☆ジュブナイルステークス☆

昨日に開催されましたコミケでジュブナイルステークス(http://www.juv-st.com/)の管理者の一人であり、きらめく文体で優しく心に光を灯す作家でもあり、代表である楡崎瞬ジュブナイルステークス代表が、自らブースへと出向き活動を行いました。

未だ完成型にはならない(なるつもりが、あまりない？)私に作品発表の場を与えて下さった事、可能性の広がりに歯止めをかける事もなく、あくまで自由に感性の赴くままに私達ネット作家を見守って下さった事につきましては、代表と武石氏に感謝をこの場を借りまして挨拶させて頂きます。

作家として作品を書きながら、他の作家の作品を読みながら感想を欲しがっていた、私は今もここにいます。

反応がリアルにダイレクトに、そしてソフトに打ち込んだら響く事なら出来ます。

書いてデジタルの世界の中に心のままに言葉を書き連ねて放り込んで、そしてそこへ飛び込んだ自分自身を私は認め、その未熟だったかもしれない過去の自分を今、やっとどうにか肯定する。

必要なのは、作家としてのプライドじゃない事は解っていた。
書いて書いて行かなければ絶えて、枯れて、終わる。
それも解っていたからこそ、私は「今しか出来ない表現」と言うものを追い掛けた。

感性は時を追えば幾らでも変わりゆくものだ。
しかし、私は未完成であると自覚していた。
常に未完の未熟な作品しか書いていないと、作品を読み返しながら思っていた。

胸の中に浮かんだのは、いかにして私は私の目指す高みを手にする事が出来るか、である。

もちろん、リアルで私に半ば馬鹿にした意見を言った人間がいた。
ネットの作家なんて意味があるのかという蔑視、本を出していないなんてと言う嘲笑、才能が無い癖に良い文が書けているつもりになっていると言う評価。

物書きをしたがる人間など、所詮は夢追い人でしかないのかと私は悩んだ。
しかし、私は模索をしながらも書き続けた。
いつかやって来る明日を信じて。

「作家になったなら１冊位は自分の本は出しておくべきだ。」
確かにそうだと思った。

しかし、私は全国流通販売のメリットもデメリットも感じている。
私は今、私のために書いている訳じゃない。

確かに、自分の為かもしれない。
しかし、私は誰かの笑顔を思い浮かべながら表現して生きていきたい。

私のような作家は、きっとたくさんいるかもしれない。
まだこの世界には可能性が秘められていると思う。

きっと今は私にとってもジュブナイルステークスにとっても、何かが飽和して、溢れかけているけれど、また新しい始まりへの分岐点なのではないでしょうか。

幾度か意見や方向性の違いによる衝突をしながらも、私はまだジュブナイルステークスの作家でいようとしている。

私はジュブナイルステークスの作家、紅楓だ。
自分が望むように何時か旅立つ巣立ちの日がやって来るまでは、これでやっていく。

代表を時に困らせながら、私は私の道を歩くよ！
私は飛べない鳥でも無いし、半端な世界で生ぬるくやって行くつもりはない。
やれる事をやるよ！

そういう訳で、まだ隠居はさせないからね、代表！(笑)
２００７年もつっ走って行くから、付いて来てよね？？
"o(´∀｀)○"))