新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

ひだまりスケッチ二十周年

2024年02月28日 | コミック/アニメ/ゲーム
ツイッターのタイムラインで知りましたが、今日は『ひだまりスケッチ』連載開始20周年なんですね。今や『まんがタイムきららキャラット』創刊以来の最古参の連載です。アニメ4期、OVA1作の芳文社の看板コンテンツのひとつです。



タイムラインを追っていて、ゆのっちが山梨県甲府出身であることも知りました。

『ゆるキャン△』のみんなと同じ梨っ子だったとは。

このゆのっちの横顔のEDのカット、山国の山梨っぽいかな。富士山系というより南アルプスぽいですが。

原作を読み返すと、大家さんに出身地を聞かれて、ゆのっちが「山梨」と答えるシーンがありました(学生アパートの大家さんなのに、保護者の住所を知らないのはどうかと思いますが)。

作中のやまぶき高校には美術科があり、地方からも生徒が集まる人気校です。受験のときには、ゆのっちはお母さんと一緒にホテルに前泊でした。「朝から電車で3時間」というセリフがあり、たしかに甲府と東京の距離感です。甲府・新宿間が2時間半、そこから乗り換えもあるわけですから。受験シーズンの中央線なら雪で遅延の可能性もあります。

しかし連載開始20年。

この20年の時代の変化は大きなものがありましたね。ひだまり荘の住人の携帯電話はアニメ版ではガラケーです。貧困家庭に育ったらしい宮ちゃんはまだそのガラケーさえ持っていません。ゆのっちはデジタルカメラを購入しますが、PCを所有する後輩の乃莉の部屋に通う気満々です。今はスマホさえあれば、デジタルカメラも、画像データの整理や編集加工のためのPCも必要なくなりました。

原作8巻、OVAの沙英・ヒロ卒業編で完結していたら、美しく終われたのかもなあと思います。新たに登場した茉里、五十嵐さんは本当に魅力的なキャラなので、ゆの・宮子卒業までがんばってほしいものです。




アニメはほとんど見ていないので気づきませんでしたが、アニメ版のEDに私たちが毎週通っている摩耶山が出てくるのですね。

関西出身の乃莉が、摩耶山の掬星台周辺から東方向に神戸の夜景を眺めています。画面の左端が大阪の梅田あたりで、そこから大阪平野が広がります。乃莉の正面が関西空港周辺です。



この写真が、『ひだまり』のEDに近いかもしれません。水平線の向こうは、もやで霞んでいますが。

しかしアニメでは摩耶山には雪が舞っているのに、乃莉の制服は夏服です。帰りはどうするのでしょう? ケーブルとロープウェイを乗り継ぐまやビューラインは冬季は運行休止なのです。

それに、掬星台の展望台にはベンチも柵もあり、きちんと整備されています



しかし乃莉が立っているのは崖の上ですね。

もしかしたら、摩耶山最短ルート「山寺尾根コース」の一角かも。

急勾配の道を掬星台まで一挙に登り詰めるベテラン向けのコースで、登山装備のない高校生が、雪の夜立っていて良い場所ではありません。このルートは遭難者が多いことでも知られます。街に近い分、手前に見える街に降りていったつもりが、とんでもない場所に誘導されるようです。摩耶山もところどころ圏外になるエリアがあり、地図と磁石必携のルートです。

しかし乃莉は神戸あるいは阪神間の子だったんですね。大阪の子はわざわざ摩耶山まで行かないだろうと思います。神戸や阪神間の子なら、夜景といえば六甲山系でしょう。

六甲山系で、夜景がいちばん美しいのは六甲山最高峰や六甲ガーデンテラスよりも、市の中心部に位置する摩耶山なのです(摩耶山も六甲山系ですが)。

しかし掬星台にはオープンテラスのカフェと自販機があるだけです。夜景だけじゃなくてグルメもショッピングも楽しみたい方はやはり六甲ガーデンテラスがおすすめです。六甲ケーブルは、六甲山上の住民の通勤通学の足なので、冬季も運行しているので、電車・バスをご利用の方にも安心です。

そういえば、一年前はこんな記事を書いていたんですね。『ひだまりスケッチ』も参戦していた芳文社のソーシャルゲーム『きららファンタジア』がサービス終了したのでした。





きらファンサービス終了

気がつけば、『きららファンタジア』サービス終了まで1日を切っていました。2017年12月サービス開始だから、5年あまりですね。サービス開始直後の混乱は忘れられませんね。サービ......


この記事を書いたときは、サービスが終了してもアーカイブが保存できることにせめて喜んでいました。

しかし保存できたのはストーリーのアーカイブのみ。大好きだったカレンやリンやなでしこやココアたちの「とっておき」(必殺技)のアニメは対象外でした。それなのに、7GBも8GBもファイルサイズがあり、最近、容量不足のため、泣く泣く削除せざるをえませんでした。うめ先生シナリオの『宮子と猫のうた』は素晴らしいシナリオで、あれだけでも残しておきたかったのですが。

ちなみに、このブログもこの9月には20周年です。

日々のんべんだらりんと生きているだけですが、20年のうちには、いろいろなことがあるものですね。いろいろ思い出すことどももありますが、そろそろカップ麺のお湯も沸いたようです(最近はマルちゃんの豚汁うどんにハマっています)。明日、また。

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