ、1分1秒を争います。この点、検査に15分から20分かかるMRI検査は、初期診断には向いていないのでしょう。私も入院直後は、まずCT検査を受けたものでした。

検査の前に、医療用のサージカルマスクを渡されました。

昨年もそうだったっけ?

おそらく、コロナ禍の間はそうだったのでしょうね。

マスクをしたまま、密閉空間でレディオヘッド状態だったのですが……

口を開けた瞬間、マスクが鼻の下までずれてしまったのです。

鼻から直接呼気できるようになってうれしかったのですが、微細な糸くずが鼻の入り口をくすぐり、これはもとに戻してもらったほうがいいなあと。

身体も頭部もがんじがらめに固定されるなかで、せめてマスクを元に戻そうともがくうちに、頭部が動いてしまったようです。最後の2、3分ぶん、やり直しになりました。「二度手間になってごめんなさい」とスタッフの方々にお詫びしたのはいうまでもありません。みなさん、きょうもお疲れ様でした。



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