花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

三つ峠に咲く花・その2

2017年06月15日 08時59分26秒 | スポーツ・トレッキング

ムラサキエンレイソウ、シロバナエンレイソウの白い内花被片が
淡紅紫色を帯びるものをムラサキエンレイソウという と図鑑に
載っているので、一応そのように記載しましたが、初めて見るのと
ピークを過ぎているようなので、断定は出来ません。


林の中でルイヨウボタン(奥)と一緒に咲いているムラサキエンレイソウ
保護地で中には入れませんので望遠で撮影


アオチドリ、前回見つけられなかった花、花友が意地で数株見つけて
くれました。(笑)
通りかかったグループの方に花友が説明すると、大喜びされました。


アオチドリのアップ、ラン科アオチドリ属、別名ネムロチドリ
名前は緑色の花を千鳥にみたてたものだが、花色には淡緑色と
緑褐色のものがあると書いてあるが、(故)新井和也さんの植物手帳
(大人の遠足BOOK 八ヶ岳・霧ヶ峰植物手帳)
には、唇弁の色は緑より赤紫色が多いと写真説明に出ていた。
山に咲く花には、側萼片が平開して両手を広げたような、いわゆる
千鳥タイプの花が載っているが、この写真の花には無いので
機会が有ればじっくり調べてみたい。

花の特徴として、苞は葉状で花より長い、唇弁は長さ約1センチで
先端は3裂し、中裂片は微小、距は短い。
背萼片と側花弁はかぶと状でずい柱をおおう


サラサドウダン  ツツジ科ドウダンツツジ属 別名フウリンツツジ
漢字で花名を書くと「更紗満天星」と表記されるように、名前の由来は
花の模様を更紗染めに見立てたもの 

同じところに花色が薄く白色に近いものも咲いていた。
木を確かめると、隣の木の枝の花が混ざっていた。
 

サラサドウダンの薄色タイプ

これとは別にシロバナフウリンツツジと呼ばれる花が沢山あるので
紛らわしい


シロバナフウリンツツジ


シロバナフウリンツツジが満開で開運山を染める
実に見事です。
この花を見に来たという年配者もいたほどである。。


斜面の下に咲いているクサタチバナを望遠でやっと撮影


キバナノコマノツメの群落が有った


ズミ、ほとんどがピークを過ぎていたが、この木は満開だった


トリガタハンショウヅル、キンポウゲ科センニンソウ属
牧野富太郎博士が、高知県の鳥形山で初めて発見したとと言う
草本状の木本性のつる植物、葉は3出複葉、花は淡黄白色、鐘形
花弁状の萼片は4個で、先は少し半曲する。
外面に毛が多い。花茎は葉柄より短い。


トリガタハンショウヅルの木の様子


保護用のオリに囲まれて咲いているノビネチドリ


こちらは別なオリのノビネチドリ、望遠で撮ってトリミングしても
この大きさにしかならない。


アツモリソウの蕾、これも保護用のオリに囲まれている
オリが沢山あるがほとんどが葉の陰で撮りにくい。


ホソバノアマナ、これは目が慣れたらあちらこちらに咲いていた


ホソバノアマナ ピークを過ぎて結実中かな


三つ峠ネットワークの人たちが、保護地で笹の草刈作業をしていた
自分も森づくりでボランティアをしているので、親しみを感じます
と同時に暑い時期の作業の大変さも、ご苦労様ですと言いたい。


保護ロープに張り出されていた三つ峠ネットワークの紹介写真
会のHPには、観察会の報告などが掲載されていて参考になる


帰りの下山中に、道案内するかのように私たちの前ヲを
ピョンピョン歩いてくれた小鳥

まだ未掲載の花もあるが、とりあえず三つ峠に咲く花はこれで終了

花友のKさん撮影の三つ峠の花をを掲載します


アオチドリ


アオチドリ


アオチドリ


ニッコウヒョウタカボク


ニッコウヒョウタンボク


ヒメムヨウラン

メールで送られてきた写真を800ピクセルに変換して掲載しています。

尚、以前に掲載したKさん撮影の高尾山の花のうち、オオバミゾホオズキ
と記載したものが「ミゾホオズキ」の誤りだったと訂正と、新たな写真が
添付されていましたので、以前の掲載場所に追加して訂正します
「 花友Kさん撮影の高尾山の花 」 6月1日掲載のブログ













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