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暗闇検校の埼玉県の城館跡

このブログは、主に、私が1980年代に探訪した中近世城館跡について、当時の写真を交えながらお話しするブログです。

奈良梨陣屋跡(小川町)

2018-04-10 19:39:48 | 城館跡探訪
本日は、奈良梨陣屋跡について書きたいと思います。

奈良梨陣屋は、信州の名族諏訪氏が、徳川家に従い関東にに入った時、

所領として与えられた当地に築いた陣屋です。

県道11号線を小川方面に向かうと、奈良梨の交差点がありますが、

そこに大きな鳥居があるので、すぐにわかります。八和田神社の境内が館跡になります。

調査日は2018.02.07です。


八和田神社は、長い参道が往時の盛んなころを忍ばせます。





ここには、過去数度きたことがありますが、初めて来たのは1985年の秋の頃だったと思います。

当時は、村の経済の中心らしく、マーケットや飲食店が並び、もう少しにぎわいを感じさせましたが、

今はひっそりとしています。神社の前に一が立つというのは、中世的でいい感じなのですが。



とにかく参道が長いです。







おそらく150mくらいはあると思います。

神社には池がありますが、ここは恐らく館の苑池だったのではないでしょうか。







池には厳島神社がまつられています。






さて、本殿に向いましょう。










境内には、杉の御神木があります。






さて、館の遺構を見ましょう。

奈良梨陣屋に遺構は、八和田神社の境内裏にあり囲む土塁と水堀、空堀です。







土塁は高さがあります。

この辺りはずっと境内裏になります。







境内裏に出口がありますがこの辺りの土塁が一番高いところです。

館跡東側には堀跡があります。

来る季節によってですが、湛水していることがあり、もともとが水堀だったと思われます。







案内板も設置されていました。













堀跡は、神社脇の苑池につながっていたと思われ、こうした点からも、この堀が水堀であったと考えられます。