交通網が発達しそびれた ど田舎県に住んでいます。
この県では18歳になればみんな免許を取るのはあたりまえ。
免許の数だけ車がある、田舎ってのは実はお金がかかるんですよね。
私もなんだかんだ、ドライバー歴まもなく30年?
車に乗らない日はないくらい毎日クルマとお付き合いしています。
長いあいだクルマ社会に身をおいていますと
クルマってのは人や物を運ぶのと同時に
その人の人生も運んでいるような気がいたします。
例えば子供が生まれ、産院から帰ってくる時も車です。
冠婚葬祭、入学式卒業式、わが県では人生の節目にはいつもクルマと一緒なんですよね。
デートもケンカもプロポーズも、み~んな車だったり。
だから車を廃車にするときはとっても寂しいものがありませんか?
思い出がたくさん詰まっているわけです。
ご主人を亡くされ、その悲しみから決別するために思い出の車を廃車にする人もあれば
その逆で、いつまでも大切に乗り続ける人もあります。
どちらの選択もアリですよね。
こういったように私達の県においては車と人生が深く絡み合っています。
だから車が増える時も減る時も、主に乗る人が替わる時も
それはそのご家庭にとって 人生の節目、人生の転機 になっているような気がします。
我が家にも新しい仲間アイちゃんを迎えたというのは
なにか転機が訪れているのは確かですね。
私達は今、どちらの方向へ向かおうとしているのでしょうか。
またどちらの方向へ行きたいのでしょうか。
願いはなにか
要請はなにか
声なき声に静かに耳を傾けられる自分になりたいです。