花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波山のセンブリ開花

2015年10月06日 20時57分36秒 | スポーツ・トレッキング

万歳したように見えるセンブリの花

いつも撮影している場所で発見できず、別な林道に行ってようやく
咲いているセンブリを発見。

秋の日差しはつるべ落としで、暮れるのが早い。

予定していた場所で発見できず、花を探して林道の終点まで歩いてしまい
花を見つけた林道では、日が陰りはじめ花が閉じかかっていた。

しかも車にマクロレンズを置いて探しに行ったので、アップの写真は
撮れなかった。


これはコンパクトデジカメで撮ったアップだが、ピントがイマイチだ


大きな群生は無かったが、道の両脇に転々と咲いていたセンブリ


昼頃筑波山の御幸ヶ原に行って、ケーブルカー山頂駅2階で開かれている
筑波山の自然展を見に行った。

知り合いのインストラクターのSKさんがいたので、家の近くで取った
アケビを一袋、お土産だよと言って渡した。
取った時、自分でも食べてみたけど、けっこうおいしいアケビだった。

SKさんが、ブログの那須の紅葉の写真を見たらしく「きれいですね」と
言ってくれた。(アリガトね)

それから本日の目的のセンブリの写真を撮りに行くからと下山して
仙郷林道を車で移動し、各林道を歩いてセンブリ探しをしたのだった。


気温が低いせいか、アサギマダラが草の葉にぶら下がっていた。


しかしアップしてみると、足でつかんでいるのが葉に見えない
何なんだろうか。


もう南に向かって渡りに出る時期のはずだが、一気に寒くなって
飛ぶ力が無いのだろうか。
近寄っても逃げなかった。


センブリの群落が有った茅場には、センブリの姿はなく
ヤクシソウの小さな花が日差しを浴びていた。


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那須・赤面山紅葉登山記

10月4日、日曜日、那須の天気予報は昼の曇り以外、1日中晴れの予報であった。

私は先月の27日に中の大倉尾根を登って、三本槍岳、無名峰に行った
そのときに見た赤面山の紅葉が良かったので、直接赤面山に登るつもりでいた。
そんな折り、花友からメールが来て、一緒に赤面山に登る事になった。

登山口は、旧白河高原スキー場の跡地である。始めていく場所なので
カーナビにはマウントジーンズを仮目的地して走り、そこから甲子温泉方向に
向かうと、左側に白河高原スキー場の建物が残っているという情報を仕入れて
走っていった。

が行ってみると、雪よけの塀に囲まれて建物が見えず、入口を少し通り過ぎ
入口からチラリと見えた建物に気づいて、あわてて引き返した。

中に入ると、スキー場の跡地らしく、だだっ広い駐車場に20台ほどの車が
とまっているだけで、ガラガラだった。
窓は破れていたが、いわゆる廃墟という暗いイメージはない。

建物の左側に登山者用の道がある。
昔のゲレンデの跡を歩く感じで、石ころの続く道であり、粘土質の滑る道でもある
その道沿いに、センブリがたくさん咲いているので、「センブリ街道だね」と
花友が言う。
最初こそ、初心者用のコースだね などと言っていたのだが、これがどうして
なかなかきつい。

リフトの最初の終点らしき所についたら、折良く登山者が降りてきたので
道を尋ねると、正規のルートはここから右に少しくだって、リフトの下を
くぐって右に登って行けば良いという。
石に矢印のペイントがしてあるので、それを見て登れば間違いないという。

石のごろごろするかってのゲレンデらしき所を矢印を頼りに、あえぎあえぎ
登っていったのである。
しかし晴れの予報だったのに、上に登につれ、強風が吹き下ろし、雲が
広がっていった。

二つ目のリフトの終点につくと、そのままうち捨てられたリフトがブランコの
ように揺れ、降雪機がカラカラと風に回っていた。
一見すると、今でも使えそうな感じがわびしい。

そこから少しで落葉樹の樹林帯の中を歩くコースになる。
ブナの白い幹が明るく、やがて楓やナナカマドが色づいた林になる。
笹原を抜けると、栃木らしく躑躅類の多い林を歩く。
その辺から団体さんの登山者が多くなり、足の遅い私たちは道を譲った。

最後の石ころ道を上ると、左に山頂が見えた。
だが強風と霧が視界を遮り、しかも気温が極端に下がり、体が震えた。
山頂で記念撮影する人以外、誰も山頂で長居せず、風の当たらない場所を
探して食事していた。

私たちも前岳寄りに移動して、躑躅の陰に座った。
霧の晴れ間に、360度広がる大紅葉が見えるのだった。

人生は皮肉だ、前回は曇りの予報で晴れ、今回は晴れの予報で大荒れの天気
山の天気は変わりやすいという言い伝えを、地でいく天気だった。
自分の力でどうにもならない天気を嘆いても仕方がない。

昼食を大急ぎで食べて、二人からもらったステックコーヒーを飲んで
体を温めた。
時折差す日差しが、スポットライトのように山肌を染めていく。
低体温症にならないうちに撤退しましょうと言うので、写真もそこそこに
下山したのだった。

花友が気温8度だと言っていた。
まるで冬のような赤面山だった。


一番奥が茶臼岳、次が朝日岳、小さい尾根を超して次が中の大倉尾根、
一番手前が赤面山の斜面


赤面山の尾根から前岳とスダレ山方面を見る


赤面山から前岳に向かって右側の斜面


さらに右に続く赤面山と峰続きの山の紅葉


途中の樹林帯


同じく











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