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花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

植林地に咲くツルリンドウとオトギリソウ

2020年08月26日 07時37分50秒 | 自然観察
熱すぎて山登りは無理なので、上曽峠の書林地の林道を少し歩いた
この時期なので花は少ない。
わずかにツルリンドウが咲き始めで数株有った
オトギリソウはあるのだが、花が開いているのが少ない。
この辺にはモミジハグマが生育しないので、多分モミジガサなのだろうが
よく滑る坂道の途中に咲いていた。
よく似た花にテバコモミジガサと言うのもあるらしいのだが、実物で比較
していないので、よく分からない。


咲き始めのツルリンドウ




雄しべが真ん中に集まっている。
雄しべ先熟と聞いているので、柱頭はまだ開いていないのだろう
柱頭が開く頃に、雄しべが離れていくという。
自家受粉を防ぐ仕組みなのだが、受粉出来なかった場合は
自家受粉もするらしいが、そこまで観察したことが無い。


一株だけ開いていたオトギリソウの花
近接撮影すると花の黒点などが写る


オトギリソウの葉、やはり黒点が写る


オトギリソウの花の付近
この花は平安の頃、鷹匠の晴頼が鷹の傷を治す秘薬である薬草の名前を
弟が漏らしてしまったので、怒って弟を斬り殺してしまった。
そのときに飛び散った血が、草や花に黒点として残ったという

弟を切ったので、花の名前もオトギリソウとなったとか
漢字で書くと「弟切草」まんまである。


モミジガサと思われる野草

草姿

花のアップ
写真はオリンパスのコンデジ、TG-5で撮影しているので
ファインダーが無いので、ピントはカメラ任せでいい加減(;。;)