いまは「X」に名称変更されたツイッターを始めて、13年が過ぎました。
最近は、このブログの更新の告知に使っているくらいです。あとは通勤路で見かける朝顔や昼顔の開花状況のお知らせかな。
特に誰かと絡むこともありません。だめライフの学生さんにリプやDMを送り、過激派生き残りの間抜け面をさらしに行ったのは、私にしてはかなり例外的な行動でした。
ちなみに以下が私のアカウントです。
最近のツイッターには、いろいろ思うなか、昨日見かけたのが、#August1stTweetOutDay（8月1日はツイートをやめる日）というアメリカ発のハッシュタグです。
gooブログにも、タグ機能がありますよね。今なら #花火というタグを設定すると、花火に関する記事をまとめ読みできます。
ツイッターのハッシュタグも、機能としてはgooブログのタグと基本的には一緒です。
違いがあるとしたら、2011年の福島第一原発事故をうけた反原発運動「#TWIT NO NUKES」運動、SEALDs運動、「#保育園落ちた日本死ね」「#KuToo」「#検察庁法改正案に抗議します」運動など、Twitter発の抗議活動は、ネットにとどまらないリアルの運動を巻き起こし、また結びつき、社会・政治に大きな影響を与えてきたことです。
2020年5月、世論の反対の声を受けて、政府・与党は検察庁法改正案について通常国会での成立を見送ることを決めたことは、記憶に新しいと思います。
この政府・与党の方針転換には、きゃりーぱみゅぱみゅ氏、音楽グループ「いきものがかり」の水野良樹氏、俳優・タレントの浅野忠信氏、秋元才加氏、大久保佳代子氏、漫画家の羽海野チカ氏など、有名人の参加も相次いだ「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグによる大規模な「ツイッターデモ」が強く影響したといわれます。
ツイッター、やるじゃん。
そんな風に評価していた時期もあったわけですが……。
イーロン・マスクに買収されてからのツイッターには、ただただ幻滅することばかりです。
私は決して裕福でありませんが、情報サービスには対価を払うようにしています。ウィキペディアにもささやかながら協力していますし、模索舎のアーカイブのクラウドファンディングにも協力しました。gooブログも、読者の方に不快な広告を見せたくないので、有料版です。
しかし、ツイッターにはその便利さを認めつつも、お金を払う気がしません。明らかに規約違反の差別排外主義者のアカウントはそのまま放置・放任され、それに抗議する左派・リベラルアカントが逆に凍結されてしまう事例を散見してきたからです。
というわけで、8月1日はツイッターをしない日。
日本時間では、8月1日16時からです。私も、昨日の16時以降（正確には16時1分以降）、ツイッターにログインしていません。
マストドンや国産SNSタイッツーは、Twitterから離れた人で賑わっていました。
マストドン
タイッツー
こうしたバツッターボイコット運動が広まったのも、イーロン・マスクがまたトンデモをやらかしたからですね。
この記事によれば、バツッター社（現「X」。旧ツイッター）が、イーロン・マスクによる事業買収後に同SNSでのヘイトスピーチ（憎悪表現）が増加したとの調査結果を発表した非営利団体（NPO）に対し、これを非難し、カネの力にまかせて「あらゆる法的手段をとる」と脅しをかけているという記事です。
このNPOは、ロンドンを拠点とするソーシャルメディア企業監視団体「デジタルヘイト対策センター（CCDH）です。
なにがイーロン・マスクとバツッター社を怒らせたのか。
CCDHが6月に発表したのは、驚くべき内容でした。
CCDHの会員は、バツッター社の有料サービス「Twitter Blueマーク」付きのアカウントの発した有害なツイート（ヘイト、デマ、陰謀論など）を100件発見し、Twitter運営に報告しました。しかし、4日後、100件中99件は対処されず、残り1件もツイートを削除したのみでアカウントは健在だということです。
Twitter Blue購入者は、他のアカウントよりリーチが良くなります。結果、長いコメントツリーでヘイトスピーチが上位に来てしまう現象が起きていたのです。
この調査結果は、近年、私がバツッターを使ってきた実感とも一致します。
CCDHの調査結果は以下で読めます。この調査結果が明らかにする差別発言の数々は、このブログ読者の大半の心やさしい方々には耐えられないものでしょう。いちおうリンクは貼りますが、こころの準備のない方には、自動翻訳などで目にされないよう、注意を喚起させていただきます。
TWITTER FAILS TO ACT ON 99% OF TWITTER BLUE ACCOUNTS TWEETING HATE
（ツイッターは有料サービス「Twitter Blue」の会員によって投稿されたヘイトコンテンツの99％を削除していない）
そういうわけで、マストドンやタイッツー（ツイッターをひっくり返しただけの国産SNS）に避難しているわけですが……。
しかしリベラル・左派で、マストドンにアカウント作ったの、選挙分析のはるさんくらいです。
「リベサヨ、#August1stTweetOutDay なんか関係なしに、普通にツイートしてるじゃん。なんであいつらあんなツイッター好きなの！」
と、呆れるネトウヨ氏の投稿も見かけました。
いまのTwitterは陰謀論の巣窟になっています。一般人を巻き込まないために、バツッターに防波堤として踏みとどまることも大事なことだと思います。
私自身は、バツッターがなくても、別に支障はないようです。
しかし、国会における議員のどうしようもない発言ややりとり、危険な法案、抗議のデモや集会などの情報、美術関連やオタク関連のイベントの情報の入手先は、ずっとバツッターでありつづけてきました。
今後どうなってしまうんだろうなあ。
このブログにアクセスしてくれるユーザーさんは、ツイッターからの流入が9割です。
昨日は夕方からツイッターを封印しましたが、ブログへのアクセス数はふだんと変わらずでした。
しかし昨日は16時からで、1日のうち1／3を休止したにすぎません。
今日のように24時間シャットダウンしたら、ブログのアクセス数に、どんな変化が起きるんだろう？
明日のログイン時にわかるアクセス数が楽しみです。
以下はマストドンのプロフィールに画像に使用している、タマゴタケの写真。
きれいなオレンジでしょう？ 色が鮮やかすぎて毒キノコに見えるけれど、おいしいらしいですよ。
今後はバツッターはブログの更新の告知のみに利用していきます。
しかしまた関係を一から構築というのはしんどいですね（それが皆さん不便さや不快さを耐えてバッツターを使い続ける理由でしょう）。
正直、今の鳥はもうどうしようも無いレベルですが
まだアカウントは保持しております。
少なくとも鳥では丼の存在を感じさせる書き込みは殆ど目にしません。逆を言うとそれだけの影響力はまだ保持しているという事の証左なのでしょう。
（自分が単に目にしていないだけかも知れませんが）
マスクがトランプのように新たなソーシャルメディアを立ち上げないで鳥の乗っ取りを画策したのもある意味必然なのかも知れません。
今の所は鳥は様子見という感じです。
長々と失礼致しました。
ご来訪ありがとうございます！
またマストドンではリフォローありがとうございました。
私も鳥にアカウント残しています。
ヘイトと拝金主義と謎凍結がはびこるいまの鳥は嫌で仕方ありませんが、親交がある方々や、推しのアカウント、有益なアカウントが多数あるので、完全に離脱というわけにもいかず、歯がゆいところです。
当面はこのブログの更新告知、有益な情報のシェア、推しの応援などに限定しつつ、様子見を続けます……。
タイッツーは成長を見守る楽しみがありますし、マストドンではエッジの立った投稿も見かけるので、今後の展開に期待です。
マストドンでは今後ともよろしくお願い申し上げます。