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このブログは「花と山とを友として」の続編です

秋はどこから来るかしら~那須の沼ッ原とJAふれあいの森へ・その2

2017年09月16日 23時46分44秒 | スポーツ・トレッキング

JAふれあいの森と展望、奥に見えるのは大倉山(左)と流石山(右)


倒れている「JAふれあいの森」の看板

古い「山と高原」の地図には載っていたが、最近の地図には載っていない
JAふれあいの森。
私は白笹山の麓と書きましたが、それは沼ッ原駐車場から白笹山に登る
登山道から左に入るので、そのように表現したのですが、地理的には
日の出平の尾根の下部と言った方が正確かもしれません。

昭和48年(1973年)に発電用に調整池が掘られた時、その堀った土砂を
捨てた場所が「JAふれあいの森」の始まりです。(土砂場)

(調整池は「沼ッ原発電所沼ッ原調整池」と言い、ここから深山ダムに地下
水路で水を流し、地下で発電しているので「上池」とも呼ばれている。)

そこを植林緑化して整備したのが「JAふれあいの森」となったようです。
資料が無いので正確な広さはわかりませんが、ほぼ平坦な土地になので
等高線の巾から推測してみました

白い線で囲ったあたりが土砂場で、青い線で囲ったあたりがふれあいの森
と呼ばれる範囲ではないかと推測しています。

特に青い線で囲ったあたりは、草原状になっていて、四季折々に花が咲く
花好きには外せないコースとなっています。

但し、何年も整備されていないため、そこに至る道は荒れ放題で、近年の
大雨で流されたりしています。


始まりは白笹山の登山道


途中にこんな注意書きが出ています。「水蒸気噴火の危険区域予想図」で
ここも危険区域に組み込まれている


ふれあいの森への道は、こんな状態です


大雨で流されて排水溝もむき出しになっている道


そんな荒れた道にもアケボノソウが咲いています


道の途中にも小さい湿地があり、そこにはアケボノソウなどの群落もある


蜜腺があるのでアリがアケボノソウに蜜を取り来ている


JAふれあいの森で、ヤマハハコ群落と大倉山・流石山のコラボ


綺麗なヤマハハコ


ネジバナも咲いていた


イノシシの荒らした跡かな、あちらこちらにかなり目立つ


アカバナも沢山あった


こちらでもアリさんが訪問中ですね

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途中ですが、那須からの帰り道、桜川市付近で見た夕焼け


バックミラーに写る夕焼けが凄いので、路肩に停車して窓を開けて
撮影した夕焼け、桜川市とつくば市の境界付近で撮影したもの
最近のミサイル騒ぎで不気味さを感じる夕焼けだった。

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カセンソウの咲き残りと思われる群落もあった


コゴメグサの仲間、沼ッ原にはタチコゴメグサがあるというので
たぶんそれだろうと決めつけてよく調べもしないで撮影したが
那須の花図鑑にはホソバコゴメグサも載っているので、この写真では
確定できなかった


草原の中に獣の糞が有った、イノシシの糞かな、踏んだらヤバイ(笑)
那須には熊も出るので、一人で歩くときは要注意、私は熊鈴を鳴らして
歩いている。
特に薄暗い朝晩は危険度が高い


湿原の土砂場なので、排水溝が縦横に作られている。
但し壊れていたり、蓋の無いところもあるので、落ちて怪我しないように
山歩きは基本的に自己責任なので、注意しましょうね。


オヤマリンドウと思われる花とアカバナ群落


クルマバナもあちこちに咲いている


コメツブツメクサだと思われる外来種も咲き残っていた


低いところには池もあり、夏には湿地の好きな花が咲く


ウツボグサも咲き残っていた


コウゾリナ


奥の方にはカリヤスモドキと思われるものやヌマガヤなどか
繁茂して風になびいて秋の風情を描いている

ここには低いところに池が有ったり、ぐちゃぐちゃの湿地が有ったりする
私はここに入るとき、いつも長靴を履いていく
早朝に行って、藪漕ぎで朝露に濡れた事もあるので、防水対策は必須だ

カンカン照りのなか、広い草原をさまよっていたら、頭痛が起きたので
慌てて撤退してきた。
結局、ここではだれにも合わなかった。


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