老人(？)の星

野毛山にいるラクダの『ツガル』さん。
彼女は１９８２年、７歳の時に青森県むつ市内の牧場から野毛山にやってきたそうです。
てことは・・・今年で34才！！
人間で言えばもうとっくに100歳こえちゃってるな感じです、凄いねツガルさん！
足を悪くして完全に立ち上がることの出来ないツガルさんですが、毎日毎日もりもりとお食事しているようです。
近所のおじさんだとかいろいろな人が野毛山に来ますが
『お前より先に俺の方が逝っちまうかもなぁ。』
『お前がそうやって生きてるんだから、負けてられないよなぁ。』
とか言ってずっと見てるおじさんとかいました(。´・ω・)・・・。
なにはともあれ、長生きしてねツガルさん！！

そんなツガルさんが気になる方はこちら
ツガルつれづれ日記→http://www.hama-zoo.org/blog/tugaru/


動物園は虐待だ動物が可愛そうだなんだと言う人もいますが、私は動物園が大好きです。
だって、こんな素敵な出会いが出来る場所なんですもの。
それに、野生で暮らしている動物達全部が幸せなのかというのも疑問です・・・環境破壊や密猟やなんだとありますし・・・アラビアオリックスのような例もありますから・・・。
動物園と言う限られた中で、いかに退屈させずに毎日を過ごさせてあげるかが一番のポイントで難題すよね。
最近は旭山が良くも悪くも、日本でも動物園の飼育展示方法を考え直す良い機会を与えてくれたと思います。


野毛山は飼育さんとお客さんとの距離が近くて素敵でした。
前足の一つがない『オジャガ』というクロジャガーがいるのですが。
夕ご飯の時間に近所の小学生の女の子3人が、ちょうど運動場を掃除してご飯を置いていてオジャガが裏に入ってる時にやってきたんです。

女の子『オジャガいないねー。』　飼「ちょっとまってねー。」

女の子『オジャガはどうして前足がないの？』女の子『お父さんと遊んでる時にケガしたんだよね。』　飼「そうだよー、よく知ってるね」

女の子『オジャガかわいそう、お父さん最悪』　飼「でもお父さんも悪気があったわけじゃないんだよー」

女の子『でも、オジャガはちゃんとお世話されてて幸せだよね！』　飼「ありがとう、じゃあオジャガ出すよー」

ってもう・・・なんか横で聞いててこっちが楽しくなるような会話でした(笑