花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

葛城の森のセンブリ

2015年10月10日 21時54分06秒 | スポーツ・トレッキング

葛城の森のセンブリ、このところの晴天で、一斉に開き始めた


草に囲まれているせいか、山のセンブリよりは高さがある。


一株についている花数も多いので、見応えもある。


近くには、最近では珍しくセイタカアワダチソウの黄色い花が咲く

昨日の筑波山の帰りに寄って撮影した。
この様子だと来週には満開になりそうだ。

葛城の森について詳しくは、里山クラブのブログ
葛城の森から をご覧下さい



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紅葉もかなり南下して、関東や信越も紅葉が始まった。
私はすでに2回も那須に行っているので、贅沢といえば贅沢なのだが
先日7日、突然家内が許可をくれたので、遅い出発だったが奥日光に
出かけた。
竜頭の滝周辺は、真っ赤に紅葉して滝の上も下もカメラマンだらけ。
それを横目に見ながら湯元に向かった。
ミズナラが黄葉して見事なトンネルをつくっている。
戦場ヶ原も草紅葉になっているようだった。
先日の暴風雨のためか、何か所か道路目工事をしている。

湯の湖の兎島の紅葉も始まり、カメラマンが夢中だ。
しかし路上駐車はやめてほしい。湯元の駐車場は半分も空いていたのだから
10時ごろ湯元の駐車場についた。
湯元の紅葉は、見頃には少し早かったが、モミジが真っ赤になった木や
ツタ漆の紅葉も始まっていた。

時間的に山に登るのは無謀と思ったが、何年振りかで五色山に登る
中ッ曽根コースを歩いてみようとおもったのだった。
山と高原の地図には、中ッ曽根は紅葉が素晴らしいと書いてあるところだ

だが前回もかなり苦戦したコースなので、不安もあった。
そして、その不安は的中した。
前回も荒れたコースに難儀したが、何度も降った雨で、道は深くえぐれ
段差が嫌になるほどできていた。

そのうえ、背丈以上の笹が生い茂り、登山道を覆っていた。
杖で笹をかき分け、カメラにはタオルを巻いてホコリをよけた。
何度も途中でやめようかと思ったが、時間の許す限り歩いてみようと
そのたびに思い直して、斜面の道を登りつづけた。

湯元から五色山と金精山の分岐の国境平までは、普通の登山タイムは
2時間30分ほどと書いてある。
国境平から五色山までは、およそ40分と書いてある。
10時過ぎに登りだしていける山ではない。
ましてや私はカメ足である。

13時になったら、引き返そうと決めた。
それ以上になると、東斜面は日陰が多くなり、足元が見えなくなる
からだ。
空はぬけるように青い。

ようやく二つ目の案内標柱について、尾根にでた。11時46分だった
ここまでの登りは、山と高原地図にも「きつい急坂」と書かれている
場所である。

この日初めて下山してくる登山者に出会った。
白根山の紅葉は終わりだが、五色山は素晴らしいよ と言うのだった。
白根山を背景に、五色沼と五色山の紅葉、これほどの組み合わせはない。

しかしそのピークの時に登れたのは1度しかない。
あの時は腰痛なのに金精山から登って、もう帰ろうと思ったら
降りてくる登山者が、口々に五色山はすごいよ というものだから
ついつい無理して五色山に登っていったのだった。

5歩歩いては休み、10歩歩いては休みして、紅葉見たさの執念で
登って行った。
まことに五色山は知る人ぞ知る紅葉のスポットだ

がしかし、今回はあきらめるしかない。
尾根の紅葉を眺めながら、時間と戦っていた。
後ろを振り向くと、湯の湖や男体山をはじめとする日光連山が見えた。

そして尾根の半分は過ぎた3つ目の標柱で時計を見ると12時52分
だった。
ここで小休止して食事にした。
とっくに13時は過ぎていたが、もうちょっと歩いてみようなどと
欲を出し、実際に引き返したのは、13時14分だった。

無事に湯元の駐車場に戻ったのは15時03分だった。
途中の斜面の樹林帯は、薄暗く日陰になっていた。

そんなこんなで、今でも足が痛い。
大きな段差が沢山で、日ごろ使っていない筋肉を使ったからだ。
私の場合、大きく足を上げる場合、右足から上げる癖があるので
右足だけが筋肉痛になってしまったのだ。

明日は地区の運動会だが、応援で参加する。
応援だけにしておいてよかったよ。










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2 コメント

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どの山登ろうかと・・ (hanasakuoka)
2015-10-11 21:21:49
いつも頭をひねりますが、

通勤そのものがトレーニングになっていた頃と違って
現在は、何もしなければ、どんどん筋力が落ちてしまうことを実感しています。

この間は、トレーニングで奥多摩の雲取山に行ってきました。
何時もは日帰りなのですが、日が短くなったので、
数年ぶりに雲取山荘に泊まりました。

久しぶりの山の朝はお天気が良かったこともあって
素敵でした。

そうした、事前のトレーニングをして、10月5~6日に
9年ぶりの八海山と坂戸山に登ってきました。
こちらは、所属する会の月例山行です。

山の魅力は尽きることなく、何時までも登り続けたいと思っていますが、
それも体力次第ですね。

日本百名山を終わった後は、好きな時に好きなように
今は、ほぼ単独で登っていますが、

こうして、素敵な那須を見せていただくと、何度も登っている那須ですが
紅葉の時期はこんなにも素晴らしいのかとあらためて惚れ直しました。

ゆるい登山をゆっくり楽しむことが、これからのシニア登山として、自分に在ってきたのではとしみじみ
思いました。
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トレーニングが嫌いで (mino)
2015-10-11 22:55:52
山に登られる方は、みなさんトレーニングに励まれていますよね。
私の場合は、平地を歩くのが嫌いなので、トレーニングも嫌いです(笑)
その代わり草刈などをしているのが、トレーニングになっているのかも。

それでも最近登った奥日光の山では、あまりの段差に筋肉痛になりました。
それにしても、トレーニングが雲取山とは恐れ入ります。
それに縦走もよくやっているようなので、うらやましい限りですね。
私は家庭の都合で、泊まり込みの山行ができないので
もっぱら日帰り専門です。
それで毎年のように那須に行きますが、飽きることはありませんね。
時期を変えれば、違う花にも出会える楽しみがあります。
しかも山で出会う人との触れ合いも面白いですね。
名前も知らない人と、親しく話せるのは、山だけかもしれませんね。

もともと高山植物の写真を撮りたくて始めた山なので
登る速さを競うつもりは全くなく、カメ足登山をしているのが
長く続けられるスタイルになっているのかも。
こんなに足が痛いのに、すぐにでも山に行きたいです。(笑)





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